商品コード:1347-005p[Ducretet Thomson] E.ブール指揮/ メンデルスゾーン:真夏の夜の夢~3曲 他
商品コード: 1347-005p
商品詳細:指揮者エルネスト・ブール( 1913- 2001)はフランスの指揮者。ストラスブール大学とストラスブール音楽院の両方で学び、指揮法をフリッツ・ミュンシュとヘルマン・シェルヘンに師事。ジュネーヴやストラスブールの放送局で合唱指揮者を務めた後、1941年にミュルーズ交響楽団の指揮者に任命される。1951年にストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の、1955年にはストラスブール歌劇場の指揮者に就任。1964年から1979年までハンス・ロスバウトの後任として、バーデン=バーデンの南西ドイツ放送交響楽団の首席指揮者を務める。エルネスト・ブールのレパートリーは近現代の音楽に集中していることで名高く、ヒンデミットの交響曲『画家マティス』やストラヴィンスキーのオペラ『放蕩者のなりゆき』のフランス初演を果たしたほか、ブッソッティ、ファーニホウ、グレツキ、リゲティ、リーム、シュトックハウゼン、クセナキスらの作品の世界初演を受け持った。ダッラピッコラの傑作「ウリッセ」の卓越した解釈でも有名だった。一方で南西ドイツ放送交響楽団とモーツァルトやハイドンの交響曲の録音を多く残すなど、古典作品でも引き締まった演奏が評価されている。2001年宇宙の旅で使用されたリゲティの「アトモスフェール」の音源に使用されたのはブールの演奏である。Ducretet Thomsonにはチェロのギ・ファロ他とのベートーヴェン:3重協奏曲、サン・サーンス:交響曲3番等があった。これは中でも非常に珍しいメンデルスゾーン:劇付随音楽「真夏の夜の夢」からの3曲と「フィンガルの洞窟」の4曲入りのメンデルスゾーン曲集の10"盤。元々全曲録音は無く、同年「真夏の夜の夢」から2曲入りの7"ドーナツ盤もリリースされていた。アンゲルブレシュトと同じフランス国立放送o.(シャンゼリゼ劇場o.)を振る。繊細かつ的確なスタイルで職人的指揮者。パワーがあり、Ducretet Thomsonの音質と相まって凄みのある演奏を聴かせる。アンゲルブレシュトがやらなかったメンデルスゾーンを代わりにやってくれた印象である。当時のDucretet Thomsonに籍を置いた指揮者である。それなりに力のある演奏を見せて期待は裏切らない!
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