商品コード:1344-041p[COLUMBIA] C.アラウ(pf) / ベートーヴェン:Pfソナタ31, 32番

[ 1344-041p ] Beethoven, Claudio Arrau – Sonatas No.31 In A Flat Op. 110, No.32 In C Minor Op. 111


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商品コード: 1344-041p

作品名:ベートーヴェン:Pfソナタ集/Pfソナタ31番Op.110 | Pfソナタ32番Op.111
演奏者:C.アラウ(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:33CX 1610
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版】---紺/金ツヤ音符段なし, 6時にMade in Gt Britain(外周ラウンド金文字), 9時に33 1/3, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33CX 1610, Tax Code:なし, Rights Society:BIEM, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:XAX 1195-4N/XAX 1196-2N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループOCOLUMBIA系英国録音モノラル製造を示すXAX***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルNは現在分かっていない, 補助マトリクス(3時):P/O, 再補助マトリクス(9時):13/1, 1950年代のスタンパーによる1960年頃の製造分, 旧番号存在せず, 紺/金音符中溝・フラット盤存在せず, 紺/金ツヤ音符段付レーベル存在する(1958年頃分), これより古い英国レーベル存在する, 英国でのモノラル最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在せず(4N/2Nが最古と思われる), これより古い3時存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の英COLUMBIA制作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 第2版, 2nd issue
ジャケット:【英国でのオリジナル】----三方折返表コート厚紙, 7時に黒色ベース楕円〇♬ COLUMBIA Long Playing 33 1/3 R.P.M.Record(白文字), 表記されたジャケット番号:33CX 1610, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:E.M.I.Records Limited (Controlled by Electric & Musical Industries Limired.) Hayes・Middlesex・England., 印刷:Garrod & Lofthouse Ltd., ラウンドジャケット(ホタテ貝)は存在せず, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:31番:1957年5月18-19日/32番:1957年5月21-23日No. 3 Studio, Abbey Road, London・でのモノラル録音, 録音詳細不明, 1958年頃E.M.I.Records Limited (Controlled by Electric & Musical Industries Limired.) Hayes・Middlesex・England.によりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1610(紺/金ツヤ音符段付レーベル・当ジャケット入り)にて初リリース, ステレオは存在しない, 英COLUMBIAには7枚に9曲のソナタ+1曲の変奏曲がある, 発売順に:33CX 1513(21/28番)/33CX 1610(31/32番)/33CX 1616(Pf協奏曲3番+ソナタ26番)/33CX 1625(Pf協奏曲1番+ソナタ24番)/33CX 1696(SAX 2346)(Pf協奏曲2番+ソナタ7番)/33CX 1742(SAX 2390)(22/23+32の変奏曲)の計7枚にソナタ9曲+変奏曲1曲の計10曲あり, その後PHILIPSに移籍して1962~1966年PHILIPSに初の全曲録音を行った・31/32番は1966年頃PHILIPS: 835 382 AYで2回目録音あり, 1949年2月ニューヨークでソナタ21番を米COLUMBIAに録音していた・ML 2078(10"発売)

商品詳細:アラウのベートーヴェンのソロは割合珍しい。モノラルのみの発売。音響的には後年、PHILIPSへの録音の方が良いが、音楽的にはこちらの録音が勝る。帯域は決して広くないが、その中で節度のあるPfを品良く響かせている。表現が大袈裟でない所が良い。こじんまりと言うと、否定的なイメージがあるが、まとまりの良い演奏とは決して大袈裟ではない。アラウの英COLUMBIAへのベートーベン:Pfソナタ録音は発売順に33CX 1513/1610/1616/1625/1696/1742(SAX 2390)の6枚。これはその2枚目で31/32番にはステレオは存在しない。曲は21/28・22/23+32の変奏曲・31/32番とPf協奏曲3番+ソナタ26番、Pf協奏曲1番+ソナタ24番、Pf協奏曲2番+ソナタ7番があり、ソナタ9曲+変奏曲1曲の計10曲である。しかし英COLUMBIAには録音されたが発売されなかった曲が14・18・30番の3曲あることが判明した。その後PHILIPSに移籍して1962~1966年PHILIPSに初の全曲録音を行った。PHILIPSへの全曲録音も評価は高いが、英国COLUMBIA時代のアラウは彼の黄金期であり、中でもベートーヴェンの演奏は物理的な力と哲学的洞察を取り入れた詩情溢れる美しい演奏である。PHILIPS録音とは一線を画す豊かな感性に彩られた独自の美学に染められた傑作といえる。ラテン系であるアラウの持って生まれた感性が哲学的な作品に情感を与え、単にかっちりした音楽とは異なる生命感を与えている。これはアラウの長年にわたるキャリアの中で、独自に育まれたスタイルで唯一無二といってよい。英COLUMBIAへの録音は限られるが、PHILIPSの全集より価値の高い録音であると断言できる。

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