商品コード:1349-028p[HMV‎] ソロモン・カットナー(pf) / ベートーヴェン:Pfソナタ8番「悲愴」, 30番

[ 1349-028p ] Solomon, Beethoven No..8 No.30


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商品コード: 1349-028p

作品名:ベートーヴェン:Pfソナタ8番Op.13「悲愴」 | Pfソナタ30番Op.109
演奏者:ソロモン・カットナー(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice ‎
レコード番号:ALP 1062
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面9時に小3回出る点, その他微か~極小で数回出る箇所あり
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金大ニッパー中溝, 6時にMade in Gt Britain, フラット重量(ALPに垂直に切れたフラット盤はない), Tax Code:なし, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:2XEA 175-7N/2XEA 174-13N (ラウンド小文字スタンパー・英EMIタイプ), EMIグループ英国録音モノラル製造を示す2XEA ***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):G/O, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代のスタンパーによる1954年頃製造分, 旧番号存在せず, 中溝フラット盤の最初期分, これより古いレーベルは存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループ英国音源のHis Master's Voice製作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:ALP 1062, Price Code:なし , 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England, , 印刷:N.B.L--.(詳細不明), これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original for mono
トピックス:1951年頃のロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1954年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年His Master's Voice:ALP 1062(当装丁)にて初リリース, 入荷の少ない番号で中でも初出フラット盤で盤質7は難しい, ソロモンは1948~56年までの間に全18曲のベートーヴェン:ソナタを残した, これは初年度リリース分のオリジナル, 初出の金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤で然も盤質7は滅多にない奇跡!, ソロモンのベートーヴェン:Pfソナタ録音は1948-1956年の間に全10枚のLPに全18曲(1・3・7・8・13・14・17・18・21・22・23・26・27・28・29・30・31・32番), 27番にはステレオあり, 全10枚:ALP 1062/8・30, ALP 1141/29, ALP 1160/21・32, ALP 1272/23・28, ALP 1303/17・18, ALP 1546/22+PC3, ALP 1573/1・7, ALP 1583/ASD 294/27+PC1, ALP 1900/13・31, BLP 1051/14・26, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:ソロモン・カットナー(1902年8月6日 – 1988年2月2日)は、イギリスの伝説的なピアニスト。活躍した時期が長くなく、脳梗塞によってキャリアを中断されたことから伝説的なピアニストと言われることがある。5歳でクララ・シューマンの弟子、マチルダ・ヴェルンに師事する。1912年10歳でデビューを飾った。これらのコンサートの成功から「神童ソロモン」と呼ばれ、以後ファーストネームのソロモンで活動した。ファーストネームのままで活躍したケースは非常に珍しい。HMVのLPの表紙にはSolomonとしか書かれていない。ソロモンは古典派からロマン派にかけて広範なレパートリーを誇っていた。だが、彼の名を高からしめたのは何よりベートーヴェンの演奏であった。ソロモンは優れた技巧と高い暗譜の能力を基礎とした深い楽曲への洞察に基づく、格調高く古典的、構築的な演奏で知られた。故国イギリスを中心に欧米では偉大なベートーヴェン弾きの一人と考えられている。日本には1953年に来日したが、あまり話題にはならなかった。しかし音楽評論家の吉田秀和は彼を高く評価し、最高のベートーヴェン弾きとしてその著作で言及している。ソロモンはEMIと契約を結び、1951年からベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の録音に取り組んだ。だが1956年夏、脳梗塞のために左手の薬指および小指が自由に動かないことに気づいた。このためピアノソナタ31番の終楽章では指が滑り、一部が欠落して修正されないままであった。結局彼は脳梗塞のために引退を余儀なくされ、全集は未完に終わった。これは1951年頃の録音で彼の黄金期のベートーヴェンである。何処までも端正で誇張のない自然な響きと構成は正に英国紳士然としたスタイルである。音も非常に澄んでいてクリスタルの響きとは正にソロモンの音を指す。全曲ないのは残念だが、ピアノ好きには重要なLPとなろう。状態の良いオリジナル盤は極めて少ないのが現実。ソロモンは1948~56年までの間に全18曲のベートーヴェン:ソナタを残した。SLS・7枚組の箱があり、それで全て聴く事が出来る。しかし'50年代リアル・タイムで発売されたオリジナル・プレスでなければ味わえないものがあるのも事実。これは最初の録音として地味な表情の中に彼の精神が刻み込まれた超名演。

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