商品コード:1347-006t[BERTELSMANN] C.ハンゼン(pf) シュトループQt.メンバー 他/ シューベルト:五重奏曲「鱒」
商品コード: 1347-006t
商品詳細:大変珍しいドイツの弦楽四重奏団であるシュトループQt.。1936年に結成された。リーダーで第1Vn:マックス・シュトループ、第2Vn:ヨスト・ラーバ、Va:ワルター・トランプラー、Vc:ルートヴィヒ・ヘルシャーの4人。ナチスの台頭でブッシュQt.が国外での活動が増えるにつれ、シュトループQtはドイツでの地位を固めてドイツを代表する団体へとなっていく。マックス・シュトループはベルリン国立歌劇場o.でコンサートマスターを務めていた。Vaのワルター・トランプラーはその後米国に渡りニュー・ミュージックQt.のヴィオラ奏者となり、またソロのヴィオラ奏者として世界的名声を得る。チェロのルートヴィヒ・ヘルシャーは1930年代からエリー・ナイ、マックス・シュトループとPfトリオを組み活動した。SP録音も残している。1950年代初頭からはソロのチェロ奏者としてTELTELEFUNKENに協奏曲等を録音し、日本でも人気のチェロ奏者となっている。マックス・シュトループ以外のメンバーは変わっていくがシュトループQt.としては戦後まで活動を続けていた。創設メンバーは圧巻である。マックス・シュトループは完全にSP時代の古いスタイルを堅持した奏者であり、序々に新メンバーたちとのギャップが生まれ、衰退を招いた。解散時期は不明だが「鱒」の録音はシュトループQt.の最後の録音の可能性が高い。この録音時のメンバーは第1Vn:マックス・シュトループ、Va:ヴァルター・ミュラー、Vc:イレーヌ・ギューデル--と記載されている。やはりリーダーで第1Vn:マックス・シュトループ以外は交代しているようである。「鱒」では後期シュトループQt.の3人とコンラード・ハンゼン(pf)、ロフル・ハイスター(cb)の5人での演奏。録音年代ははっきりしないが、発売は1960年頃。SP時代の古き良き香りが多少なりとも感じられる。マックス・シュトループのソロは当時からさほど大きく変わっていないようで、いかにもドイツ的な良き雰囲気が出ている。マックス・シュトループの芸風をLPで聴くことが出来る貴重な録音である!
シュトループQtの在庫一覧へ
