商品コード:1350-033[DECCA] W.バックハウス(pf) / ベートーヴェン:Pf協奏曲5番「皇帝」

[ 1350-033 ] Beethoven, Backhaus, Vienna Philharmonic Orchestra, Hans Schmidt-Isserstedt ‎– "Emperor" Concerto


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商品コード: 1350-033

作品名:ベートーヴェン:Pf協奏曲5番Op.73「皇帝」/--1st Movement - Allegro-- | -- 2nd Movement - Adagio Un Poco Mosso-- 3rd Movement - Rondo, Allegro
演奏者:W.バックハウス(pf)H.シュミット・イッセルシュテット指揮ウィーンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 2179
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 表面のラミネート全面剥がれの為外袋に入る
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・第2版】---橙/銀大デッカ浅外段, 12時にOriginal Recording by The Decca Record Co. LTD. London, 6時にMade in France, Price Code:Ⓐ, グルーヴガード厚, Rights Society:BIEM, TAX Code:なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CA ZAL-4597-2E/CA ZAL-4598-2E (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すCA ZAL***で始まる英国型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):なし(仏プレスに3時は存在せず), 再補助マトリクス(9時):921/81, カッティング担当:マトリクスのイニシャルEはStanley Goodall(スタンリー・グッドール)を示す, 1960年代のスタンパーを使った1962年頃製造分と思われる, フランスでは黒/銀レーベルが存在する(1960年分), フランス最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, モノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティング担当の前任者:なし, 英DECCA音源の仏DECCA製作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son, フランス・ステレオ第2版, 2nd issue for stereo in Fr.
ジャケット:【英国でのステレオ・第2版(フランス発売分)】---折返表コートペラ, 2時に黒ベース□DECCA, 表記されたジャケット番号:SXL 2179, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム表記・上下絞り), ⓅなしⒸ1959, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:5-60(年号記載ないが当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Robert Stace, ラウンド折返表コート・ホタテ貝タイプ存在する(1960年分)→折返表コートタイプ(当ジャケット), 英国でのステレオ・第2版(フランス発売分), 2nd issue for stereo
トピックス:1958年6月27-28日ウィーン・ゾフィエンザールにてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Brown, プロデューサー:Erik Smith, 編集/カッティングマスター:Stanley Goodall→Harry Fisher , 1959年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECC:LXT 5553, ステレオは1960年SXL 2179(ED1レーベル・ラウンド折返表コート・ホタテ貝ジャケット入り)にて初リリース→1966年頃同一番号・ED2レーベル・折返表コートジャケット→1969年頃同一番号・ED3レーベル・表コートペラジャケット(当盤)→1971年頃同一番号・ED4レーベル・表コートペラジャケット---と変遷する, フランスでのステレオは1960年頃仏DECCA:SXL 2179(黒/銀レーベルレーベル・英国製ラウンド折返表コート・ホタテ貝ジャケット・5-60入り)にて初リリース→1962年頃同一番号・橙/銀大デッカ浅外段レーベル・折返表コートペラジャケット入り(当アイテム)に変更, これはフランスでの1962年頃販売のステレオ第2版, 年代的には英国のED1中期レ―ベルの時期である, 英国オリジナルは高額, バックハウス2回目の録音, 初回はC.クラウスと旧モノラル録音あり, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:バックハウスはベートーヴェン:ピアノ協奏曲を2回録音している。初回モノラル録音(1番は未録音)に関しては計画的に行われた録音ではなかったようである。1950年9月にベームとの3番。1951年5月にクレメンス・クラウスと4番が録音され1952年5月にクレメンス・クラウスと2番。1953年にクレメンス・クラウスと5番。何故最初のベーム指揮で通さなかったのか? 何故1番を録音しなかったのか?など疑問が残る録音なのである。しかし1950年代初頭という時期は全集というものに対する価値観は1960年代以降とは異なるだろう。そう考えると、バックハウス、クレメンス・クラウス、ウィーン・フィルという組み合わせは当時では当たり前でも今では限られた黄金期だけのものである。時は移りハンス・シュミット・イッセルシュテット(1900 - 1973)はベルリン生まれで、北ドイツ放送交響楽団の創立者として名高い指揮者である。1951年頃からロンドンpo.なども客演をDECCAに録音していた。1971年まで北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者を務めながらDECCAへの録音も行っていた中で、DECCAでは最初のステレオによるベートーヴェン交響曲全集とPf協奏曲全集をイッセルシュテットに託した。ピアノはバックハウスで、1959年から始まったPf協奏曲録音では既に75歳と高齢であったが、初回モノラル録音の成功により、2回目で完全な全集録音に抜擢された。バックハウスの年齢を考えてPf協奏曲録音を先に回したと思われる。1960年までの約2年でとPf協奏曲の全5曲を録音し、モノラル/ステレオで発売された。ステレオはSXLシリーズとして好評を博した。ステレオはSXL番号なので1枚当たり2万円はくだらない高額LPである。揃えるには相当に高額になる。プロデューサーはイッセルシュテットの息子であるErik Smithが務めた。5番はもっとも注目される録音である。DECCAにはカーゾン/クナ/ウィーンという1950年代のベストセラー録音があり、これはステレオでは2回目となる。しかしソロとオケのバランスは非常に良く、高齢のバックハウスのソロは若いカーゾンとはまた異なる魅了がある。バランスも良く、カーゾン/クナと甲乙付けがたい名演だろう。

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