商品コード:1350-001[Ducretet Thomson] A.フェルバー(pf) / ベートーヴェン:変奏曲集

[ 1350-001 ] Beethoven, Albert Ferber – Ten Variations On "La Stessa, La Stessissima" By Salieri / Six Variations In F Major On An Original Theme, Op. 34


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商品コード: 1350-001

作品名:ベートーヴェン:変奏曲集/サリエリの歌劇「ファルスタッフ」の二重唱「「まったく同じだわ」」の主題による10の変奏曲 WoO 73 | 創作主題による6つの変奏曲Op.34
演奏者:A.フェルバー(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:LLA 1032
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:8インチ, 20cm×1 (33 rpm)
評価/レコード:7 : 奇跡的盤質!
評価/ジャケット:B : 2時に小さな剥がれあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---石像金輪広内溝Selmer付, La Voix de Monde, 3時にMade in France Microsillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, フラット重量, 表記されたレコード番号:LLA 1032, Price Code:なし, Rights Society:DP, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:LDM 1096-LM2/LDM 1097-LM2 (手書き文字スタンパー・Ducretet Thomsonタイプ), Ducretet Thomson録音8"製造を示すLDM***で始まりレコード番号を含まない専用スタンパー使用, M6スタンパーはなくPathéプレスではない, 1950年代のスタンパーによる1954年頃製造分, 石像金輪広内溝Selmer付レーベル・フラット盤の最初期分, これより古いレーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, 最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Selmer付きに状態の良い盤は殆どない, Ducretet Thomson音源のDucretet Thomson製作プレス不明, 工場:不明, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---上開表半ツヤ厚紙, , 6時にDisque Microsillon Longue Durée 33 Tours 1/3, 表記されたジャケット番号:LLA 1032, Price Code:なし, 背文字:なし (上開の為), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在する番号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:Imprimerie Keller -Paris., フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【盤質7は初入荷の希少タイトル!】---1954年頃パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1954年頃Compagnie Française Thomson-Houstonによりコピーライト登録・同年Ducretet Thomson:LLA 1032(当装丁)にて8インチで初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 盤質7は当社初入荷の希少タイトル!英国では1955年頃London Ducretet-Thomson:MEL 94006(10")にて初リリース

商品詳細:これがデュクレテ時代の唯一のベートーヴェン。10"より小さい8.5"ぐらいの大きさで、当時はこの大きさの盤は少なからずあった。この時代でしか聴くことのできない味わい深い音が刻まれており、そのニュアンスは前出の英国レーベルではついに出すことが出来なかった。フェルバーの輝いていた時の貴重な記録。Selmer付。アルベルト・フェルバー(1911- 1987)はピアノ好きの方ならご存じだろう。スイス・ルツェルン生まれ。ルツェルンはドイツ語圏なのでアルベール・フェルベールではなく本来はアルベルト・フェルバーとなるが、フランスに居た間はDucretet Thomsonで活躍したので、当然アルベール・フェルベールと名乗っていたと思われる。彼は1960年代に英国に移住し、SAGAなどの英国レーベルに録音を行っており、当然アルーベルツ・フェーバーになったはずである。移住の度に呼び方が変わる欧米は厄介である。アルベルト・フェルバー、アルベール・フェルベール、アルーベルツ・フェーバー、どれもその時々で正しいが、統一が重要なので当社では出生国の呼び方であるアルベルト・フェルバーで統一する。フェルバーはスイスでK.ライマーに学び、ザールでヴァルター・ギーゼキングに師事した。フランスではマルグリット・ロンの薫陶を受けた。セルゲイ・ラフマニノフのスイス滞在時に、ラフマニノフから助言をもらっている。1939年にはロンドンに渡り、ジェームズ・チンのピアノ学校で助手をしながら演奏活動を行うようになった。映画音楽方面でも仕事をし、アルバート・バル=スミス監督の"The Hangman Waits"や"Death in the Hand"等では音楽を担当し、ブライアン・デズモンド・ハースト監督の"The Mark of Cain"ではピアニスト役として出演した。1940年代には盛んに英国の指揮者やオケと共演。SP録音もある。LPでは1951年頃英DECCAの10"(LM 4544・シューマン:子供の情景Op.15/メンデルスゾーン:無言歌(6曲))に初めての録音を行った。その後Ducretet Thomsonに移籍し、ドビュッシー全集等の録音を残す。1957年頃までDucretet Thomsonに録音があった。1959年頃英SAGAに移籍。今となってはどれもお宝級のLPとなっている。Ducretet Thomsonではドビュッシーのピアノ主要曲を担当したが、ドビュッシー以外の録音もあり、これがその代表作。。彼の音には程よい倍音があり、一音でも聴く人を魅了する力がある。雰囲気で聴かせるタイプではなく、強烈なアタックと共ににダイナミックで生命感溢れる音を出すスーパーピアニズムの持ち主。マイナーなベートーヴェンの変奏曲2曲入りだが、フェルバーの美学に彩られた演奏は大きな説得力を持つ。

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