商品コード:1349-026p[HMV‎] ソロモン・カットナー(pf) / ベートーヴェン:Pf協奏曲5番「皇帝」

[ 1349-026p ] Beethoven, Solomon ‎– The Emperor Concerto


通常価格:¥ 3,850 税込

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商品コード: 1349-026p

作品名:ベートーヴェン:Pf協奏曲5番Op.73「皇帝」/第1楽章 Allegro -- | --第2楽章 Adagio un poco mosso--第3楽章 Rondo Allegro - Piu allgero
演奏者:ソロモン・カットナー(pf)H.メンゲス指揮フィルハーモニアo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice ‎
レコード番号:ALP 1300
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金大ニッパー段付, 9時に33 1/3, 6時にMade in Gt Britain(外周ラウンド金文字), グルーヴガード厚手, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:2XEA 775-3N/2XEA 774-4N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループ英国録音モノラル製造を示す2XEA***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルNは不明, 補助マトリクス(3時):H/L, 再補助マトリクス(9時):12/1, 1950年代のスタンパーによる1955年頃の製造分, 金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤存在せず, 旧番号存在せず, 英国でこれより古いレーベル存在せず, 英国で最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ英国音源のHis Master's Voice制作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国でのオリジナル, original in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---黒系ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:ALP 1300, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作E.M.I.Records Limited (Controlled by Electric & Musical Industries Limired.) Hayes・Middlesex・England ., 印刷:Mardons--Mardon Packaging International Ltd., コロネーションデザイン存在せず, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK.
トピックス:1955年ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1955年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England, によりコピーライト登録・同年His Master's Voice:ALP 1300(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, ステレオは存在しない, メンゲスとは1/3/5番録音, ステレオは1/3番・5番はモノラル録音, 2/4番はクリュイタンスとのモノラル録音があり2人の指揮者で全曲録音している, 最後の録音はPfソナタ31番(最終楽章は指が滑り一部が欠落して修正されないまま), ピアニストのデニス・マシューズがライナー・ノーツを書いている, 堂々たる名演, 録音も非常に良い, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:1955年のモノラル録音。録音は非常に良く、ASDかと勘違いするほどの圧倒的な音圧に驚く。メンゲスのオケが恐ろしく元気がよい。ベートーヴェンらしい弾みがあって、しかもふくよか。オーケストラだけでも聴き惚れてしまう。ソロは実に透明感のある深みを備えた音。モノラル期としては傑作の一つ。ソロの上手さに舌を巻く。英国で最も尊敬されたピアニストの一人。ソロモン・カットナーが本名だが「神童ソロモン」の愛称をメーカーまでが使った。本名ソロモン・カットナー、1902年ロンドン生まれ。1912年10歳でデビューするとその成功から神童ソロモンと呼ばれ、その後レコード・ジャケットまで「ソロモン」で通してしまった。5歳でクララ・シューマンの弟子、マチルダ・ヴェルンに師事する。1912年10歳でデビューを飾った。この時のプログラムはベートーヴェン作曲ピアノ協奏曲第3番であり、指揮はヘンリー・ウッドであった。その後チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番でロンドンでのデビューを果たした。古くからベートーヴェン弾きとしての名を馳せ、1951年からHMVにベートーヴェン協奏曲を完結、並行してソナタ全曲録音を進行したが、1956年脳梗塞の為引退、未完に終わった。濁った音を一切出さず、多声の弾き分けにも細心の注意を払っている。潔癖なマナーが印象的で、轟音はほとんど用いられない。スタジオ録音とライブ演奏にほとんど差がなかったとも言われている。作品を汚すような音を一切用いないと言う意味では、ブリティッシュ・ピアニズムの正統な継承者の一人でもある。メンゲスとはPf協奏曲1/3/5番を録音したが5番はモノラルのみ。1/3番もステレオの入荷は少ない。5番は1955年のモノラル録音でシリーズ最初期録音となった。律儀な英国紳士を絵に描いたような演奏!ソロモンはクリュイタンスの指揮でPf協奏曲2/4番とメンゲスの指揮で1/3/5番を録音し、全曲録音を果たした。ステレオが存在するのは1/3番の2曲のみである。3番はなかでも入荷の少ない1枚!B面のPfソナタ22番Op.54も貴重である。

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