商品コード:1345-051[DECCA] M.ロスタル(vn)/ バルトーク:Vn協奏曲第2番

[ 1345-051 ] Bartók, Max Rostal (Violin) With The London Symphony Orchestra (Conductor:) Sir Malcolm Sargent – Concerto For Violin & Orchestra


通常価格:¥ 16,500 税込

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商品コード: 1345-051

作品名:バルトーク:Vn協奏曲第2番 ロ長調 Sz.112/-- 1.Allegro Non Troppo-- | --2.Andante Tranquillo--3.Allegro Molto
演奏者:M.ロスタル(vn)M.サージェント指揮ロンドンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2574
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7 : 奇跡的盤質!
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面12時に無音小スレあり
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金ツヤ内溝, 12時にMade in England(外周ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT 2574, TAX Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す), Rights Society:Hawkes & Son, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:CB ARL 563-1A/CA ARL 564-1B (ラウンド大文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCB ARL/CA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):UK/JB, 再補助マトリクス(9時):3/3, カッティング担当者:イニシャルAはGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)/イニシャルBはRon Mason(ロン・メイソン)を示す, 1950年代製造のスタンパーによる1951年頃製造分, 金内溝レーベル・フラット盤の最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在せず(1A/1Bが最古), RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---水色系共通デザイン折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffrr耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2574, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし(1950-3年頃はないことが多い), ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Mears & Caldwell Ltd. Crammer Rd.London S.W.9, ボードジャケットは存在せず, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル!】---1951年ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1951年年he Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年5月DECCA:LXT 2574(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル!, 入荷の少ない希少タイトル!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:バルトークのヴァイオリン協奏曲に関しては一つ注意が必要になる。以前はバルトークのヴァイオリン協奏曲は1曲だけであり、1番/2番という番号はなかった。生前、バルトークは1938年に完成された1曲だけと思われていたからである。、バルトークの死後10年近くが過ぎ去った1956年に一人の女流ヴァイオリニストのシュティフ・ガイエルがこの世を去り、彼女の遺品を整理している過程でバルトークから彼女におくられたヴァイオリン協奏曲の草稿が発見された。バルトークは彼女に心を寄せており、このヴァイオリン協奏曲を献呈していた事実が確認された。このヴァイオリン協奏曲は1907年に着手され、翌1908年に完成。草稿譜はシュティフ・ガイエルに献呈する記述があったらしい。結局ガイエルは演奏することなく楽譜を封印したため亡くなるまで知られることがないままであった。バルトークは第1楽章を改作して『2つの肖像』の第1曲とした。再発見されヴァイオリン協奏曲のコピーがパウル・ザッハーへと渡り、1956年にようやく出版された。そして1958年5月30日にバーゼルでザッハーの指揮、ハンスハインツ・シュネーベルガーの独奏により遺作として初演され、「第1番・遺作」と呼ばれるようになった。バルトーク27歳での作品で2楽章構成。作曲年代に従って新発見の曲に「ヴァイオリン協奏曲第1番」が付けられた。そして以前の「ヴァイオリン協奏曲」とされていた曲は「ヴァイオリン協奏曲第2番」とされたのである。後になって出てきた曲が遺作となりヴァイオリン協奏曲第1番(遺作・1908)BB 48a、ヴァイオリン協奏曲第2番(1938)Sz.112とされた。ロスタルが録音したヴァイオリン協奏曲第2番は以前から知られている1938年作の方である。初演は1939年3月23日アムステルダムにて、セーケイ・ゾルターンのヴァイオリン、ウィレム・メンゲルベルクの指揮のアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団により行われた。作品の完成度としては勿論2番に軍配が上がる。多くのVn奏者のレパートリーとなっている曲である。マックス・ロスタル(1905 – 1991)はポーランド・チェシン生まれで後に英国に帰化したユダヤ人ヴァイオリン奏者。ベルリン高等音楽院にてカール・フレッシュに学び、1928年にその助手となる。1930年から1933年までベルリン高等音楽院にてフレッシュの後任として教鞭を執ったがナチス政権の台頭によりイギリスに亡命し、1944年から1957年までロンドンのギルドホール音楽学校にて教鞭を執った。1957年から1982年までケルン音楽大学で教授を務め、また1958年からベルン音楽院でも教鞭を執る。エディト・パイネマン、アマデウス弦楽四重奏団のメンバーの師である。1991年に彼は若い音楽家のために三年周期で開催されるマックス・ロスタル国際ヴァイオリン/ヴィオラ・コンクールがある。当社ではロスタルが録音したベート―ヴェンのクロイツェル・ソナタをCD-Rにしている。勝手な見解だが、DECCAに籍を持った全てのヴァイオリン奏者の中で最高ランクの実力の持ち主であると密かに思っている奏者である。早い時期に録音された当バルトークも全く他を寄せ付けない名演であると信じる。何故かロスタルのLPはプレスが少なく、どれも希少盤といえる。一度でも知ったら見逃せないヴァイオリン奏者となることは間違いないだろう。

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