商品コード:1345-048[DECCA] W.バックハウス(pf)/ ベートーヴェン:Pf協奏曲全集・バラセット(全5曲)

[ 1345-048 ] Beethoven, Backhaus, Vienna Philharmonic Orchestra, Hans Schmidt-Isserstedt – Piano Concerto No.1~No.5


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商品コード: 1345-048

作品名:ベートーヴェン:Pf協奏曲全集・バラセット(全5曲)--Pf協奏曲第1番ハ長調 Op.15, Pf協奏曲第2番変ロ長調 Op.19 | Pf協奏曲第3番ハ短調 Op.37 | Pf協奏曲第4番ト長調 Op..58 | Pf協奏曲第5番変ホ長調 Op.73「皇帝」
演奏者:W.バックハウス(pf)H.シュミット・イッセルシュテット指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5552~
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3+10インチ, 25cm×1, バラ4枚セット, 4 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのモノラル・オリジナル】---銀中溝×3(3番以外の4曲), 黒/金小ロゴ×1(3番・ドイツ盤), 以降1/2番について--12時にMade in England(外周ラウンド銀文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, グルーヴガード厚手, Rights Society:記載なし, Tax Code:E/T(1959年4月~1960年8月を示す)・最古, (P)なし, スタンパー/マトリクス:ARL 4595-1A/ARL 4596-1A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARLを含みレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):G/C, 再補助マトリクス(9時):1/21, カッティング担当:イニシャルAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)を示す, 1950年代のスタンパーを使った1959年頃製造分, 銀内溝/外溝レーベル存在せず, フラット盤存在せず, これより古いモノラルレーベル存在せず, モノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1A//1Aが最古), ステレオ存在する, RIAAカーヴである, カッティング担当の前任者:なし, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス(3番を除く), 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.Surrey, U.K, 英国でのモノラル・オリジナル(3番のみドイツ・モノラル・オリジナル), original for mono in UK
ジャケット:【英国でのモノラル・オリジナル】---以降1/2番について--折返表コートペラ, 1時に黒ベース□中に白ベース〇□ffrr DECCA RECORD(黒文字), 表記されたジャケット番号:1→5番:LXT 5552/LW 50195/LXT 5482/LXT 5553, Price Code:なし, 背文字:なし(裏面にあり), ジャケ裏年号:R.S.9.60, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:R.S.9.60(当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London., 印刷:R.S.--Robert Stace Ltd. London, 英国でこれより古いジャケット存在せず・3番のみドイツ:10"ジャケット), 英国でのモノラル・オリジナル(3番のみドイツ・モノラル・オリジナル), original for mono in UK
トピックス:1958-1959年ウィーンでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Brown 他, プロデューサー: Erik Smith(イッセルシュテットの息子), 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher(モノラル), 1959年頃The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年DECCAより4番:LXT 5482 / SXL 2010, 1/2番:LXT 5552 / SXL 2178, 3番:BR 3038(10")/SXL2190, 5番:LXT 5553/SXL 2179(ED1レーベル)にて初リリース, 今回モノラル・全集としたが3番の10"・BR 3038の代わりにドイツ盤10"のLW 50195を使用, モノラルで5曲4枚のモノラル盤が揃った, 英国の3番のモノラル12"は存在しない

商品詳細:バックハウスのベートーヴェン:ピアノ協奏曲の初回モノラル録音に関しては計画的に行われた録音ではなかったようである。何より1番の録音がない。1950年9月にベームとの3番。1951年5月にクレメンス・クラウスと4番が録音され1952年5月にクレメンス・クラウスと2番。1953年にクレメンス・クラウスと5番。何故最初のベーム指揮で通さなかったのか? 何故1番を録音しなかったのか?など疑問が残る録音なのである。しかし1950年代初頭という時期は全集というものに対する価値観は1960年代以降とは異なるだろう。そう考えると、バックハウス、クレメンス・クラウス、ウィーン・フィルという組み合わせは当時では当たり前でも今では限られた黄金期だけのものである。録音もモノラル・オーディオファイルプレスと呼べる高音質録音であった。時は移りハンス・シュミット・イッセルシュテット(1900 - 1973)はベルリン生まれで、北ドイツ放送交響楽団の創立者として名高い指揮者である。1951年頃からロンドンpo.なども客演をDECCAに録音していた。1971年まで北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者を務めながらDECCAへの録音も行っていた中で、DECCAでは最初のステレオによるベートーヴェン交響曲全集とPf協奏曲全集をイッセルシュテットに託した。ピアノはバックハウスで、1959年から始まったPf協奏曲録音では既に75歳と高齢であったが、初回モノラル録音の成功により、2回目で完全な全集録音に抜擢された。バックハウスの年齢を考えてPf協奏曲録音を先に回したと思われる。1960年までの約2年でとPf協奏曲の全5曲を録音し、モノラル/ステレオで発売された。ステレオはSXLシリーズとして好評を博した。勿論同時にモノラルも3番以外は発売された。ステレオはSXL番号なので1枚当たり2万円はくだらない高額LPである。揃えるには相当に高額になる。モノラルはその数分の1の価格で入手できる。今回当社ではモノラル盤をバラセットにして纏めた。ここで注意点は3番のみモノラル盤には12"がないことが判明した。英国盤の3番はBR 3038(10"・モノラル)/SXL 2190(12"・ステレオ) で発売された。1/2番は1枚のカップリングで出た。4番、5番は12"×1枚ずつである。従ってモノラルで揃えると10"×1枚と12"×3枚という形で全曲が揃うことになる。今回3番のBR 3038の代わりにドイツ盤の10"・LW 50195を入れたセットとした。ステレオよりずっと安価に揃うモノラル盤全集をお楽しみいただければ幸いである。モノラルも十分に良い音質である。プロデューサーはイッセルシュテットの息子であるErik Smithが務めた。

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