商品コード:1350-055t[DECCA] E.クライバー/ ベートーヴェン:交響曲9番「合唱」

[ 1350-055t ] Beethoven - Erich Kleiber ‎ Chœur Singverein Der Gesellschaft Der Musikfreunde, Vienne, Orchestre Philharmonique De Vienne, – Symphony Nº 9


通常価格:¥ 13,200 税込

¥ 13,200 税込      

商品コード: 1350-055t

作品名:ベートーヴェン:交響曲9番Op.125「合唱」/第1楽章・Allegro ma non troppo, un poco maestoso-- |--第2楽章・Molto vivace - Presto- Molto vivace - Presto-- |--第3楽章・Adagio molto e cantabile - Andante moderato - Tempo I- Andante moderato- Tempo I- Stesso tempo-- |--第4楽章・Presto / Recitativo-Allegro ma non troppo -Vivace-Adagio cantabile-Allegro assai -Presto / Recitativo -Allegro assai -Alla marcia Allegro assai vivace-Andante maestoso-Adagio ma non troppo, ma divoto-Allegro energico, sempre ben marcato-Allegro ma non tanto-Prestissimo
演奏者:E.クライバー指揮ウィーンpo.ウィーン楽友協会cho. H.ギューデン(s)S.ワグナー(a)A.デルモタ(t)L.ウェーバー(bs)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2725-6
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, バラ2枚セット, 2 single records set
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版/ドイツでの販売分】---金外溝ツヤ×2, 12時にMade in England, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT.2725/LXT.2726, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す), スタンパー/マトリクス:CC ARL 1295-4A/CA ARL 1296-4B/CA ARL 1297-4A/CA ARL 1298-4A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格のモノラル製造を示すCC ARL/CA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのイニシャルAはGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)/Bは Ron Mason(ロン・メイソン)のカッティング担当を示す, 補助マトリクス(3時):MI//IK/CU/UH, 再補助マトリクス(9時):15/2/3/1, 1950年代のスタンパーによる1955年頃の製造分, 10"/旧番号存在せず, これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:いないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, オートマチック・カップリング, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK, 英国での第2版, 2nd issue in UK.
ジャケット:【ドイツ製・ドイツでのオリジナル】---ドイツ製初期共通デザイン見開中入れ裏面三方折返紙ペラ×2, 表記されたジャケット番号:LXT 2725/LXT 2726, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがドイツでは当ジャケットである・英国では53.11), 製作:TELDEC »Telefunken-Decca« Schallplatten GmbH, 印刷:記載なし・ドイツ製, ドイツでオリジナル, original in De.
トピックス:1952年6月ウィーン・ムジークフェラインでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1952年The Decca Record Company Limitedによりコピーライト登録・同年英DECCA:LXT 2725-6(金内溝レーベル・フラット重量盤・ジャケ裏 53.11)にて初リリース→1955年頃同一番号(金外溝レーベル)→1957年頃LXT 5362-3(RIAAカーヴ・銀外溝レーベル+シューリヒトの1番とのカップリング)→LXT 5645(1枚に圧縮・1961年)と変遷, これは1955年頃製造の英国製金外溝ツヤレーベル・フラット盤の第2版盤が1955年製造のドイツ製オリジナルジャッケットに入るケースでドイツで最初に発売された形と思われる・ドイツでのオリジナル盤といえる, 1950年代前期で盤質7は存在しないと思って間違いない, 英国初年度分ではないが1955年プレス・フラット盤でこれだけ状態の良い盤は滅多にない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★,

商品詳細:エーリヒ・クライバーの第九はLP初期における一つの衝撃であった。'50年代の初頭にあって、フルトヴェングラーとは異なるスタイルで、且つ、新しい波を感じさせる演奏。切れ味の鋭いオーケストラには驚かされる。「フィガロの結婚」で見せた、あの熱い演奏にも通じるものがある。余分な肉付けを排しながら、骨太で揺るぎ無い骨格を持つ演奏。その新鮮さは今もなお健在だ。ギューデンをはじめ歌手も良い。モノラルの醍醐味が味わえる。1952年6月にウィーンにて録音された名演。フルトヴェングラー、バイロイト録音が前年の1951年7月29日であることを考えると、正反対とも言える2つの全く異なる第9が同じ時期に録音されたことは面白い事実である。どちらも大変な情熱が注ぎ込まれた演奏であるが、クライバーは案外速いテンポでかっちりとまとめた現代的な演奏といえる。恐らくは譜面の通りで過度なテンポの揺らぎはなく、意図的な感情の関与が見られない極めてシンプル且つストレートな演奏である。しかし音楽が生き生きと生命感を放出し、明らかに静かな情熱の渦に飲み込まれる演奏である。この時代にあって異例な程の筋肉質で引き締まった演奏にはエンジンが付いた推進力さえ感じてしまう凄みがある。フルトヴェングラー/バイロイトが魔術的凄みとすれば、クライバーは時代を超越した造形美ではないだろうか?エーリヒ・クライバー(1890 - 1956)はウィーン生まれ。フルトヴェングラーの4歳後輩になる。クライバーはこの録音の6年後に66歳で亡くなってしまう。1935年、妻と当時5歳のカール(カルロス)らを伴ってアルゼンチンに移住した。1947年ごろからヨーロッパでの指揮活動を再開したが、復帰はスムースではなかったと思われる。フルトヴェングラー /バイロイト録音をお持ちの方に特に聴いてほしい第9である。同じ時期にここまで異なる演奏があることを知っていただきたい。どちらも歴史に残る名演である。1957年頃シューリヒトの1番とカップリングされて新番号で出し直される。

クライバーの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)