商品コード:1341-044[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮/ スーク:弦楽セレナーデ, ヴォルフ, R.シュトラウス
商品コード: 1341-044
商品詳細:1972年の小デッカオリジナルだが音質は充分良い。ドイツ系管弦楽3曲入り、作曲家スークは1874年チェコ生まれ。ドヴォルザークの娘と結婚し、民族的な作風から出発したが、その後新しい風を吹き込んだ優れた作品がある。このOp.6は若干18歳の時の作品ながら大変優れた内容を持っている。初めて聴いても、スラブ色が薄く、さらりとした美しい曲。B面のヴォルフとシュトラウスもミュンヒンガーの的を得た味付けで快い気分に浸りきることができる。R.シュトラウスの作品は1941年に作曲された歌劇「カプリッチョ」の前奏曲である。弦楽六重奏で演奏するという指定の為、前奏曲だけ単独で「弦楽六重奏のための序奏」として演奏されることが多い。ミュンヒンガーは室内オーケストラ用に編曲して演奏。 ヴォルフ:イタリア風セレナーデも元々、弦楽四重奏曲として作曲された。ヴォルフ自身が弦楽合奏のために編曲している。弦楽合奏ではヴァイオラのソロが入る美しく快活な作品。ヴィオラのエンリケ・サンティアゴ(1939- 2022)は、マドリッド 生まれでシュトゥットガルト国立音楽大学の教授であった。自身の名前を冠した五重奏団を持っている。ミュンヒンガーは1987年、72歳で引退するまで積極的な活動を展開し、2年後の1990年3月13日、地元シュトゥットガルトで亡くなった。晩年は不遇であったらしい。これはあまり取り上げられないマイナーな室内オーケストラ作品3曲を収録。DECCAファンには是非。
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