商品コード:1343-058[ARION] J.&O.デルフィーノ(pf) / ドヴォルザーク:スラヴ舞曲全集(4手Pfによる)

[ 1343-058 ] Jacqueline et Otto Delfino, Dvorak Danses Slaves


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商品コード: 1343-058

作品名:ドヴォルザーク:スラヴ舞曲全集(4手Pfによる)/--スラヴ舞曲集 第1集Op.46--第1番 プレスト ハ長調--第2番 アレグレット・スケルツァンド ホ短調--第3番 ポーコ・アレグロ 変イ長調--第4番 テンポ・ディ・ミヌエット ヘ長調--第5番 アレグロ・ヴィヴァーチェ イ長調--第6番 アレグレット・スケルツァンド ニ長調--第7番 アレグロ・アッサイ ハ短調--第8番 プレスト ト短調 | スラヴ舞曲集 第2集Op.72--第1番 モルト・ヴィヴァーチェ ロ長調--第2番 アレグレット・グラツィオーソ ホ短調--第3番 アレグロ ヘ長調--第4番 アレグレット・グラツィオーソ 変ニ長調--第5番 ポーコ・アダージョ 変ロ短調--第6番 モデラート・クアジ・ミヌエット 変ロ長調--第7番 アレグロ・ヴィヴァーチェ ハ長調--第8番 グラツィオーソ・エ・レント、マ・ノン・トロッポ、クアジ・テンポ・ディ・ヴァルセ 変イ長調
演奏者:J.&O.デルフィーノ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:ARION
レコード番号:ARN 38361
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:S
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---黄緑/黒狭内溝, 10時にMade in France(外周ラウンド白文字), 3時にstéréo, グルーヴガード厚, Price Code:なし, Rights Society:記載なし, Ⓟ1977, スタンパー/マトリクス:ARI 38361 A2 CIDIS DAC/ARI 38361 B2 CIDIS DAC (ラウンド小文字スタンパー・ARION/仏PHILIPSタイプ), ARIONステレオ製造を示すARI***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A3/A1, 再補助マトリクス:なし, CIDISはプレス工場CIDIS.Phonogram, Antony工場を示すCompagnie Industrielle de Distribution de l'Image et du Sonの略で1969年~1979年4月まで稼働していた, カッティング担当:不明, 1970年代のスタンパーを使った1977年頃製造分, 黄緑/黒土手レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ARION音源のARION製作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony), オリジナル, original
ジャケット:【フランスのオリジナル】---見開中入両面コート, リブレット綴込, 裏面12時にLes Joyaux De Votre Discothèque(横紫色文字), 表記されたジャケット番号:ARN 38361, Price Code:Ⓚ, 背文字:あり(白色・青背景), Ⓟ1977Ⓒなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Arion S.A., 印刷:Imp.Est-typo-Offset-Vincennes, 供給:CBS Fr., フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【入荷2度目の入荷で希少タイトル!】---1977年又はそれ以前のフランスでのステレオ録音, 録音技師:Jean-Martial Golaz, プロデューサー:Ariane Segal, 共同技術:Monique Vaysse, 1977年Disques Arion S.A.によりコピーライト登録・同年ARION:ARN 38361(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 当社入荷2度目の入荷で希少タイトル, 内容は大変良い, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+, ARIONは1967年Ariane Ségal によりパリで発足したレーベルで録音技師:Claude Morel (フランスでは)他と自らのプロデュースで良質で趣味性の高いLPを製作した小規模ながら誇張のない自然な高音質で人気を博したマイナーレーベルである!1985年イタリアの会社Ducale S.p.A.に売却された

商品詳細:ドヴォルザークのスラヴ舞曲集はすっかり管弦楽作品として定着しているが、元々ピアノ連弾のために書かれた曲である。作曲者自身によって全曲が管弦楽編曲された。何れも8曲からなる第1集Op.46と第2集Op.72の16曲が存在する。作曲の経緯はブラームスの『ハンガリー舞曲集』の成功を受けて、出版を担当したジムロック社が、ドヴォルザークにもこうした舞曲集の作曲を要望した。それに応えて1878年3月から5月にかけて作曲されたのが、8曲からなる「スラヴ舞曲集」(第1集)Op.46である。最初にブラームスの『ハンガリー舞曲集』と同様にピアノ連弾曲集として出版され、直ちに人気を博した。ドヴォルザークは同年4月には管弦楽編曲に着手しており、8月に全8曲の編曲が完成した。これも同年のうちに出版され、たちまち世界中のオーケストラのレパートリーとなった。管弦楽版は第1、3、4番が1878年5月16日にプラハでアドルフ・チェフの指揮により行われている。第1集が成功した為、ジムロック社は次なる舞曲集の作曲を早くからドヴォルザークに要望していた。ドヴォルザークは既に作曲家としての名声を確立し、次々と大作を手掛けつつあり、また前作を凌ぐものを書くことは難しいと思っていて、その作曲には当初は消極的だった。しかし、1886年6月になって突然創作意欲が湧き、1ヶ月でピアノ連弾版の全8曲を完成した。これが『スラヴ舞曲集』第2集 Op.72である。弦楽編曲も同年11月から翌1887年1月にかけて行われ、両版ともそれぞれの完成の年に出版された。管弦楽版は第1、2、7番が1887年1月6日にプラハでドヴォルザーク自身の指揮により行われている。特に第2番は管弦楽版が時折TV番組やCMにも取り上げられるなど、有名である。第1集からの通し番号で呼ばれることが多い為、第2集は順に第9番から第16番となる。これら管弦楽版はドヴォルザークが国際的にブレイクした切っ掛けとなった作品であるらしい。残念なことに近年オリジナルである連弾録音はメッキリ少ない。1960年代にA.ブレンデル、W.クリーン(pf)がVOXに、M.ベロフ、J.P.コラール(pf)がEMIに入れた程度しか録音がないのが現状である。ここで演奏のジャクリーヌ・デルフィーノはフランス・トゥーロン生まれ。パリ音楽院でマグダ・タリアフェロに師事、ザルツブルクのモーツァルアルテウムでディプロマを取得。夫のオットー・デルフィーノはヴェネズエラ・カラカスの生まれ。地元でゲルティ・ハースに師事。ウィーン・アカデミーで研鑽を積む。その後パリに来て、クリスティアーヌ・セナールに学ぶ。二人はパリで結婚し、夫婦ピアノ・デュオとして活動を開始。ARIONにシューマンの連弾作品を録音しデビューした(ARN 236 005・2枚組)。これは彼らの第2弾となる録音と思われる。デルフィーノ・デュオは有名ではないが、これまで親族によるピアノ・デュオによる録音はなかったようで、ぴったり息の合った良いピアノ・デュオ録音である。ピアノの音も良く、べたつかず音離れが良いスタイルは飽きることなく原曲の良さを聴かせてくれる。

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