商品コード:1342-031pb[Chant du Monde] セトラック・ヤブルヤン(pf) / ビゼー:Pf独奏曲全集

[ 1342-031pb ] Bizet, Setrak – Oeuvre Intégral Pour Piano Seul


通常価格:¥ 9,900 税込

¥ 9,900 税込      

数量

商品コード: 1342-031pb

作品名:ビゼー:Pf独奏曲全集/夜想曲第1番 ヘ長調, 演奏会用半音階的変奏曲, 奇想曲第1番 嬰ハ短調, 奇想曲第2番 嬰ハ長調, 幻想的な狩り, 無言歌 ハ長調, 華麗なる主題 ハ長調, ワルツ ハ長調, 3つの音楽スケッチ(全3曲)--1.Ronde Turque--2.Sérénade--3.Caprice | 演奏会用大ワルツ 変ホ長調, 海景, 夜想曲第2番 ニ長調, 家族の店(全3曲)--1.Meditation religieuse--2.Romance sans paroles--3.Casilda, ラインの歌(全6曲)--1.L´Aurore--2.Le Départ--3.Les Reves--4. La Bohémienne--5.Confidences--6.Le Retour, 4つの前奏曲
演奏者:セトラック・ヤブルヤン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Le Chant du Monde
レコード番号:LDX 78776-7
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, 箱入り2枚組, 2 single records in box
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 表面に軽度のシワ
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---黒白地球儀/銀逆内溝, グルーヴガード厚, 9時に33 tours, 表記されたレコード番号:LDX 78776/LDX 78777, Price Code:なし, Rights Society:DP, Ⓟ1984, マトリクス/スタンパー:MPO LDX 78776 A/MPO LDX 78776 B---以降省略 (手書き文字スタンパー・Le Chant du Monde/MPOタイプ), Le Chant du Monde音源ステレオ製造を示すMPO LDX***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:AM/----以降省略, 再補助マトリクス:なし, MPOはプレス専門の会社'Moulages et Plastiques de l'Ouest' の略称で1957~1984年まで存在した, 1980年代のスタンパーによる1984年頃製造分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:MPOの技師, Le Chant du Monde音源のLe Chant du Monde制作MPOプレス, 工場:MPO・Moulages et Plastiques de l'Ouest, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---全6面厚紙コート被せ箱, リブレット付き, 表記されたジャケット番号:LDX 78776/77, Price Code:CM 460×2, 背文字:あり(白色・黒背景), ジャケ裏年号:なし, ⓅなしⒸ1984, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Le Chant du Monde., 印刷:Imp .de St-Michel. Ambazac, 供給:Harmonia Mundi France, これより古い箱存在せず・単売も存在せず, オリジナル, original
トピックス:1984年6月28-19日・7月2-3日パリ・Salle Adyar (Société Théosophique de France)・でのステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:記載なし, 1984年Le Chant du Mondeによりコピーライト登録・同年Le Chant du Monde:LDX 78776-7(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 1930年イスタンブール生まれのセトラック・ヤブルヤン(展覧会の絵/仏Picture:3357)と同一人物 未発表作品はマリオス・ボワ版のスコア使用, 鬼才ピアニストが手掛けたビゼー:Pf独奏曲全集というマイナー・ピアノ曲集!大推薦!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ピアニスト、セトラック・ヤブルヤン(1930-2006)はトルコ・イスタンブールで生まれのアルメニア人。最初本名で1958年に仏マイナー・レーベルPICTUREに録音した「展覧会の絵」で鮮烈なデビューを果たし、1967年フランスに帰化、名前もSETRAKに改名した。デビューLPの「展覧会の絵」は知る人ぞ知る「展覧会の絵」の傑作録音。その後17年間録音が無く、1970年代中期になって再び活動を開始したピニスト。再始動時に改名し、セトラックだけで表記するようになった。アルメニア系であることを意識させないイメージ戦略だろう。1975年にLa Voix De Son Maître、1980年頃からSOLSTICE、Le Chant du Mondeなどに録音を再開した。セトラックはパリでコルトー、ロンに師事した正統派で、リストの伝統を受け継ぐ技巧派のピアニストだ。彼のクリスタルな硬質で透明度の高い音をシャン・デュ・モンドもよく捉えていて、このビゼーのピアノ曲という珍しい作品をお宝にできると信じる。デビュー当時の技巧は健在で、ショパン、カバレフスキー、ブゾーニ、リストなど様々なレパートリーを披露した。当時の「展覧会の絵」を思い出させるロシアンスクールを彷彿とさせる切れのよいタッチが聴ける。どこかローカル色を残すあたりが彼の魅力でもある。Le Chant du Mondeがセトラックに目を付けたことは不思議さを感じる。長い沈黙の期間に相当に訓練を積んだのだろう。迷いなく降りかざす打鍵は爽快の一言に尽きる。セトラックが単に優れた技巧派ではないことは既に「展覧会の絵」で証明されており、この録音では更なる腕前の進歩と曲の多彩な表現力を身に付け、幅の広いピアニストとなって現れた。それが真実だろう。硬質なタッチを意図的に使いビゼー的世界を表現している。曖昧さの全くない切れ味鋭い演奏。「展覧会の絵」で感じた音を包丁でみじん切リにしたような個性はここで進化した形を見せる。超が付くような辛口スタイルに徹している。ビゼーのピアノ作品という超が付くマイナー作品集で殆どの方が初めて聴く曲だろう。しかし、針を落とせば、ぐいぐいと引き込まれるセトラックの魔術にはまることになる。一種豪華であり、また悪魔的な魅力で聴く者を翻弄する不思議なピアニスト。1980年代に入っての録音だが心配はいらない、1970年代と変わらない高音質録音である。エコー分はほぼ感じないリアルな音である。まるでリストを聴いているような印象。只ならぬ気配が常に付きまとう、ある種危険なLPである。

セトラックの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)