商品コード:1342-022p[DECCA] G.ショルティ指揮/ ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(全曲)

[ 1342-022p ] Wagner, Birgit Nilsson, Fritz Uhl, Regina Resnik, Tom Krause, Arnold van Mill, Georg Solti – Tristan Und Isolde


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商品コード: 1342-022p

作品名:ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(全曲)/-- Prelude - Act 1 - Part 1 Westwarts Schweift Der Blick-- --Act 1 - Part 2 Das Sage Sie Der Frau Isold!-- | --Act 1 - Part 3 Du Merke Wohl, Und Melt Es Gut!-- --Act 1 - Conclusion Tristan... Isolde... Treusoler Holder!-- Act 2 - Part 1 Horst Du Sie Noch?-- | -- Act 2 - Part 2 Isolde... Tristan... Geliebter!-- -- Act 2 - Part 3 Unsre Liebe? Tristans Liebe?-- | --Act 2 - Conclusion O Konig, Was Kann Ich Dir Nicht Sagen--Act 3 - Part 1 Kurwenal! He!-- -- Act 3 - Part 2 Hei Nun! Wie Du Kamst?-- | -- Act 3 - Part 3 O Wonne! Nein!-- --Act 3 - Conclusion Ich Bin's, Ich Bin's Süssester Freund-- | --ボーナスLPリハーサルの抜粋「オペラの誕生」A-- --ボーナスLPリハーサルの抜粋「オペラの誕生」B
演奏者:G.ショルティ指揮ウィーンpo./ウィーン楽友協会cho. B.ニルソン(s)R.レズニク(s)F.ウール(t)A.v.ミル(bs)T.クラウセ(br) V.クメント, E.コツープ, P.クラウン(t)T.キルシュビヒラー(br)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SET 204-8
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×5+1, 箱入り5+1枚組, 6 single records in box
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:第4面5時に極小50回出るスレ, 12時に小25回出るスレ, 第6面2時に微かに70回出るスレ, 4時/8時に極小~小15回出るスレ, 9時に極小~微かに20回出るスレ, トータルで7/6-とした
レーベルタイプ:【英国でのステレオ第2版】---大デッカ溝ED1相当×1, 大デッカ溝ED2相当×5, 10時にOriginal Recording by~/Made in England by~, 9時にSpeed 33-1/3, グルーヴガード厚, Rights Society:なし, Ⓟ1961・3時, TAX Code:K/T(1963年7月~1968年11月を示す)・O/Tあり, スタンパー/マトリクス:ZAL-5007-7K(第1面)/ZAL-5016-8K(第10面) ---中間部省略 (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すZAL-***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティングマスター:イニシャルKはAnthony Hawkins(アンソニー・ホーキンス)を示す, 補助マトリクス(3時):I(第1面)/M(第10面) ---中間部省略, 再補助マトリクス(9時):1(第1面)/1(第10面) ---中間部省略, 1960年代のスタンパーによる1966年頃製造分, SXL番号存在せず, ED1相当タイプ存在する(1961年分), これより古いステレオレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, これより古い3時は存在する, カッティング担当の前任者:あり・Stanley Goodall, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., ボーナスLPが付く(ED2相当), オートマチック・カップリング, ステレオ第2版, 2nd issue for stereo
ジャケット:【英国でのステレオ・第2版】---外周5面黒クロス紙表コート箱, 7時に地色ベース□DECCA(白文字), リブレット付き, 表記されたジャケット番号:SET 204-8, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・黒クロス紙背景), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在する番号:不明(年号記載ないが当箱ではない・旧タイプあり), ⓅなしⒸ1961, 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:James Upton Ltd. London & Birmingham, ビニールポケットアルバム( white plastic wallet sleeve)は存在せず, 外周5面灰クロス紙表コート箱存在する, これより古いジャケット存在する, ステレオ第2版, 2nd issue for stereo
トピックス:1960年9月6-30日ウィーン・ゾフィエンザールでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Brown, プロデューサー:John Calshaw, 編集/カッティングマスター:Stanley Goodall→Anthony Hawkin→Ted Burkett, 1961年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年3月DECCA:MET 204-8/SET 204-8(ED1相当レーベル・外周灰クロス紙表コート箱入り)にて初リリース, これは1966年頃製造のステレオ第2版盤が1964年代製造の第2版箱に入るケースで第2版に当たる, ボーナスLP・リハーサルの抜粋「オペラの誕生」(「 The Birth Of An Opera: Tristan Und Isolde」)が付き6枚組となるケースと付かない場合がある(当盤には付く), ショルティが1958年から65年にかけて完成させた史上初の「ニーベルングの指環」全曲録音とは別の録音, 全曲録音は「ラインの黄金」:1958年9月24日~10月8日→「ジークフリート」:1962年5月6日~18日・10月21日~11月5日→「ワルキューレ」:1964年5月下旬~6月上旬・10月26日~11月26日→「神々の黄昏」:1965年10月29日~11月19日の日程で録音された, 「ニーベルングの指環」以外の「トリスタンとイゾルデ」も1960年に録音された, 「パルジファル」も1971年12月-1972年6月に録音された, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★+

商品詳細:ショルティは1950年代当時、SXL 2000番台のデモンストレーションのような録音に付き合わされており、ここで遂に本当に自分のやりたいことができた、そんな彼の喜びさえも感じられる。天を駆け昇る如きエネルギーが伝わる。よく知られているが、大作「ニーベルングの指輪」は元々クナッパーツブッシュ( 1888 - 1965)で録音される予定であった。初のステレオによる全曲録音を任されたDECCAのプロデューサー、ジョン・カルショウはこの時若干34歳、クナッパーツブッシュは天にそびえる大指揮者。カルショウの思い通りになるような相手ではなかった。当時はプロデューサーより大物指揮者は格段に地位が上である。録り直しなどもっての外で、とてもクナッパーツブッシュで「ニーベルングの指輪」全曲を録音するのは不可能であった。クナッパーツブッシュ自身、既に高齢であり1957年時点で70歳。最後まで指揮が出来る保証もなかった。クナッパーツブッシュの性格は粗野で、不愉快な激しい性格も知られており恐れられていた。マエストロの怒りは発火しやすく、かなり直截な言葉の脱線も珍しくなかった。著名なソプラノ歌手、ビルギット・ニルソンが報告したように、歌手はしばしば演奏中でさえもミスのために彼から大声で下品な言葉を浴びせられたという。 オーストリアのジャーナリスト、アンドレアス・ノヴァークはクナッパーツブッシュを「不機嫌そうな人道主義者」と呼び、非常に適切に特徴付けている。この事態を打破すべくカルショウは、当時まだ有名でもなく、強い発言権を持たないが誠実であり、粘り強い努力家である指揮者ゲオルク・ショルティ(1912- 1997)を起用した。1957年時点で彼は45歳前後。カルショウは経営陣を説得し、長丁場となる「ニーベルングの指輪」をショルティに託した。カルショウはテスト録音として1957年5月「ワルキューレ」の第3幕を録音。この録音の出来で「指輪」の担当が変わる可能性さえ秘めた重要な録音だったが、ショルティは予想以上の仕上がりで期待に応え、「指輪」の担当を手にしたのであった。1958年録音の「ラインの黄金」は本編のスタートとなった。御大クナッパーツブッシュと比べてしまえば貫禄という点でまだまだな印象は残るが、当時、このレベルで「指輪」が発売出来れば文句は無かったと思われる。1958年~1965年までを費やして録音史上燦然と輝く偉業である初のステレオによる「ニーベルングの指輪」が完成した。ショルティは世界的大指揮者の仲間入りを果たし、クナッパーツブッシュの仕事は激減した。録音史上に残る初の一人指揮者・同一オケによるステレオ全曲録音となった。カルショウは「ラインの黄金」が終わった時点で「ニーベルングの指輪」以外のオペラもいけると考えたに違いない、「ニーベルングの指輪」が終わる前に既に1960年9月「トリスタンとイゾルデ」を組み込んでいた。ショルティの能力は想像を超えて高かったようである。「ニーベルングの指環」以外にこの「トリスタンとイゾルデ」、「パルジファル」も1971-2年に録音している。「トリスタンとイゾルデ」を早い時期に持ってきたのは市場の要望に沿ったものと考えられる。世界中でワーグナーならショルティという図式が出来上がった。

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