作品名：A Recital Of Duets/モンテヴェルディ:マドリガーレ集 第7巻～私はとても愛らしい羊飼いの少女 SV 121, 同:～マドリガーレ集 第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」～私は恋に燃えているが SV 158, 同:～帰ってきておくれ、おお、甘い口づけよ, 同:～マドリガーレ集 第9巻～素敵な羊飼い SV 168, G.カリッシミ:E pur vuole in cielo, 'Destava la cativa sorte in amore' (Benigni), 同:～さあ翼を広げて遠くへ飛び去れ, 同:～私の心は涙の海, 同:～ある日緑なす月桂樹の元で「哲学者」 | ドヴォルザーク:モラヴィア二重唱曲集Op.32 (全13曲)-- No. 1. Ich schwimm' dir davon-- No. 2. Fliege, Vöglein--No. 3. Wenn die Sense-- No. 4. Freundlich lass uns scheiden-- No. 5. Der kleine Acker--No. 6. Die Taube auf dem Ahorn-- No. 7. Wasser und Weinen--No. 8. Die Bescheidene--No. 9. Der Ring--No. 10. Grune, du Gras-- No. 11. Die Gefangene-- No. 12. Der Trost-- No. 13. Wilde Rose

レーベルタイプ：【英国でのオリジナル】---紺/金音符ツヤ段付, 9時に33 1/3 , グルーヴガード厚手, 6時にMade in Gt Britain(外周ラウンド金文字), Rights Society:記載なし, Ⓟなし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:XAX 848-1N/XAX 847-1N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国録音のモノラル製造を示すXAX***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのNはカッティング担当を示す(Nは現在分かっていない), 補助マトリクス(3時):P/H, 再補助マトリクス(9時):1/12, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分, 紺/金音符中溝ツヤ・フラット重量存在せず, 旧番号存在せず, これより古い英国レーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明), これより古い3時存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の英COLUMBIA制作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国でのオリジナル, original in UK

ジャケット：【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 6時緑色で COLUMBIA Long Playing 33 1/3 R.P.M.Record 下に黒ベース〇白♬ Columbia Records, 表記されたジャケット番号:33CX 1331, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・England., 印刷:Mardons--Mardon Packaging International Ltd., 旧デザイン存在せず, 両面コートペラホタテ貝ジャケットの最初期分, 英国でのオリジナル, original in UK

トピックス：1955年5月ロンドンでのモノラル録音, 録音技師:不明, プロデューサー:Walter Legge, 1956年:Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1331(当装丁)にて初リリース, A面:イタリア語歌唱, B面:ドイツ語歌唱, これは英国での初年度リリース分オリジナル→英HMV:HLM 7267, 仏COLUMBIA:FCX 515→2C 051-43240(再版), 米ANGEL:35290, 唯一の共演録音!, これまで状態の良いジャケットに入荷は一度もない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細：過去にFCXの入荷はあったが、33CXは珍しい。シュヴァルツコップ/ゼーフリートの2人ともドイツに生まれ、国際舞台で活躍した今世紀を代表する歌姫である。個性は異なるが、ある意味同じにおいのする同類。その2人がこのように顔を合わせて、デュオ・リサイタルを作るというのは、後にも先にも、ただの一度限りであった。しかも、ピアノ伴奏での歌曲。ピアノはあくまで黒子に徹し、2人の火花がぶつかり合ったり、協調し合ったりと、個性派巨匠ならではの面白さがたっぷり詰まっているLP!イルムガルト・ゼーフリート(1919 - 1988)はドイツ・バイエルン州生まれでDGG専属の歌手であり、なにゆえにこの2人の共演が実現したのか全く不明である。エリーザベト・シュヴァルツコップ(1915- 2006)も当時のドイツ領ポーランドの生まれで確かに年代が近い。しかし専属レーベルの異なる2人が単に年代が近いドイツ人同士というだけで簡単に共演などできるはずがない。レーベルを超えて共演するからには双方に大きなメリットがないと面倒なマネジメントを行ってまで越境する意味がない。この点はこれまで全く不明のままである。バーター録音とすればDGG側にはEMI専属の誰かが同時期に越境録音しているはずだが見当たらない。御存じの方がいらしたら是非、コメントいただけると幸いである。しかし大物同士の共演というのはなかなかスリリングである。音の個性差が小さい器楽に比べ、声楽はその差が激しく異なる。シュヴァルツコップとゼーフリートの声質はかなり異なり、聴いていれば誰でもすぐに違いが解かる。だからこそ声楽の共演は面白味が大きい。唯一の録音となったデュエット・リサイタルだけに、興味と期待に応えてくれる内容である。全てピアノ伴奏歌曲。

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