商品コード:1345-036p[DECCA] R.クーベリック指揮/ ブラームス:交響曲3番
商品コード: 1345-036p
商品詳細:指揮者ラファエル・クーベリック( 1914- 1996)は世界的ヴァイオリニスト、ヤン・クーベリック (1880-1940) の長男として、チェコに生まれた。プラハ音楽院でヴァイオリン、作曲、指揮を学び、1934年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビュー。1942年には同楽団の首席指揮者に就任。しかしチェコの共産化に反対したクーベリックは、同年のエディンバラ音楽祭へ参加するために渡英、そのままイギリスへと亡命した。1950年~1953年までシカゴ交響楽団の音楽監督を務めMERCURYに録音を残す。1955年~58年までコヴェント・ガーデン王立歌劇場の音楽監督を務め、DECCAと契約し、「新世界より」等、多くの名演をこの時期に残した。その後2年程EMIと契約し数枚のLPを録音したが、1961年には手兵となるバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任しDGGへ移籍した。DECCA/EMI時代は長くない。DGGには大量の録音を残したが、限られたDECCAへのウィーン・フィルとのメジャー交響曲録音は今聴いても新鮮で飽きのこない名演と呼ぶに相応しい内容である。ウィーン・フィルとのブラームス4曲はクーベリックの全録音中でも特に輝かしい録音であった。モノラルは完成の域に達しており非常に満足できる音質で楽しめる。ステレオはまだ初期段階でプレスが少ない点も手伝って相当に高額となる。
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