商品コード:1346-054[VSM] G.プーレ(vn)/ Récital Gérard Poulet, /ベートーヴェン, モーツァルト, ドビュッシー 他

[ 1346-054 ] Gérard Poulet, Claude-Erik Nandrup ‎– Récital


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商品コード: 1346-054

作品名:Récital Gérard Poulet, /ベートーヴェン:Vnソナタ5番「春」, モーツァルト:Vnソナタ35番K.526 | ドビュッシー:Vnソナタ, ラヴェル:ツィガーヌ, プロコフィエフ:Vnソナタ2番Op.94bis
演奏者:G.プーレ(vn)C.E.ナンドルップ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:ISA 80
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤EMIニッパー, 10時にClub Isambert, 3時にSTÉRÉO, グルーヴガード厚, Rights Society:なし, 表記されたレコード番号:ISA 801/ISA 802, Ⓟ1980, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:YPARTX 88036 21B/YPARTX 88037 21・YPARTX 88038 21/YPARTX 88039 21 (手書き文字スタンパー・Pathéタイプ), Club Isambert録音を示す73046を含む専用再補助マトリクス使用, マトリクスにカッティング担当を示すイニシャルはない, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 333861 3/M6 337766 2・M6 333773 2/M6 333774 2, 再補助マトリクス:73046 A/73046 B/-/-, 1970年代のスタンパーを用いた1980年頃の製造分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, カッティング担当の前任者:記載なし, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, Club Isambertによる企画音源のLa Voix De Son Maître制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面紙W, 1時にÉdition Hors-Commerce(非正規販売版) □EMI ニッパーマークLa Voix De Son Maître, 10時にClub Isambert, ジャケット番号:ISA 80, 背文字:あり(黒色・灰背景), ⓅⒸなし, 製作:Le Club Isambert/Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Imp. I.I.S. Paris, 旧番号存在せず, これより古いジャケット存在せず , オリジナル, original
トピックス:1979年頃パリでのステレオ録音, 慈善団体Club Isambert企画の録音, 録音詳細不明, 1980年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconiによりコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:ISA 80(当装丁)にて初リリース, ジャケットにÉdition Hors-Commerceとあり・これは通常の商用録音販売ではなくClub Isambertという医療従事者の団体が協賛して録音製造したチャリティー用のレコードと考えられる, 売り上げの一部がClub Isambertを通じてフランスの各医療施設に分配される仕組みだったと思われる, ジャラール・プーレは以前よりClub Isambertと関係が深くチャリティー録音を行っていた経緯がある, 同様の企画に協奏曲を録音した箱も存在する, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:2枚組。1979年頃の録音。CLUB ISAMBERTというパリの病院関係のトップ達の集りのようで、おそらく医療関係の慈善用のチャリティー録音の一つだろう。Vnのプーレはそういった活動に積極的だったようで、バッハとモーツァルトの協奏曲もPhilipsで同様の活動のために録音していた。彼のベートーヴェンはやや細身だが清潔な佇まいと温かい気持ちが反映された素晴らしい演奏で、ズスケのそれと通じる所がある。極めてレア!レーベルのHors Commerceは通常の取引外を意味する。発売はLa Voix De Son MaîtreだがClub Isambertという医療関係の慈善用のチャリティー・レコードを監修する団体のマークが付くレーベルでレコード番号もISA **という特殊番号になる。レーベルはLa Voix De Son Maîtreとは限らずPHILIPSの場合もある。実際プーレのモーツァルト/バッハの協奏曲集はPHILIPS:6833 226で出ている。プーレはやはり2枚組のベートーヴェン:Vn協奏曲Op.61,三重協奏曲Op.56が入るチャリティー用LPも出している。中でもこのISA 80だけがVnソナタ集であり、人気が高い。ジェラール・プーレ(1938-)はヴァイオリニストだったガストン・プーレ(REMINGTON)の息子として、1938年バイヨンヌ生れた。11歳でパリ音楽院入学。2年で首席で卒業。18歳で伊・パガニーニ・コンクールで優勝という天才的ソリスト。1970年代フランスで最も活躍したヴァイオリン奏者の一人だろう。B.ヴェルレ(cemb)と共演したモーツァルトの初期Vnソナタ集で一躍知られるようになった。ヘンリク・シェリングの愛弟子としても知られ、国際的なキャリアを築いた。そして数多くの国際コンクールの審査員に招聘されている。2005年4月から2009年3月まで東京芸術大学の客員・招聘教授、2010年4月からは昭和音楽大学の客員教授を務めている。プーレの特徴は美音とデリカシーのかたまりのような穏やかな表情だろう。密度が高く滑らかな音色は稀な存在である。バッハやモーツァルトでその美音をいかんなく発揮するが、パンチに欠ける節があり解かる人にしか分からいない傾向が強い。1979年録音ではあるが、その時期としては最高ランクの演奏であり、何といっても美音を活かした前のめりとも言える大胆な演奏が魅力的である。表情は落ち着いていて上手いヴァイオリン奏者である。

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