作品名：ヘンデル:9つのドイツ・アリア集(全9曲)/1.「来るべき日々のむなしい憂いも」HWV.202, 2.「たわむれる波のきらめきが」HWV.203, 3.「甘い香りの花びらよ」HWV.204, 4.「甘い静けさ、やさしい泉よ」HWV.205, 5.「歌え、魂よ、神をたたえて」HWV.206 | 6.「私の魂は目で見て聴く」HWV.207, 7.「汝ら、暗闇の墓から」HWV.208, 8.「ここちよい茂みの中で」HWV.209, 9.「燃え咲く薔薇、大地の飾り」HWV.210

レーベルタイプ：【旧東ドイツでのステレオ・オリジナル】---黒/銀, STEREO ○○ST33, グルーヴガード厚手重量, 表記されたレコード番号:825 713, Price Code:なし, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:826 768-1A/826 768-2D (ラウンド大文字スタンパー・ETERNA旧タイプ), ETERNA録音ステレオ製造を示す826***で始まりレコード番号を含む専用スタンパー使用, 補助マトリクス(Time Code ):D8 SO R /E76 W NT, 再補助マトリクス:A1 E/A1 F, 1968年4月/1968年4月製造のスタンパーによる1968年頃製造分, STO---初期マトリクス:なし(存在せず), 旧番号・V字ステレオレーベル存在せず, 黒/銀ツヤレーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, EDは存在せず, ステレオ・最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1A/2Aはないと思われる), 黒/銀厚手・ラウンド大文字スタンパーのステレオ・最初期分, モノラル存在する, RIAAカーヴである, ETERNA音源のETERNA製作プレス, カッティング担当:イニシャルSO Rは不明, 工場:VEB Deutsche Schallplatten Potsdam-Babelsberg, auguststr.45, ステレオ・オリジナル, original for stereo

ジャケット：【旧東ドイツでのステレオ・第2版】---両面ツヤペラ, 表記されたジャケット番号:825 713, Price Code:12.10 M, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:Ag 511/01/71, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:Ag 511/2/68(当ジャケではない・旧タイプあり), 製作:VEB Deutsche Schallplatten Berlin. DDR, 印刷:VEB Gotha-Druck, 長ステレオ折返紙ジャケット(裏年号Ag 511/2/68・印刷所:Konsum Hauptbetrieb, Berlin)が存在する, これより古いジャケット存在する, ステレオ・第2版, 2nd issue for strero

トピックス：1967年11月20日 東ベルリン・SRK第4ザールでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:不明, 編集/カッティングマスター:不明, 歌詞編集:Barthold Heinrich Brockes, 1968年VEB Deutsche Schallplatten Berlin. DDRによりコピーライト登録・同年ETERNA:820 713/825 713(当レーベル・長ステレオ折返紙ジャケット・裏年号Ag 511/2/68・印刷所:Konsum Hauptbetriebのジャケット入り)にて初リリース→1971年同一番号・黒/銀レーベル・両面ツヤペラ・裏年号Ag 511/01/71・印刷:VEB Gotha-Druckのジャケット入りに変更される, これは1968年製造のオリジナル盤が1971年製造の第2版ジャケットに入るケース, A.シュトルテ(s)の最高傑作!, ズスケ(vn)も参加!, 曲ごとに異なる楽器のオブリガートが付く編曲がされた, アデーレ・シュトルテ・2016年11月18日・84歳で没・ベルリンのラジオでひっそりと訃報が読み上げられた

商品詳細：シュトルテの最入手難アイテム「ヘンデル:9つのドイツ・アリア集」。同時に彼女のベスト3。ジャケットも最も品が良く、オブリガートVnにズスケを迎え、夢のようなコラボレーションが最初の一曲から展開される。ヘンデルのドイツ・アリアの最高傑作であると断言する。何もかもが完璧で決定的。ETERNAが残した遺産の一つ。彼女の声は、今更説明が要らないほど、我々の心を捉えて離さない。母の傍らで揺りかごに揺られた、在りし日に戻れる。ステレオ/モノ同時発売、それぞれに良さあり!アデーレ・シュトルテ(1932- 2016)は東独領シュペレンベルクの牧師の家に生まれる。1948年にポツダムでヨハン・ゼバスティアン・バッハの《クリスマス・オラトリオ》の上演に際して天使の声役で初舞台を踏み、当地のカントルであるカール・ランドグレーベの下で音楽を学ぶこととなった。1955年からドレスデン、ライプツィヒなどで宗教音楽の歌手として活動を始め、ドレスデン聖十字架合唱団やトーマス教会少年合唱団などと共演するようになった。1959年ミュールハウゼンで行われたバッハ音楽祭に参加して声望を高めた。1960年代からはバッハの作品を中心として録音活動を活発化。その時の録音が今我々を楽しませてくれている。マウエルスベルガー指揮「マタイ受難曲」への参加を見ても、いかに当時重要な宗教曲歌手であったかが窺われる。1972年に第一線を退いてからは後進の指導に専念。1990年から2005年までベルリン芸術大学で教鞭を執った。2007年にドイツ連邦共和国功労勲章を授与されている。2016年、84歳で他界したことがラジオから流れた。私がファンであることをよく知るドイツの友人が偶然放送を聞いて電話をくれたことで2016年11月下旬には当社リストでその旨をお知らせすることができた。ひっそりと短いアナウンスで事実のみが語られ、あまり大きな扱いではなかったとのこと。ETERNAファンには大きなニュースであり、東西統一後の東独出身の音楽家に対する多少なりの配慮の足りなさを感じたのは筆者だけではあるまい。数あるシュトルテのLPの中でこれが最高傑作であるといって間違いない!

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