商品コード:1352-047[MERCURY] B.ジャニス(pf)/ Pf協奏曲/チャイコフスキー:1番, ラフマニノフ:2番

[ 1352-047 ] Byron Janis, Rachmaninoff, Antal Dorati – Concerto No. 2 In C Minor / Prelude In C Sharp Minor / Prelude In E Flat Major


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商品コード: 1352-047

作品名:チャイコフスキー:Pf協奏曲1番Op.23 | ラフマニノフ:Pf協奏曲2番Op.18
演奏者:B.ジャニス(pf)H.メンゲス指揮ロンドンso.--(チャイコ)/A.ドラティ指揮ミネアポリスso.--(ラフマニノフ)
プレス国:フランス, France
レーベル:MERCURY
レコード番号:130 529 MLY
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 中央に一本シワあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・第2版】---赤白/銀4本線センター白, 外周5mmに低い盛上り, 枠内3時に 33 1/3 Gravure Universelle 下段に銀文字でMade in France 最下段に白色でTrésors Classiques, グルーヴガード厚手, Price Code:Ⓐ , Rights Society:BIEM, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:MER AA 130 529 1Y D2 380 /MER AA 130 529 2Y D5 380 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), MERCURY音源のPHILIPS製造を示すMER AA***で始まりレコード番号を含むフランス型専用スタンパー使用, 補助マトリクス:D11/B3, 再補助マトリクス:なし, 1960年代のスタンパーによる1967年頃製造分, 旧番号存在せず, 外溝レーベルは存在するか不明, 赤/銀3本線2重内溝レーベル存在する(1964年頃), フランスでこれより古いステレオレーベル存在する, フランスでのステレオ最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, フランスにモノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:不明, MERCURY音源の仏MERCURY制作仏PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips, フランスでのステレオ・第2版, 2nd issue for stereo in Fr. will be
ジャケット:【フランスでのステレオ・第2版】---三方開両面厚紙黒布貼, 11時に灰色ベース□Gravure Universelle 下に黄色帯にCollection Trésors Classiques下に灰色ベース□楕円MERCURYロゴマーク, レコードホルダーに蓋付き(PHILIPSの型押付き), 表記されたジャケット番号:130 529 MLY, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・黒布背景), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない旧タイプあり), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A, 印刷:Imprimerie S.P.P.Louviers, これより古いデザイン存在する, フランスでこれより古いステレオジャケット存在する, フランスでのステレオ・第2版, 2nd issue for stereo in Fr. will be
トピックス:ラフマニノフ:1960年4月17-19日米国ミネソタ州・ミネアポリス・ミネソタ大学・サイラス ノースロップ記念講堂(Northrop Memorial Auditorium)・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Robert Eberenz /Robert Fine, プロデューサー:Wilma Cozart, 録音監督:Harold Lawrence, 編集/カッティングマスター:George Piros(Fine Recording Studios), 米国ではラフマニノフ1曲入りで1960年Mercury Record Corporationによりコピーライト登録・同年米MERCURY:MG 50260/SR 90260(赤/浅中溝Living Presenceレーベル・グルーヴガード厚手盤・厚紙ジャッケット入り)にて初リリース, 英国では英MERCURY:MMA 11124/AMS 16071にて初リリース, オランダでは蘭MERCURY:120 502 MGL/130 502 MGYにて初リリース, チャイコフスキーは1960年6月ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 米国では1曲入りで1960年米MERCURY:MG 50266/SR 90266(同様)にて初リリース, フランスでは1960年頃チャイコフスキーの1曲入り10"が仏MERCURY:49029(モノラル・アズキ/銀中溝レーベル)にて初リリース, 1964年頃チャイコフスキー+ラフマニノフの2曲入りで仏MERCURY:120 529 MLL/130 529 MLY(赤/銀3本線2重内溝レーベル・旧デザイン・三方開両面厚紙ジャケット入り)にて初リリースと思われる, これは1967年頃製造の第2版盤が同じころ製造の第2版ジャケットに入るケース, 安価とした, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:ラフマニノフの録音は1960年4月、ミネソタ州ミネアポリスにあるミネソタ大学・サイラス ノースロップ記念講堂。ミネソタ大学の第 2 代学長であるサイラス ノースロップにちなんで名付けられたミネソタ大学のステージ会場である。米国/英国/オランダでは1曲入りまたは前奏曲2曲が追加されて1960年頃リリースされた。チャイコフスキーは1960年6月ロンドンで録音され、此方も米国/英国/オランダでは1曲入りで1960年頃リリースされた。フランスでは事情が異なり、1960年ころチャイコフスキーの1曲入りモノラル盤が10"で発売されたあと、1963年頃チャイコフスキー/ラフマニノフの2曲がカップリングされ12化されて発売された。英国と米国で同じ1960年に録音された2曲がカップリングされる点に違和感はない。バイロン・ジャニス(1928-)は東欧系ユダヤ人として、アメリカ・ペンシルバニアに生まれたピアニスト。非常にアメリカナイズされたスタイルが特徴で、鳴らすべきはしっかりと鳴らし、メカニックもキッチリ抑えた技巧派とエンターテインメント性を備えた一流の奏者である。走力的には当時の米国でもトップランクであったことは間違いない奏者である。録音時は32歳とまだ若く、パワーが必要とされる協奏曲をバリバリと録音できる体力が漲っていた時期である。フランス盤は2曲がカップリングされたプレスながら聴いた印象ではすこぶる良い音質を持っていて全く不満のないLPである。得意のラフマニノフはドラティとの共演であり、オケも含めて、完璧といえる演奏である。これ以上臨むべくも無いほどのトップレベルと感じる。ドラティのオケのドライブ感が如何にもMERCURY録音を感じさせるが、そのオケに全く負けていないジャニスのパワーとデリカシーにも流石と感じる領域である。ラフマニノフに関しては、人気で双璧であったヴァン・クライヴァーンも届かないレベルと感じる。

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