商品コード:1341-027[DECCA] R.クーベリック指揮/ ドヴォルザーク:交響曲9番「新世界より」
商品コード: 1341-027
商品詳細:SXL 2005、DECCAのステレオ第4号LPでDECCAで最初のステレオによる「新世界交響曲」。R.クーベリック指揮ウィーンpo.が担当した。大指揮者なら誰もが録音する大作である。クーベリックは運よくDECCAステレオの最初期に声が掛かり1956年ウィーンpo.とモノラル/ステレオでの録音が決まった。ウィーンpo.といえばケルテスの初回録音も大変な名演だが、クーベリックの場合は時期が良かった。ウィーンpo.も1956年当時の団員のクオリティは10年後とは比較にならない程の高いレベルにあった。細かな節回しの好き嫌いはあったにしても、この圧倒的なスケール感は後の録音では出せないものである。1972年クーベリックはベリリンpo.と再録音を行ったが比較する余地もないほどウィーンpo.との録音は優れている。ラファエル・クーベリック(1914 - 1996)はチェコ生まれだけにこの曲には思い入れが大きかったに違いない。1951年シカゴo.とその後、1956年ウィーンpo.、1972年ベリリンpo.、1980年バイエルンo.と少なくとも4回は録音がある。スラブ的な雰囲気も適度に持ち、その熱量、エネルギーは凄まじいものがある。細かな点を除けば万人を唸らせることができる「新世界交響曲」と言えるだろう。クーベリックはこの録音でDECCAに於ける地位を盤石なものとした。またステレオ録音に置ける「新世界交響曲」のスタンダードを作ったとも言える。演奏・音質共に乗り越えるのが困難な高い壁となり今日に至る。テンポ良く颯爽と進み怒涛の展開を開始するスリリング且つ痛快な演奏!
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