商品コード:1347-043[DECCA] N.イエペス(gt) / イェペス・リサイタル(全9曲)

[ 1347-043 ] Narciso Yepes – Jeux Interdits (Bande Sonore Originale Du Film De R. Clément)


通常価格:¥ 7,700 税込

¥ 7,700 税込      

数量

商品コード: 1347-043

作品名:イェペス・リサイタル(全9曲)/スペイン民謡(イエペス編):禁じられた遊び(愛のロマンス), ラモー:メヌエット, スカルラッティ:ソナタ, バッハ:無伴奏Vc組曲5番B.1011~ガヴォット | ソル:メヌエット ヘ長調, 同:ロンド, ミラン:2つのパヴァーヌ, サンス:Folias
演奏者:N.イエペス(gt)
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:105 017
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの12"LPのオリジナル】---赤/黒, 12時に小DECCA, 12時にMade in France par la Societe Française du son(外周ラウンド黒文字), グルーヴガード厚手, Rights Society:BIEM, Ⓟ1953*1956, Price Code:excellence, スタンパー/マトリクス:105 017 A C32/105 017 B C45 (ラウンド小文字マトリクス・仏DECCAタイプ), フランスDECCAモノラル製造を示す105***で始まりレコード番号を含むフランス型専用マトリクス使用, 3時:なし(フランス盤には存在せず), 再補助マトリクス(9時):なし, カッティングマスター:不明, 1960年代スタンパーによる1967年頃製造分, フランスでこれより古いレーベルは存在せず・但し禁じられた遊びのみ7"盤が存在する, フランスでの12"の最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, カッティング担当の前任者:なし, 仏DECCA音源の仏DECCA製作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son Paris, フランスでの12"LPオリジナル, original type in Fr.
ジャケット:【フランスでの12"LPのオリジナル】---折返表コートペラ, 2時にexcellence 黒ベース□DECCA(白文字), 表記されたジャケット番号:105.017, Price Code:excellence, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:12-67, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:12-67(フランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Decca Paris, 印刷:Imp.A.C.E.M., フランスでこれより古い12"LPは存在せず, 禁じられた遊びのみ7"盤が存在する, フランスでの12"LPオリジナル, original type in Fr.
トピックス:禁じられた遊び(愛のロマンス):1952年モノラル録音(映画のオリジナル サウンドトラック音源), 1953年SPが仏DECCA:MF36141(78回転・10"盤)にて初リリース→7"ドーナツ盤が1962年仏DECCA:70.857(45回転ドーナツ・黒/銀レーベル)にて再リリース「Jeux Interdits Musique du film de René Clément」→1969年7"ドーナツ盤・79.548(45回転7"ドーナツ・紺/銀レーベル)→1973年84.124(45回転7"ドーナツ・薄紺/銀レーベル)---と変遷する, 他の曲は1956年頃の録音と思われる, これらは1967年まで未発売と思われ1967年に全9曲で12"LPが仏DECCA:105 017(当装丁)にて初リリースと思われる, これはフランスでの12"LPの初年度リリース分オリジナル, ドイツでは1967年頃独DECCA:SMD 1349にて12"LPが初リリース, 英国/米国で12"LPは未発売と思われる

商品詳細:7"にもシングルカットされているルネ・クレマン監督の映画「禁じられた遊び」の主題歌としてイエペスの名を世界に知らしめたJeux interditsを含むギター作品9曲。バッハはB.1011(無伴奏Vc組曲5番)からガボット。イエペスはその後DGGに移籍してしまうのでDECCAモノ録音は極めて少なくこれが彼のベストだろう。リュートにも取り組み各方面で活躍を見るが、ギタリストとしての出発点である。このDECCA盤にイエペスの本気を見る。仏モノラルのみの発売と思われる。スペインのギタリスト、ナルシソ・イエペス(1927~1997)はスペイン・ムルシア地方、ロルカの生まれ。イエペスは4歳の頃からギターを持ち、少年時代にはスペインのバレンシア市の音楽院に入学してギターの天才と呼よばれた。マドリード音楽院では、レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサにギターを師事した。こんにちの10弦ギターを開発したことでも知られている。そしてイエペスの名を決定的なものにしたのは、映画「禁じられた遊び」の主題曲の演奏であった。この曲は今でも「スペイン民謡」ということになっているが、イエペスがスペインの古い民謡に手を加えて、ギター音楽として編曲したものと見られている。美しく哀愁を帯びた旋律は、ギターの魅力を十分に生かしたものである。今や世界中で最も親しまれているギター作品の一つとなっている。曲の「禁じられた遊び」は日本では映画「禁じられた遊び」がリバイバルで上映された、昭和37年(1962年)にヒットしている。実はこの曲は「愛のロマンス」というタイトルで1941年(昭和16年)に公開されたアメリカ映画「血と砂」で初めて演奏された曲である。「愛のロマンス」の演奏者はスペインのギター奏者であるヴィセンテ・ゴメスが編曲した作品であった。つまり同じ曲がヴィセンテ・ゴメス編の「愛のロマンス」とナルシソ・イエペス編「禁じられた遊び」の2種が存在する。ルネ・クレマン監督の映画「禁じられた遊び」のオリジナル・サウンドトラック盤は確かにナルシソ・イエペスである。しかしレコードは発売としてはヴィセンテ・ゴメス編の「愛のロマンス」が先である。原曲は「スペイン民謡」で作曲者についても諸説あるが、スペインのギター奏者アントニオ・ルビーラとする説が有力とされている。曲名は「禁じられた遊び」ではなく「愛のロマンス」が正解と思われる。ゴメス、イエペス以外にも編曲者がいて、これまでの定説であったナルシソ・イエペス作品という点は改めて考える必要がある。いずれにしてもイエペスが映画とともに世に広めた点は事実であり、このLPに収まる演奏は映画のオリジナル・サウンドトラック音源で、その演奏を聴くということでは、このDECCAのLPはオリジナルとみてよいと思われる。なおギター作品「禁じられた遊び」はDECCA7インチ・シングル盤が本来のオリジナルである。

イエペスの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)