商品コード:1350-034[DECCA] E.アンセルメ/ ベートーヴェン:交響曲2番, レオノーレ序曲2番

[ 1350-034 ] Beethoven / L'Orchestre De La Suisse Romande, Ansermet – Symphony No. 2, Op. 36 / Leonora No.2 Overture


通常価格:¥ 44,000 税込

¥ 44,000 税込      

商品コード: 1350-034

作品名:ベートーヴェン:交響曲2番Op.36--1.Adagio Molto - Allegro Con Brio--2. Larghetto-- | --3.Scherzo--4.Allegro Molto, 「レオノーレ」序曲2番Op.72a
演奏者:E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 2228
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : パンチ穴の補修あり
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---大デッカ中溝ED1, 10時にOriginal Recording by~, 9時にSpeed 33-1/3(最古), 6時にMade in England(ラウンド銀文字), 表記されたレコード番号:SXL 2114, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟ1960(Recording first published)・3時(Speed 33-1の上に記載の最古分), TAX Code:E/T(1959年4月~1960年8月を示す)・最古, スタンパー/マトリクス: ZAL-4735-1E/ZAL-4736-1E (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA録音ステレオ製造を示すZAL-***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのイニシャルEはStanley Goodall(スタンリー・グッドール)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):H/G, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1960年代のスタンパーによる1960年頃製造分, ED1の中で3時にSpeed 33-1/3がない初期タイプ存在せず, これはED1のステレオ最初期分, これより古いステレオレーベルは存在せず, ステレオの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1E/1Eの最古分), これより古い3時は存在する, カッティング担当の前任者:なし, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., ステレオ・オリジナル, original for stereo
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---ラウンド折返表コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 2時/10時に黒ベース□DECCA(白文字), 表記されたジャケット番号:SXL 2228, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠)・裏面にあり, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:R.S.7-60, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:R.S.7-60(ステレオは当ジャケットである・一致), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:R.S.---Robert Stace Ltd. London, B.B.B.ジャケット存在せず, ラウンド折返表コート・ホタテ貝ジャケットの最初期分, これより古いステレオジャケット存在せず, 英国でのステレオ・オリジナル, original for stereo
トピックス:【入荷の少ない希少オリジナル盤!】---1960年1月スイス・ジュネーヴ・ヴィクトリアホール(Victoria Hall, Geneva)でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 編集/カッティングマスター:Stanley Goodall, 1960年The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年DECCA:LXT 5584/SXL 2228(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分ステレオオリジナル, 入荷の少ない希少オリジナル盤!, E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.によるベートーヴェン:交響曲全集録音の一つで1958~1963年に録音された, DECCAにおける最初の一人指揮者全集であり・ステレオによる最初の全集録音だった, 2番の入荷は多くない, ステレオ・オーディオファイルプレス!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:アンセルメの全集録音されたベートーヴェン:交響曲の中の1曲。音は理想的DECCAサウンド。抜けがよくクリアーなのにグイグイと押して来る力がある。アンセルメの指揮もまったく乱れのない整ったバランスの良さで一つの理想形。テンポも丁度よい、あまり遅いと緊張感が無くなるが、そのあたりも完璧に設計されている。DECCAのポリシーとぴったり合った運命的な録音。値段は高いが聴けば納得がいくはず。エルネスト・アンセルメ(1883-1969)はスイス西部の街、ヴヴェイの生まれ。1918年にジュネーヴにてスイス・ロマンド管弦楽団を創設。国際的には無名な団体であったため経済的に苦しかった時期も長かったが、地元の放送局オーケストラと合併したことで経済的な安定を得、100年後の現在まで続く息の長いオーケストラとなった。戦後スイス・ロマンド管弦楽団とともに英DECCAレーベルとの契約を締結し、非常に多くの録音を残した。ステレオ試験録音から関与しており、ステレオ録音に多大な貢献を残した。そしてアンセルメ / スイス・ロマンド管弦楽団とSXL番号は一つのブランドとして大きな力を持つまでになる。米国のジョージ・セルと共通する無駄のない筋肉質でストレートな演奏はアンセルメの特徴として、またSXLサウンドとリンクして世界中にファンを作った。DECCAが世界最高レベルのオーディオファイルレーベルとして認知された要因にアンセルメの演奏スタイルとDECCAの録音技師たちとの相乗効果があったことは事実だろう。アンセルメについて詳しくはホームページ・お役立ち機能→アナログ期の名称たち→エルネスト・アンセルメをご参照ください。録音は1958年から60年に集中的に録音され、最後に1番と8番が63年に録音されて全集化された。この時期多くの巨匠と呼ばれる指揮者たちがこぞってベートーベンの交響曲全集録音を手掛けている。クレンペラー/フィルハーモニア(1957-1961年)、シューリヒト/パリ音楽院管o.(1957-1958年)、クリュイタンス/ベルリンpo.(1957-1960年)、コンヴィチュニー/ゲヴァントハウスo.(1959-1961年)と目白押しである。これが所謂「芸術の熟成」とされる時代なのだろう。これらの中でアンセルメ/スイス・ロマンドo.はやはり何処までもDECCAらしさが薫る演奏ではないだろうか。DECCAにおける最初の一人指揮者全集であり、ステレオでの最初の全集録音である。これらの中で最も情感を排した即物的な演奏といえる。しかしその即物性は普遍性であり、芸術の究極の形でもある。2000年以前はSXLの音質ばかりが強調された時期があったが、それだけでなく内容も超一流である。第1印象こそさっぱりしているが、聴き込むうちにアンセルメの描きたかった音楽が見えてくる。彼が描きたかったのは油絵ではなく水彩画であったのでは?非常に綺麗で澄んだ風景画のようでいて、しっかり見た人に強い印象を残すインパクトを持ったものである。2番はマイナー曲ではあるが、この見通しの良い演奏にて曲の構造が透けて感じるようである。

アンセルメの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)