商品コード:1348-048[ERATO] P.アモイヤル(vn) P.パレー指揮/ ラロ:スペイン交響曲, ノルウェー狂詩曲
商品コード: 1348-048
商品詳細:ピエール・アモイヤル( Pierre Amoyal)は1949年パリ生まれのユダヤ系フランス人のヴァイオリニスト。12歳でパリ音楽院を一等賞(プルミエ・プリ)を獲得して卒業(当時、史上最年少)。その後ロサンゼルスに渡り、5年間ヤッシャ・ハイフェッツの下で学ぶ。ハイフェッツの下で徹底的に基礎技術から磨きをかけた。ハイフェッツが弟子の中でその才能と技量に全幅の信頼を置いた唯一の弟子であり、室内楽のコンサートやレコーディングで共演も行った。アモイヤルが独り立ちしてハイフェッツの下を離れる時、ハイフェッツはギュスターヴ・ヴィヨームの銘器を自ら購入してアモイヤルに贈った。ハイフェッツ譲りのコシの強い美音と、速いパッセージを端正に演奏する正確さに加え、フランコ・ベルギー派の流れを受け継ぐ幅広いヴィブラートが挙げられる。独特の音の伸びや音色の多彩さを利用したテンポ・ルバートも個性的なものである。ERATOが1970年、新世代の看板奏者にした期待の星だった。ラロの粘りをしっかり表現しつつ上品な仕上がり。指揮は欧州に戻ったパール・パレー。ノルウェー狂詩曲について、ラロはこの作品を作曲する前年、1878年にヴァイオリン独奏と管弦楽のための『ノルウェー幻想曲(フランス語: Fantaisie norvégienne)』を作曲している。この幻想曲は大きな成功を収めた『スペイン交響曲』と同じく異国情緒を追求した作品であり、前作のスペインから北欧のノルウェーに興味が移っているが、同年のうちにパリでサラサーテによって演奏され人気を博した。『ノルウェー幻想曲』の初演後、ラロはこの協奏曲を管弦楽曲に改作する構想を抱き、2楽章からなる狂詩曲として完成した。楽譜は1880年にベルリンで『管弦楽のための狂詩曲(フランス語: Rapsodie pour Orchestre)』として出版されたが、原曲との関係もあり、今日一般に広く知られる曲名は『ノルウェー狂詩曲』である。出版時にフランスの指揮者エドゥアール・コロンヌに献呈されている。なお、作品番号は付されていない。ヴァイオリン独奏と管弦楽のための「ノルウェー幻想曲」が原曲だが「ノルウェー狂詩曲」は管弦楽曲なので混同しないように注意されたい。
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