商品コード:1348-015[PHILIPS] I.ヘブラー(pf)/ モーツァルト:Pf協奏曲11番K.413, 13番K.415
商品コード: 1348-015
商品詳細:I.ヘブラーは1927年オーストリア生まれ(両親はポーランド人)。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でザウアーに、ジュネーブ音楽院でマガロフに、パリ音楽院でM.ロンに師事し、1952年第14回ジュネーブ国際ピアノ・コンクール優勝。'50年代後期からVOXに約6枚のLPを残す。その後1960年頃にVOXからPHILIPSに移籍、FONTANAに3枚を入れた後、VOX時代には叶わなかったモーツァルト:Pf協奏曲全集録音(1-4番を除く)を1964~1968年の間にステレオで行った。12枚のLPに5番以降の23曲の協奏曲と2曲のロンドを完成。全て順次バラで発売され、最後の録音が行われた1969年頃に箱入り全集が発売された(1-4番は除外)。ヘブラーはPHILIPSで一人全集(ほぼ全集・1~4番は録音しないことが多い)を完成させた最初のピアニストとなった。モーツァルト弾きとしての自信と完成度の高さは文句なしの一級品。彼女のバランス感覚と柔らかな音色は、これからも評価され続けるだろう。1973年1-4番をフォルテピアノでエドゥアルト・メルクス/ウィーン・カペラ・アカデミカと録音したが、時期がずれており、趣向が異なるので別扱いとした(箱にも未収録)。Pf協奏曲全集録音の指揮者は3人で、アルチェオ・ガリエラ:5/8/20/25/27/7/10の7曲、ヴィトルド・ロヴィツキ:6/9/12/17/19/21/23/26番の8曲、コリン・デイヴィス:11/13/14/15/16/18/22/24番の8曲となる。別扱いとして、エドゥアルト・メルクス:1-4番の4曲。最終的には2台/3台用協奏曲の7/10番も録音している。多くの曲がVOX又はFONTANAに先行録音されている。8番はVOXに旧録音があるが5番は初録音となる。一人のピアニストで全曲揃えるならヘブラーはお勧めできるが全て単売が初出となる。箱なら格安且つ一つで揃うが、単売をコツコツ集めるのも愉しみの一つだろう。ステレオがお好みでバラで全曲集める予定の方には是非!
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