商品コード:1341-024[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮/ シューベルト:交響曲8番「未完成」, 交響曲2番
商品コード: 1341-024
商品詳細:カール・ミュンヒンガー( 1915- 1990)はドイツのシュトゥットガルト生まれ。シュトゥットガルト大学に進み、6年間の学生生活の傍ら、シュトゥットガルト教会のオルガニストと合唱指揮者を務めた。また、ヴァイオリン、ピアノ、オルガンの個人指導も行った。その後ミュンヒンガーはライプツィヒに渡り、自分で学費を稼ぎながら指揮者ヘルマン・アーベントロートに師事した。アーベントロートが指揮をしていたライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を指揮する機会もあったが、「ピアノを使わずにスコアの音像を把握せよ」という師の要求には苦労したと語っている。尚、アーベントロートの他にも、指揮者のヴィルヘルム・フルトヴェングラーやクレメンス・クラウスに影響を受けた。1945年音楽好きの医者の助力を得ながらシュトゥットガルト室内管弦楽団を設立した。イタリアのイ・ムジチ合奏団とともに第二次世界大戦後のバロック音楽ブームの火付け役であるとされている。1956年には西ドイツ政府の音楽使節として訪日し、読売新聞社が主宰し、ドイツ大使館が後援した全国ツアーで日本各地を訪れたことで日本で認知度が高い。1950年代後期からDECCAの意向でウィーンpo.との共演が多くなり、特にシューベルトの「未完成」交響曲を皮切りに、全集ではないが大半の曲がウィーンpo.と録音された。ミュンヒンガーとシューベルトという相性の良さをDECCAも感じたのだろう。ウィーンpo.を使うことでややもすると硬い表情になりがちなミュンヒンガーのスタイルを平準化するのに役立っている。ミュンヒンガーも逆らわず、ウィーンpo.の持つ汎用的な滑らかさだったり、湿気の多さを上手く使い、クオリティの高い演奏となっている。もしシュトゥットガルト室内管弦楽団との演奏だったら、もっとドイツ色が濃くなっただろう。流石ウィーンpo.というべきだろうか?両者の良い部分が相乗効果となった、ややドイツ的なシューベルト!音質はすこぶる良いステレオ・オーディオファイルプレス!
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