商品コード:1347-014[VÉGA] パルナンQt. / モーツァルト:弦楽四重奏曲21番K.575, 22番K.589
商品コード: 1347-014
商品詳細:パルナンQt.は1942年パリ音楽院の学生によって創設された団体。初代メンバーは第1Vn:ジャック・パルナン、第2Vn:マルセル・シャルパンティエ、Va:セルジュ・コロ、Vc:ピエール・ペスナウである。デビューLPはフランスEKOレーベルに入れたラヴェルの10"(LM 2)でこれは幻の神品として知る人ぞ知る名演としてお宝の扱いとなっている。その後様々な名演を録音した伝説の団体である。モーツァルトの録音は少なく、1856年頃WESTMINSTERに入れた17/19番(XWN 18047)が最初で、これはVÉGAからも1958年頃C30S 133で発売された。もう1枚が1959年頃パリで録音されたフランス録音(21/22番)で当盤である。こちらはフランスのみでの発売と思われる。21/22番録音時のメンバーはVaのみミシェル・ワレス (在任・1957-1964)に変更されている。その後は1961年頃に第2Vnがジャック・ゲステムに代わっているので、当録音はまだまだ創設メンバーに近い時期である。彼らもステレオ期に入るとより現代的なスタイルへと変化したが、それでもフランスを代表する団体としてトップレベルの演奏を行っていた。フランクはベルギー出身でフランスで活躍した作曲家なのでフランス系作品といえる。フランス系では圧倒的な上手さを保っていることがよく分かる演奏である。1970年代に周りを見渡してみれば、'50/'60年代に活躍し、華々しい音楽性を誇った団体は音を失い、メンバーを欠き、惨憺たる状態で、'60年代の香りを保った団体はほんの一握りとなっていた。パルナンQt.も大きな変化を遂げたが、基本である心情に迫る演奏を保っている。これら2枚のモーツァルトはやや時期がずれるものの、まだまだ1950年代という時代であり黄金期の只中と言ってよいだろう。彼らのモーツァルトは単に伝統を守るだけの演奏ではない、当時に許容される範囲での斬新さが散りばめられていて、革新さえ感じる演奏である。決して情緒を優先させてはいないところがパルナンQt.たる所であろう。1956年モーツァルト生誕200年記念として、各レーベルが独自企画を発表した。仏VEGA社ではVAL 16:箱(4枚組)にK.589が含まれる。尚、ネット等でも未だパレナンQt.の表記があまりに多いが、パルナンQt.が正しい。
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