商品コード:1347-044n[DECCA] M.ロスタル(vn)/ ベートーヴェン:Vnソナタ9番「クロイツェル」

[ 1347-044n ] Beethoven, Max Rostal And Franz Osborn – Sonata No. 9 For Violin And Piano In A Major, Op. 47 "Kreutzer"


通常価格:¥ 8,800 税込

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商品コード: 1347-044n

作品名:ベートーヴェン:Vnソナタ9番Op.47「クロイツェル」/--1.Adagio Sostenuto - Presto--2.Andante Con Variazioni-- | --3.Andante Con Variazioni--4.Finale (Presto)
演奏者:M.ロスタル(vn)F.オズボーン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2732
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:B : 下部に修理跡あり
キズ情報:A面7時に微かに20回程度出る4cmの軽スレ(出るのは一部)あり→6
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---橙/金ツヤ外溝, 3時にMade in France(横金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:DP, Ⓟなし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:CA ARL 1179-1A/CA ARL 1180-1A (ラウンド大文字マトリクス・英DECCA旧タイプ), DECCA企画モノラル録音を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, 3時:なし(フランス盤には存在せず), 再補助マトリクス(9時):1/1, カッティングマスター:イニシャルAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)の担当を指す, フランスDECCAに金内溝レーベルは存在せず, 1950年代スタンパーによる1953年頃製造分, 金外溝ツヤレーベル最初期分, フランスでこれより古いレーベルは存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 更に古いマトリクス存在せず(1A/1Aが最古), フランスに3時は存在せず, カッティング担当の前任者:なし, 英DECCA音源の仏DECCA製作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son Paris, , フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---青系折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffrr耳マーク, 6時にDECCA Unbreakable Long Playing Microgroove Full Frequency Range Recording, 表記されたジャケット番号:LXT 2732, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号表記ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Decca. Paris, 印刷:J記載なし・フランス製, 折返両面紙ペラジャケットに最初期分, フランスにこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【フランス盤は初入荷の希少タイトル!】---1951年ロンドンでのモノラル録音であると思われる, 録音詳細不明, 英国では1951年SP:AK 1817-9(12"×3枚)にて初リリース→LPは1952年にDecca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2732(金内溝ツヤレーベル・フラット盤・折返紙ペラジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1953年頃仏DECCA:LXT 2732(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, フランス盤は当社初入荷の希少タイトル, マックス・ロスタル/F.オズボーンのベートーヴェン:Vnソナタは4/8番:LXT 2752, 9番:LXT 2732, 7番:LK 4034のLP3枚4曲が全てと思われる・但しSPで2番の録音あり(SP:AK 1958-9/未LP化), 7番は1958年(ローター・ブロダック(Pf))とのライブ録音も有るがLPは未発売と思われる, 当社製CD-R:CDR-091(1.100円・税込み)・在庫あり, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ヴァイオリニスト、マックス・ロスタル。今では知る人も少ないが、超が付く大物。DECCA、Westminster、MMS、Argoに1~2点ずつ録音がある。最後は意外にも1973年Eternaのケンペ/ドレスデン、シュトラウスのドン・キホーテの録音に参加していた。さて、録音の前にロスタルはベートーヴェンのVnソナタを研究し、ロスタル校訂の楽譜が出ている。これら楽譜は今日本でも入手可能。そして、演奏についての解説本まで出ているらしい。録音は1951年。当然、演奏は彼の研究成果を実践したもので、私自身多くのクロイツェルを聴いてきた中で、このLPを聴いた瞬間に、これこそ最高ランクのクロイツェルであると、頭ではなく体全体で悟った。この演奏には考え抜かれ磨き上げられた、感性だけではない長年の試行の果てに到達した境地のようなものが窺える。バランスの見事さも特筆されるが、一音入魂の原則が徹頭徹尾貫かれており、聴く者はそこに心を、いや体全体が共鳴するのだと思う。使用楽器は1732年製のグァルネリ・デル・ジェズ「チャールズ・リード」。この楽器は「The Ryuji Ueno Foundation」を主宰するDr.リュウジ・ウエノ氏によって貸与されていたらしい。現在は諏訪内晶子が使っているらしい。マックス・ロスタル(1905 – 1991)はポーランド・チェシン生まれで後に英国に帰化したユダヤ人ヴァイオリン奏者。ベルリン高等音楽院にてカール・フレッシュに学び、1928年にその助手となる。1930年から1933年までベルリン高等音楽院にてフレッシュの後任として教鞭を執ったがナチス政権の台頭によりイギリスに亡命し、1944年から1957年までロンドンのギルドホール音楽学校にて教鞭を執った。1957年から1982年までケルン音楽大学で教授を務め、また1958年からベルン音楽院でも教鞭を執る。エディト・パイネマン、アマデウス弦楽四重奏団のメンバーの師である。1991年より、若い音楽家のために三年周期で開催されるマックス・ロスタル国際ヴァイオリン/ヴィオラ・コンクールがある。当社ではロスタルが録音したベート―ヴェンのクロイツェル・ソナタをCD-Rにしている。勝手な見解だが、DECCAに籍を持った全てのヴァイオリン奏者の中で最高ランクの実力の持ち主であると密かに思っている奏者である。何故かロスタルのLPはプレスが少なく、どれも希少盤といえる。一度でも知ったら見逃せないヴァイオリン奏者となることは間違いないだろう。

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