商品コード:1350-043[DECCA] D.オイストラフ(vn)/ ブルッフ:スコットランド幻想曲, ヒンデミット:Vn協奏曲(1939)

[ 1350-043 ] Bruch, Hindemith, David Oistrakh, London Symphony Orchestra, Horenstein – Scottish Fantasia / Violin Concerto


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商品コード: 1350-043

作品名:ブルッフ:Vnと管弦楽のための「スコットランド幻想曲」Op.46 | ヒンデミット:Vn協奏曲(1939)
演奏者:D.オイストラフ(vn)O.エリス(hp)J.ホーレンシュタイン指揮ロンドンso.--(ブルッフ), D.オイストラフ(vn)P.ヒンデミット指揮ロンドンso.--(ヒンデミット)
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6035
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---橙/銀大デッカ浅外段, 外周5mmにサークルあり, 12時にOriginal Recording by Decca Record Co.LTD..London, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), 帯にFull Frequency Stereophonic Sound., グルーヴガード厚, Rights Society:BIEM, Première Publication 1963 , Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:ZAL 5676 R1/ZAL 5677 R1 (ラウンド小文字スタンパー・仏IPGタイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すAL***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用マトリクス使用, カッティング担当:Rは不明, 補助マトリクス(3時):なし, 再補助マトリクス(9時):なし, 1960年代のスタンパーによる1963年頃の製造分, ステレオに旧番号存在せず, 黒/銀レーベル存在せず, フランスにこれより古いステレオ・レーベル存在せず, フランスでのステレオの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, カッティング担当の前任者:なし, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の仏DECCA制作プレス, IPG工場:A.R.E.A.C.E.("Les Applications & RÉalisations ACoustiques ÉlectroMécaniques), フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル・タイプ】---折返表コートペラ, 1時に黒ベース□DECCA Stéréo ロゴ(白文字), 表記されたジャケット番号:SXL 6035, Price Code:Artistique, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:4.63, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:2-63(フランスでは当ジャケットではない・年号違い), 製作:Disques Decca. Paris, 印刷:Bouchet-Lakara. Paris., ラウンド折返表コート・ホタテ貝ジャケット存在せず, これより古いステレオジャケット存在せず・年号違いあり, フランスでのステレオ・オリジナル・タイプ, original type for stereo in Fr.
トピックス:1962年9月ロンドン・ キングズウェイ・ホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 編集/カッティングマスター:Stanley Goodall, 英国では1962年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 6035/SXL 6035(ED1レーベル・折返表コートジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1963年仏DECCA:LXT 6035/SXL 6035(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分ステレオオリジナル, 過去に英国プレスは2度入荷しただけ(英国ED1は一時2.5万円を超えた), 演奏:★★★★★, 音質:★★★★, 仏プレスも音質は良い

商品詳細:SXLのオイストラフの中でも最も入荷の難しい1枚ではないだろうか。6000番台とは言え、まだ2000番台から切り替わって間もない時期で英国ではED1が初出。さすがに音の切れは素晴らしい。オイストラフが別人のようにさえ感じる。ホーレンシュタインのほの暗いオケに合わせて、寒々とした冷気が流れ込んでくるような演奏。弦の艶やかさも第一級。1939年作のヒンデミットは作曲者本人の指揮。この盤で聴くとなかなか良い曲だ。オイストラフの最高の音色。ブルッフのVn協奏曲1番はメジャーな作品だが、スコットランド幻想曲はそこまでではない。1880年に完成したヴァイオリン独奏とオーケストラのための協奏的作品である。正式な題名は「スコットランド民謡の旋律を自由に用いた、管弦楽とハープを伴ったヴァイオリンのための幻想曲」。作曲当初は「スコットランド協奏曲」「ヴァイオリン協奏曲第3番」などと呼ばれることもあった。パブロ・デ・サラサーテのために作曲され、サラサーテに献呈されたが、初演は1881年2月22日に、作曲上のアドバイスを行ったヨーゼフ・ヨアヒムの独奏で、ブルッフ指揮のリヴァプール・フィルハーモニー協会によって行われた。1950年代にはヤッシャ・ハイフェッツの録音が知られる。ハイフェッツが愛奏し1947年に世界初録音を行ってからのことであった。ブルッフはスコットランドを訪れたことはないが、スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズが集め出版した「スコットランドの歌」に着想を得て作曲した。ブルッフはハープに重要な役割を与えている。NHKの衛星放送やテレビ朝日系列のスポーツ番組『GET SPORTS』において使用された。録音が少ないだけに貴重な録音。B面のヒンデミットの「ヴァイオリン協奏曲」は1939年の作でこちらも録音は少ない曲。こちらは初演と同様にヒンデミット自身が指揮をしている。オケは2曲ともロンドン交響楽団。現代作品の中でこの「ヴァイオリン協奏曲」は特段とっつきにくい作品ではない。 ヒンデミットはロマン主義から脱却を目指す「新即物主義」に傾倒し、推進した人である。この曲にもその傾向は表れているが一つあってよいと感じさせるのは当録音ではないだろうか。マイナーVn協奏曲のカップリンでSXLシリーズとなれば無視はできない。英国盤は当然安価ではない。

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