商品コード:1344-042n[COLUMBIA] W.マウツジンスキ(pf) / ショパン・リサイタル

[ 1344-042n ] Malcuzynski, Chopin


通常価格:¥ 1,650 税込

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商品コード: 1344-042n

作品名:ショパン・リサイタル/Pfソナタ2番Op.35 | 華麗なる大円舞曲Op.18, 夜想曲13番Op.48-1, 夜想曲5番Op.15-2, スケルツォ3番Op.39
演奏者:W.マウツジンスキ(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:33CX 1639
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面11時に極小~小10回出る斜めスレあり
レーベルタイプ:【英国での第2版】---紺/金ツヤ音符段なし, 6時にMade in Gt Britain(外周ラウンド金文字), 9時に33 1/3, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33CX 1639, Tax Code:なし, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:XLX 731-5N/XLX 732-3N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループOCOLUMBIA系フランス録音モノラル製造を示すXLX***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルNは現在分かっていない, 補助マトリクス(3時):C/M, 再補助マトリクス(9時):12/12, 1950年代のスタンパーによる1960年頃の製造分, 旧番号存在せず, 紺/金音符中溝・フラット盤存在せず, 紺/金ツヤ音符段付レーベル存在する(1959年頃分), これより古い英国レーベル存在する, 英国でのモノラル最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の英COLUMBIA制作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 第2版, 2nd issue
ジャケット:【英国でのオリジナル】----三方折返表コート厚紙, 2時に地色ベース楕円〇♬ COLUMBIA Long Playing 33 1/3 R.P.M.Record(黒文字), 表記されたジャケット番号:33CX 1639, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号:なし, ⓅなしⒸ1959, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:E.M.I.Records Limited (Controlled by Electric & Musical Industries Limired.) Hayes・Middlesex・England., 印刷:Garrod & Lofthouse Ltd., ラウンドジャケット(ホタテ貝)は存在せず, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1959年又はそれ以前のフランスでのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1959年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 785にて初リリース, 英国では1959年英COLUMBIA:33CX 1639(紺/金ツヤ音符段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・当ジャケット入り)にて初リリース→1960年頃同一番号・紺/金ツヤ音符段なしレーベル・グルーヴガード厚手盤・当ジャケット入り(当アイテム)に変更, 英プレスは入荷2度目の希少盤, 正統派ショパン弾き!, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1959年発売のCOLUMBIAのモノラル盤が初出。W.マウツジンスキによるショパン・リサイタルである。マウツジンスキは正統的なポーランド楽派のピアニストで、パデレフスキの最後の弟子としても有名な名手である。当盤はショパン弾きらしいリサイタル集で、ポーランド人の血が直接伝わってくるようなショパンである。特に夜想曲5番は作品を知り尽くした深遠なる演奏であり、フランス風のサロン的な楽曲解釈とは対極にある純ポーランド風の民族的な演奏である。ヴィトルト・マウツジンスキ(1914-1977)はワルシャワ生まれのピアニスト。ワルシャワ音楽院でフェルッチョ・ブゾーニ門下のユゼフ・トゥルチンスキに師事した。1936年には、元ポーランド共和国首相で19世紀ロマン派ピアニストの黄金時代を知るイグナツィ・パデレフスキの薫陶も受けた。1937年に開かれた第3回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位に入賞した実力派である。パリ音楽院に留学してイシドール・フィリップやマルグリット・ロン等の教えも受けている。また、パリではフランスのピアニストであったコレット・ガヴォー(Colette Gaveau)と結婚している。ショパン直系の指導とパリ音楽院の両方を身に付けた本物の実力派。1940年パリ・デビューし、同時期に仏COLUMBIAと契約。1960年よりショパン・コンクール審査員。ショパン弾きとして知られる。ポーランド風の暗調で湿った空気感が個性。味わい深さは格別。年齢を重ねるほどに愛着の湧く1枚になるだろう。ここで新事実が判明した。マウツジンスキは、ピアノ・ソナタ2/3番を2回ずつ録音している。これは旧モノラル録音。遅いテンポでタップリ間をとった情緒的な演奏。コルトーの雰囲気に近いものを感じる。1961年に来日し、日比谷公会堂でソナタ2番他を演奏したらしい。ポーランド人の血が直接伝わってくるようなショパンである。過度な明るさはなく、暗調に近い音色だが奇妙なサロン風のスタイルを持つ。1960年代後期から全く姿を消してしまった。1977年に亡くなっている事から、早い時期に現役引退したものと思われる。COLUMBIAレーベルに少なからぬ録音を残した大物である。軽快な中にも感じる深い味わい!

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