作品名：バッハ:カンタータ集/教会カンタータ32番B.32「いと尊きイエス、わが憧れよ」(顕現節後第1日曜日用) |教会カンタータ 57番B.57「試練に耐うる人は幸いなり」(降誕節第2日・殉教者ステパノの記念日用)

レーベルタイプ：【英国でのオリジナル】---赤/銀3本線浅内溝, 枠内3時に331/3 STEREO ○○, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟ1970, 表記されたレコード番号:6500 080, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:AA 6500 080 1Y1 670 Ⓟ1970 112/AA 6500 080 2Y1 670 Ⓟ1970 12 (ラウンド小文字マトリクス・PHILIPSタイプ), PHILIPS録音ステレオ製造を示すAA ***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 1970年代のスタンパーによる1970年頃の製造分, アズキ/銀レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 英国での最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティングマスター:不明, PHILIPS音源の英PHILIPS制作プレス, 工場:Phonodisc Ltd., 英国でのオリジナル, original in UK.

ジャケット：【英国でのオリジナル(オランダ製)】---表ツヤ厚紙, 2時にスロベース PHILIPS マーク, 表記されたジャケット番号:6500 080, Price Code:□SAL, 背文字:あり(黒色・白背景), ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作::N.V. Philips Phonografische Industrie., 印刷:記載なし・オランダ製 , これより古いジャケット存在せず, original in UK.

トピックス：1970年3月オランダでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1970年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:6500 080(赤/銀3本線土手レーベル・当ジャケット・裏面□LY・ジャケット入り)にて初リリース, 英国では同年英PHILIPS:6500 080(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, アーメリング/ヴィンシャマンの共演は他に6500 014(B.199, B.51)がPHILIPSにある, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細：ドイツ・バッハ・ゾリステンを率いるヴィンシャマンは、PHILIPSにバッハのカンタータを12曲(シンフォニアを片面に含む)、計7枚のLPがある。以前、CANTATE社に協奏曲とシンフォニアの計3枚と、カンタータ1曲B.210(651 217)。これで全てと思われる。Ph分は'70年代の後半、10曲をLP5枚に収めた箱が発売されたが、バラが初出である。テレフンケン、ERATOをお持ちの方には、第3の柱として、彼らの録音は是非聴いていただきたい。既に50数年が経過したが、重要な遺産の一つに数えられる内容である。アーメリング/ヴィンシャマンの共演ははPHILIPSに2枚のみ。6500 014(B.199,B.51)と6500 080(B.32,B.57)の2枚。エリー・アーメリング(1923)はオランダのリリック・ソプラノ。主にリート歌手として国際的な演奏活動を続けた。1996年に引退。ヴィブラートの少ない透明な声質により、幅広い聴衆を獲得した。レパートリーは幅広く、モーツァルトやシューベルトのようなドイツ・リートだけでなく、フランスのメロディや、ガーシュウィンやバーバーの英語歌曲のほか、山田耕筰や中田喜直などの日本語歌曲までを原語で歌った。世俗歌曲のほかに、宗教曲でも演奏や録音を残している。古楽向きの声質であり、コレギウム・アウレウムやイェルク・デムスなど、戦後の草創期の古楽器団体と共演して、バッハのカンタータやモーツァルトおよびシューマンのリートを録音した。 ヘルムート・ヴィンシャマン指揮のドイツ・バッハ・ゾリステンとバッハのカンタータで度々共演し、日本にも共に来日しCDも残している。日本映画「華の乱」の主題歌「水の上で歌う」を歌っている。ヘルムート・ヴィンシャマン( 1920 - 2021)は日本ではヴィンシャーマンと呼ばれるがヴィンシャマンが正しい発音になる。1960年にヴィンシャマンが中心となり、ドイツ・バッハ・ゾリステンを設立。同名の合唱団も創設され、両者は一体となりバッハを中心としたバロック作品の演奏に活躍した。1960年の初来日(クルト・トーマス、ラインホルト・バルヒェット、ハンス・マルティン・リンデなど同行)以来数多く来日を重ね、草創期の読売日本交響楽団でのオーボエ欠員に際してオットー・ヴィンター(後にバンベルク交響楽団)を推薦するなど、日本楽壇への影響、繋がりも深かった。また翠(みどり)夫人は日本人である。2020年3月22日に100歳を迎えたが、ボンの自宅での祝賀会は、新型コロナウィルス問題の影響で中止となり、2021年3月4日100歳で亡くなった。日本ではお馴染みのオーボエ奏者、指揮者。

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