商品コード:1350-053[Chant du Monde] A.S.シック(pf) / ヴィラ・ロボス:赤ちゃんの家族(全8曲) 他

[ 1350-053 ] Hector Villa-Lobos, Ana Stella Schic – Ciclo Brasileiro / A Prolé Do Bébé


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商品コード: 1350-053

作品名:ヴィラ・ロボス:Pf作品集/赤ちゃんの一族~第1集「赤ちゃんの家族」(全8曲)--1.ブランキーニャ(陶器の人形)--2.モレニーニャ(紙の張りぼて人形)--3.カボクリーニャ(粘土の人形)--4.ムラティーニャ(ゴム人形)--5.ネグリーニャ(木の人形)--6.ア ポブレジーニャ(ぼろきれの人形)--7.オ ポリシネーロ(道化人形)--8.ブルーシャ(布の人形) | ブラジルの詩(全4曲)--1.カボークロの苗植え--2.吟遊詩人の印象--3.奥地の祭り--.4.白人インディオの踊り
演奏者:A.S.シック(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Le Chant du Monde
レコード番号:LDX 8004
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面5時に小レベルで3~4分連続する1.5cmのスレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---黄/茶内溝, 3時にMade in France(横茶文字), フラット重量, 表記されたレコード番号:LDX 8004, Price Code:なし, Rights Society:BIEM, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:PARTX 14180-1/PARTX 14071 (ストレート小文字スタンパー・Pathéタイプ), パテキュラーを本体としたPARTX***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6-134293/M6-134143, 再補助マトリクス:ストレート面割マトリクス・AL 061/AL 062, ストレートタイプp3種並存のPathéプレス, 1950年代スタンパーによる1954年頃製造分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Le Chant du Monde音源のLe Chant du Monde製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---上開左右折返蓋付き紙ペラ, 上下にLe Chant du Monde - 32. Rue Beaujon - Paris (8), 表記されたジャケット番号:LDX-8004, Price Code:なし, 背文字:なし(上開の為), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Le Chant du Monde, 印刷:C.C. Paris London Imp., これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル!】---1954年前後のパリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1954年頃Le Chant du Mondeによりコピーライト登録・同年Le Chant du Monde:LDX 8004(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 当社入荷2度目の希少タイトル!, ヴィラ・ロボスにおけるピアノ演奏の最初期録音!, アナ・ステラ・シックはヴィラ・ロボスのスペシャリスト!, ヴィラ・ロボスに関してはタリアフェロより上!, 状態が7ではないが滅多にない希少オリジナル盤!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:アナ・ステラ・シックの名を聞いて即座に理解する人は、なかなかのピアノ通だろう。作曲家ヴィラ・ロボスとは娘の名付け親になってもらうなど深い親交があった女性ピアニストで、作品の初演も世界各地で行った。ヴィラ・ロボスのPf作品の録音といえばタリアフェロが思い出されるが、シック女史の演奏も負けず劣らずの名演である。アナ・ステラ・シック(Anna Stella Schic)(1925 – 2009)はブラジル生まれの女性ピアニスト。12歳からホセ・クリアスに師事した。ドイツ出身のクリアスはリストの孫弟子にあたり、第一次大戦を機にフランスからブラジルに移住し教鞭を執っていた人物。この師とは逆にアナ・ステラはパリに留学し、クリアスの友人でもあったマルグリット・ロンに師事した。後に同窓の作曲家ミシェル・フィリポと結婚すると、1971年からフランスに移住し、活動する様になった。ピアニストとしてのキャリアに加えて、学者としての側面も持ち、ヴィラ・ロボスとリストに関しての書籍を残している。ロボスに関しては伝記の側面もある内容らしいが、リストに関しては音楽専門書であることが窺える。ずばり「リスト流ピアノ教育法(L'école Liszt - pédagogie du piano)」という題名である。この書籍の題を見ればわかる通り、教師としても活動し、パリ音楽院、サンパウロ州立大、リオデジャネイロ連邦大など大西洋を越えて教鞭を振るった。当LPの録音時期は1954年前後頃と思われ、時期やPathéプレスである事を考えるとパリで行われたと見ていいだろう。ヴィラ・ロボス自体が一般には馴染みの薄い作曲家だが、アナ・ステラが持つ非常に高い芸術性も手伝い、土俗的(ブラジル的)な印象より、洗練された美的な印象が遥かに強い。一つの音楽として人々を納得させる優れた作品と演奏である事は間違いないだろう。時代を感じさせる古めかしいデザインのジャケットと共に、歴史的な価値も高い。このレベルの演奏と音質を当時のフランス人が日常的に聴いていたと思うと、改めて彼らの精神性に驚かされる。

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