商品コード:1350-037[DECCA] K.リヒター(org)指揮/ ヘンデル:Org協奏曲(12曲)/Op.4, Op.7

[ 1350-037 ] Haendel - Karl Richter Et L'Orchestre De Chambre Karl Richter – Concertos Pour Orgue Vol. 1-Vol. 3


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商品コード: 1350-037

作品名:ヘンデル:Org協奏曲Op.4(6曲)+Org協奏曲Op.7(6曲)/Vol.1:Org協奏曲OP.4~第1番 ト短調 HWV 289--同~第2番 変ロ長調 HWV 290-- --同~第3番 ト短調 HWV 291--第4番 ヘ長調 HWV 292-- /Vol.2:Org協奏曲OP.4~第5番 ヘ長調 HWV 293--第6番 変ロ長調 HWV 294-- --Org協奏曲OP.7~第1番(第7番)変ロ長調 HWV 306--第2番(第8番)イ長調 HWV 307-- /Vol.3:Org協奏曲OP.7~第3番(第9番)変ロ長調 HWV 308--第4番(第10番)ニ短調 HWV 309-- --第5番(第11番)ト短調 HWV 310--第6番(第12番)変ロ長調 HWV 311
演奏者:K.リヒター(org)指揮カール・リヒター室内o. F.ソンライトナー(vn)F.キスカルト(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 2115~
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, バラ3枚セット, 3 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---橙/銀大デッカ浅外段×3, 12時にOriginal Recording by The Decca Record Co. LTD. London, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), Price Code:Ⓐ, グルーヴガード厚, Rights Society:DP, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:STE 015033 R5/STE 015034 R1---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・TELEFUNKEN/仏DECCAタイプ), TELEFUNKEN規格ステレオ製造を示すSTE***で始まりレコード番号を含まないドイツ型のフランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):フランスには存在せず, 再補助マトリクス(9時):なし, カッティング担当:マトリクスのイニシャルRは不明(RIAAカーヴの意味ではないと思われる), 1960年代のスタンパーを使った1962年頃製造分, フランスでは黒/銀大デッカ浅外段レーベル存在せず, フランス・ステレオ最古レーベル・最厚プレスである, フランスで更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティング担当の前任者:なし, 英DECCA音源の仏DECCA製作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son, フランスでのステレオ・オリジナル(3枚とも), original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル/Vol.2は第2版】---折返表コートペラ, 1時に黒ベ-ス三角DECCA(白文字)×2, 1時に黒ベ-ス6角□DECCA(白文字)×1(Vol.2), 表記されたジャケット番号:SXL 2115/SXL 2187/SXL 2201, Price Code:Artistique, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:9-62/7-66/12-65, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された番号:9-62---(フランスでは当ジャケットである/ではない), 製作:Disques Decca. Paris, 印刷:Dehon et Cie Imprimerie Paris/Imprimerie A.C.E.M.(3枚ともDehon et Cie Imprimerie. Parisあり), 折返しジャケット三角DECCAの最初期分(Vol.1/3), 折返しジャケット6角□DECCAの第2版(Vol.2), フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
トピックス:1958年5月13日~7月30日ドイツ・ミュンヘン・ マックスヴォルシュタット・聖マルクス教会(St. Mark's Church, Munich)にてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Martin Fouqué, プロデューサー:Gerhard Pätzig, 編集/カッティングマスター:Stanley Goodall, 英国では1959年 The Decca Record Company Limited. London によりコピーライト登録・同年Vol.1がDECCA:LXT 5578/SXL 2115(ED1レーベル)にて初リリース, Vol.2が1960年DECCA:LXT 5579/SXL 2187(ED1レーベル)にて初リリース, Vol.3が1960年DECCA:LXT 5580/SXL 2201(ED1レーベル)にて初リリース, ドイツではVol.1:LXT 2016/SXL 20001, Vol.2::LXT 2017/SXL 20002, Vol.3:LXT 2018/SXL 20003にて初リリース, フランスでは1962年英国と同一番号にて初リリースされた・ステレオは仏DECCA:SXL 2115/SXL 2187/SXL 2201(全て橙/銀大デッカ浅外段レーベル・三角デッカ折返表コートジャケット入りと思われる), フランス盤でバラ3枚揃いは当社2度目の入荷となる, 英国盤バラ3枚揃いよりはるかに安価になる, ヘンデル:Org協奏曲の代表的録音で音質も良い, カール・リヒター室内o.とミュンヘン・バッハo.は同一と思われる, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:これらのOrg協奏曲録音は1958年ミュンヘン・聖マルクス教会で録音された。Op.4の6曲とOp.7の6曲合わせて12曲をLP3枚に収めた録音。何故かARCHIVではなくDECCAに録音している。確かにリヒターはDECCAにも録音があるがそれは英国DECCAではなくドイツDECCAである。マトリクスからみてわかるようにTELEFUNKENにてマスターが制作されていてTELDEC録音・制作であったことがわかる。英国DECCAはTELEFUNKENマスターを使ってのライセンス製造であり、録音には関与していない。録音技師やプロデューサーもTELEFUNKENに籍のある人物であり、英国では大々的に売り出した割には只のライセンス製造であったことが解かった。1958年という時期を見るとリヒターは1958年6月から8月にヘラクレスザールで「マタイ受難曲」の録音をしている。この録音はその1か月前に同じミュンヘン市内のマックスヴォルシュタットにある聖マルクス教会で録音された。これをどう見るか? 筆者はこう見る--初の大作の録音を控えたリヒターは準備運動を兼ねて、しばらく弾けなくなるオルガンを肩慣らしを兼ねて、同じ街にある大オルガンが珍座した聖マルクス教会で挑んだ--。これが考えられる一つだろう。マタイ受難曲の録音予定であるヘラクレスザールにはオルガンがないので妥当な録音場所である。オケはカール・リヒター室内o.とあるが、これは契約の関係で間違いなくミュンヘン・バッハo.とみて間違いないだろう。12曲の協奏曲をやっつけて、あったまった体で「マタイ受難曲」の録音に挑んだのではないだろうか? リヒターにとって12曲の協奏曲録音は朝飯前に近い仕事だったに違いない。今の環境でみると時代考証がなっていない録音ではあるが、「マタイ受難曲」に比べれば小さな編成である。ミュンヘン・バッハo.にとっても良い準備体操になったに違いない。こうして今もってヘンデル:Org協奏曲の定番録音となったリヒターのDECCA録音が出来上がったというのが真相ではないだろか?

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