作品名：ヴィヴァルディ:Fl・Ob・Fgのための協奏曲集/2Obのための協奏曲RV 536 P.53, 弦楽のための協奏曲 ハ短調RV ?, Fl・Fgのための協奏曲 ト短調『夜』 RV 439 P.342 | 2Vn・Fl・Obのための協奏曲RV ?, Fl・Ob・Fgのための協奏曲「海の嵐」RV 433 P.261, Ob・Vnのための協奏曲 変ロ長調 RV ?

レーベルタイプ：【デンマークでの第2版(デンマーク発売分)】---青紫/黒Σ狭内溝, 9時にMede France, , 3時に□STEREO 33T. 1/3, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:STU 70473, Price Code:なし, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:ERA STU 70473 LPL 1928 1Y 380/ERA STU 70473 LPL1928 2Y 380 (ラウンド小文字スタンパー・仏ERATO/PHILIPSタイプ), ERATO ステレオ製造を示すERA***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:C9/A10, 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す, CIDIS:プレス工場を示す, 1970年代スタンパーによる1975年頃の製造分, 旧番号存在せず, デンマークへの供給分では白/黒土手(1970年分)あり, これより古いデンマーク分レーベル存在する, デンマークでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ERATO音源のERATO制作PHILIPSプレス, ERATOがB&O向けにカスタマイズしたプレス(OEM製造)でフランス・プレスである(この盤はフランスレーベルのまま), 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, デンマーク向けの第2版, 2nd issue for Denmark

ジャケット：【デンマークでのオリジナル(フランス製造分)】---赤系デザイン見開慮面コート, 中央に赤でB&Oのロゴ付き 6時ンい黒でERATOのロゴ付き, 表記されたジャケット番号:STU 70473, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがデンマーク供給分では当ジャケットである), 製作:Erato Disques S.A., 印刷:Imprimé Glory. 92604 Asnières , これより古いデンマーク供給分ジャケット存在せず, デンマーク供給分オリジナル, Original for Denmark

トピックス：1969年頃イタリア北部のヴェネト地方にあるパドヴァ県のピアッツォラスルブレンタ(Villa Contarini pizzola sul brenta)でのステレオ録音, 録音技師: Peter Willemoes, プロデューサー:不明, 1970年頃Éditions Costallatによりコピーライト登録・同年ERATO:STU 70473(白/黒土手レーベル・当ジャケット入り)にて初リリース, これは1975年頃製造のデンマークのオーディオ・メーカーであるB&OへのOEM製造分・第2版でフランスレーベルのまま使用, 曲目の特定がはっきりしない場合はジャケット表記のままRV ?としている・またジャケット表記と曲目一覧表と曲名が一致しない場合はジャケット表記を優勢している(例:Fl・Ob・Fgのための協奏曲「海の嵐」は一般にはFl協奏曲としている), ヴィヴァルディの作品特定は困難を極める, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細：バッハやモーツァルトのフルート作品ともなれば様々なフルート奏者たちがそれぞれのスタイルや音色で競い合っているが、ヴィヴァルディのような作品数が膨大な作曲家において、同一内容の別レーベル録音は殆どなく、比較は不可能である。ランパルだから録音できた曲集であるといって間違いないだろう。実際ランパルのスタイルはイタリア作品であるヴィヴァルディに合っているし、陽性で明るい音色も申し分はない。またランパルならではのアレンジで曲が生きてくるという利点もあるに違いない。世の中にヴィヴァルディ・ファンがどのくらい存在するか不明だが、ランパルのファンは少なくないだろう。フルートという楽器をここまでメジャーにしたのもランパルの功績の一つである。ERATOで最もソロでの活躍が多い器楽奏者ではないだろうか。ランパルはそこまで数多くの録音を世に出してもセールスに関して不安はなかったばかりかMアンドレと並ぶドル箱奏者だったことは間違いない。またオケにヴェネツィアを本拠地とするC.シモーネ指揮イ・ソリスティ・ヴェネティを起用したことも成功の要因だろう。イタリアのオケにヴィヴァルディは任せれば良しと考えるのは聴き手も同様だろう。ERATOは他のレーベルと比較出来ないくらいヴィヴァルディのLPを録音している。バロック音楽の原典的な見解があったと思われる。バッハさえ学んだヴィヴァルディの音楽は難しく考えずとも老若男女が楽しめる音楽という点でもERATOが拘ったことが考えられる。ヴィヴァルディとランパルという組み合わせはこれ以上考えられないものだろう。ここではフルートを含む協奏曲及び複協奏曲を6曲収録し、オーボエ・パートにはピエール・ピエルロを起用。ヴィイオリンはイ・ソリスティ・ヴェネティのコンサート・マスターであるピエロ・トーゾが務める。ローマのイ・ムジチとは異なるヴェネツィア・スタイルのイタリア的雰囲気は新鮮である。

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