商品コード:1341-032[DECCA] H.シュミット・イッセルシュテット指揮/ ベートーヴェン:交響曲9番「合唱」

[ 1341-032 ] Beethoven, Joan Sutherland, Marilyn Horne, James King, Martti Talvela, Vienna State Opera Chorus, Hans Schmidt-Isserstedt ‎– Symphony No 9 'Choral'


通常価格:¥ 3,850 税込

¥ 3,850 税込      

数量

商品コード: 1341-032

作品名:ベートーヴェン:交響曲9番Op.125「合唱」/--1.Allegro Non Troppo, Un Poco Maestoso--2.Molto Vivace--3.Adagio Molto E Cantabile (Part 1)-- | --3.Adagio Molto E Cantabile (Concluded)-- 4.Finale: Presto - Allegro Ma Non Troppo - Allegro Assai
演奏者:H.シュミット・イッセルシュテット指揮ウィーンpo./ウィーン国立歌劇場cho. J.サザーランド(s)M.ホーン(ca)J.キング(t)M.タルヴェラ(bs)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6233
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面12時に無音点あり
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・第3版】---大デッカ溝なしED3, Made in England by~, 9時にSPEED 33-1/3, グルーヴガード厚, Ⓟ1966・6時, Rights Society:記載なし, Tax Code:J/T(1968年11月~1973年4月を示す)・K/Tあり, スタンパー/マトリクス:ZAL-7143-20G/ZAL-7144-30G(ストレート小文字マトリクス・英DECCAタイプ), DECCAステレオ録音製造を示すZAL***で始まる専用マトリクス使用, マトリクスのGはTed Burkettのカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):BU/K, 再補助マトリクス(9時):56/1, 1960年代スタンパーによる1969年頃の製造分, これより古い番号存在せず, ED1レーベル存在する(超希少), ED2レーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する(1G/1Gが存在すると思われる), これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし(ED4からWのHarry Fisherに変更), モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, ステレオ・第3版, 3rd issue for stereo in UK.
ジャケット:【英国でのステレオ・第2版】---表コートペラ, 別紙歌詞リブレット付き, 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在する番号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない), Ⓟなし(C)1966, 製作:The Decca Record Company Limited. London , 印刷:James Upton Ltd. Birmingham & London, B.B.B.ブルーバックボーダージャケット存在せず, ラウンド折返表コート(aka scalloped)ジャケ存在せず, 折返ジャケット存在せず, 同一デザインだが2時にSTEREO ロゴあり, これより古いジャケット存在する, ステレオ・第2版, 2nd issue for stereo in UK.
トピックス:1965年12月8-12日ウィーン・Sofiensaal・にてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Lock, プロデューサー:Erik Smith, マスタリング/カッティング:Ted Burkett(イニシャルG), 1966年The Decca Record Company Limited. London によりコピーライト登録・同年ED1レーベル(マトリクス1G/1G?・折返なしジャケット入り)で初リリース→1968年頃同一番号・ED2レーベル→1969年同一番号・ED3レーベル・当アイテム→1970年頃同一番号・ED4レーベル---と変遷する, 但し当社ではED1レーベルは25年間で1度入荷しただけの希少盤, ED3迄なら初期盤として十分に価値あり, これは1969年製造のED3盤が第2版ジャケット(僅かな差異)に入るケースでED4が市場の大半を占める中で初期盤といえる, 市場にはED4が圧倒的に多い, ED1との製造年差は3年足らず, H.シュミット・イッセルシュテット指揮ウィーンpo.はDECCAで二人目の一人指揮者による1965-9年交響曲全曲録音, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:第9はED1が存在するが過去に1度しか入荷が無い。その価格は3万円だった。ED2がオリジナル?と思いたくなるほど。録音は良く、かなりスッキリしたオケだ。余分な贅肉を取り払った骨格だけのようなストレートな印象。1枚だからといって特別スピードが速いわけではないが、よどみなく颯爽と曲は流れる。B面2/3が合唱となるが、大袈裟なこけおどしのような所がなく、あくまで淡々と進める。闇の中から浮かび上がる島のような佇まいがこの人流。アンセルメの最初の第9のSXLは一枚だった。H.シュミット・イッセルシュテット指揮ウィーンpo.はDECCAに全曲録音を行った。ED3/ED4なら相当安価に購入可能。プレスは非常に多い。よく売れたLPということだろう。ED3くらいまでなら十分に初期盤の音質を楽しめる。市場の大半がED4レーベルである。DECCAにおける最初のベートーヴェン:交響曲の全集録音はアンセルメ/スイス・ロマンドo.による1958年-1963年の録音であった。1965年DECCAは2回目のベートーヴェン:交響曲の全集録音を企画、プロデューサーのエリック・スミスが陣頭指揮を執った。イッセルシュテットは既に1958-59年バックハウスとピアノ協奏曲全曲録音を終えており、ウィーンpo.との相性が良かったこともわかっている。また1950年代初期にDECCAにNDRとドヴォルザークの交響曲2番やスラヴ舞曲集、ブラーム:ハンガリー舞曲集などをモノラル録音していてDECCAにとっても重要視していた指揮者であった。1952-3年にはドヴォルザークの交響曲第7番とチャイコフスキーの交響曲第5番をジョン・カルショウがプロデューして記憶に残る録音となっている。DECCAにおけるメイン指揮者ではなかったが、その後のバックハウスとの成功を見たDECCAが2回目のベートーヴェン:交響曲を全集録音をイッセルシュテットにオファーしたのは自然の流れであったといえる。イッセルシュテットのスタイルは癖がなくオーソドックスだが優美で芳醇である。DECCAが求める指揮者のスタイルとも合致したアンセルメとの共通点もある。スイス・ロマンドo.の次はウィーンpo.というのもセールスポイントになる。1960年代にDECCAが求める理想像は繰り返し聴いても飽きのこない「中庸の美」ではなかったか?イッセルシュテットほどピッタリな指揮者はいないと判断したと推測できる。まず1965年11月交響曲第3番「英雄」が録音され、ケネス・ウィルキンソン他が技師を担当。順調に進行し1969年6月の交響曲第7番で全曲が終了した。ウィーン・フィルにとって初めての全曲録音となった。録音場所はゾフィエンザール(Sofiensaal)。数々の名演が生まれたホールである。以前に使用されていたムジークフェラインザールより残響が短めで録音向きのこのホールが80年代中期頃までDECCA専用の録音スタジオとして使用された。これら2回目のベートーヴェン:交響曲全集は1980年代まで再版が繰り返され、DECCAが誇る名盤としてCDにも受け継がれてゆく。

イッセルシュテットの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)