商品コード:1352-044[MERCURY] H.シェリング(vn)/ Vn協奏曲/チャイコフスキー, ハチャトゥリアン

[ 1352-044 ] Tchaïkovsky / Khatchatourian - Henryk Szeryng, Orchestre Symphonique De Londres, Antal Dorati – Concertos Pour Violon Et Orchestre


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商品コード: 1352-044

作品名:チャイコフスキー:Vn協奏曲Op.35 | ハチャトゥリアン:Vn協奏曲 ニ短調
演奏者:H.シェリング(vn)A.ドラティ指揮ロンドンso.
プレス国:フランス, France
レーベル:MERCURY
レコード番号:130 557 MLY
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7 : A面に書き込みとORTFの刻印あり
評価/ジャケット:A : 緑丸STEREOシール付き
キズ情報:A面9時に極小3回出る点, 6/12時に微か~極小10回程出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】----赤白/銀4本線2重内溝センター白, 外周3cmに低い盛上り(カマボコ)あり, 枠内に白色でSTEREO 33 1/3 ○○ 下段に銀文字でMade in France, 最下段に白色でTrésors Classiques, 厚手(グルーヴガード以前の厚手盤), Price Code:Ⓐ , Rights Society:DP, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:MER AA 130 557 1Y 380/MER AA 130 557 2Y 380 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), MERCURY音源のPHILIPS製造を示すMER AA***で始まりレコード番号を含むフランス型専用スタンパー使用, 380は編集/カッティングマスター:C.I.D.I.S. Louviersを示す, 補助マトリクス:A1/A3, 再補助マトリクス:なし, 1960年代のスタンパーによる1965年頃製造分, 旧番号存在せず, フランスでHI-FI STEREOレーベル存在せず, 赤/銀3本線レーベル存在せず, 赤白/銀4本線センター白レーベルではっきりした2重内溝カマボコレーベルの最初期分, フランスでこれより古いステレオレーベル存在せず, フランスでのステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1Y/2Yが最古), フランスにモノラル存在するか不明, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:C.I.D.I.S. Louviers.の技師, MERCURY音源の仏MERCURY制作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, フランスでのステレオ・オリジナル(Gravure Universelleの文字は付かない), original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---三方開両面厚紙背緑布貼, 11時に黄色ベース□LIVING PRESENCE 下に黄色帯にCollection Trésors Classiques 下にHI-FI STÉRÉO 下に楕円MERCURYロゴマーク, レコードホルダーに蓋付き(PHILIPSの型押付き), 表記されたジャケット番号:130.557 MLY, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・緑布背景), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A, 印刷:Imprimerie S.P.P.Louviers, 上部にLiving Presence HI-FI STEREO表記の旧デザイン付最初期分!, フランスにこれより古いジャケット存在せず, フランスでのステレオ・オリジナル(Gravure Universelleの文字は付かない), original for stereo in Fr.
トピックス:【ステレオ・オリジナルは超希少!】---ハチャトゥリアン:1964年7月14日ロンドン近郊のハートフォードシャー・ワトフォード・Watford Town Hall・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Robert Eberenz, プロデューサー:Harold Lawrence, 米国では1965年Mercury Record Corporationによりコピーライト登録・同年, ハチャトゥリアン1曲入りで米MERCURY:MG 50393/SR 90393(赤/浅中溝Living Presenceレーベル・グルーヴガード厚手盤・厚紙ジャッケット入り)にて初リリース, チャイコフスキーは1962年同一場所でのモノラル/ステレオ録音, 1966年3枚組箱のOL3-117/SR3-9017で初リリースと思われる, チャイコフスキーの単独LPは1970年になってSR 90527で初めてリリースされた, フランスでは1965年チャイコフスキー/ハチャトゥリアンのカップリングで仏MERCURY:120.557 MLL/130 557 MLY(当装丁)にて初リリース→1966年頃同一番号・赤白/銀4本線センター白・外周1cmの低い土手レーベル・当ジャッケット入り→1969年頃からPHILIPSになると思われる, 英国では1965年英PHILIPS:AL3503/SAL3503, オランダでは蘭PHILIPS:A 04924L/838 418 AYで初リリース, フランスMERCURYの音質は非常に良い, これはフランスでの初年度リリース分ステレオ・オリジナル!, LIVING PRESENCEシリーズ録音のステレオ・オーディオファイル・プレス!, ステレオ・オリジナルは初入荷の超希少盤!, チャイコフスキーは1959年にミュンシュ/ボストン交響楽団とのRCA旧録音がある, チャイコフスキーは:1976年6月ハイティンクと3回目録音がある, ハチャトゥリャンも2回目録音になる, 特にチャイコフスキーはこちらが米国より先にリリースされた単独LPである, 英国では1965年にチャイコフスキー/ハチャトゥリアンのカップリングで英PHILIPS:AL3503/SAL3503で初リリース, 同年蘭PHILIPS: A 04924L/838 418 AYでリリースされた, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★+

商品詳細:チャイコフスキーは1962年、ハチャトゥリアンは1964年7月ロンドンでの録音。シェリングはPHILIPS以前、米MERCURYに籍があり、ドラティ/ロンドンso.とはハチャトゥリアン、チャイコフスキー、ブラームス、メンデルスゾーン、シューマンの計5曲を録音。これらはRCA時代と比べても内容的に評価が高い。シェリングは翌1965年にはPHILIPSに移り、イッセルシュテットとベートーヴェンの奇跡的名演を果たす。MERCURY時代の力がそのまま残っていたのだろうか。シェリングはその後も音色そのものに大きな変化は無いが、どこかスケールが小さくなっている気がする。MERCURY音源といってもロンドンで録音している。ハチャトゥリアンのこの曲は1940年に作曲され、翌年のスターリン賞第2位を獲得したヴァイオリン協奏曲である。シェリング/ドラティ/ロンドンso.は、どうやらこの曲を大幅にカットして録音したらしく、研究者によると第2楽章の第14小節~24小節まで、もう一箇所は第144小節~161小節。第3楽章のカットは更に大胆で、第121~126小節、第145~175小節、第501~528小節の3箇所に鋏が入っているらしい。ハチャトゥリアン本人がこの録音を知ったか不明だが----「どうも私の知らないところで、随分あちこちカットをして演奏する人がいるようですが、そんなことは、私が死んでからやってもらいたいものです。なぜなら、私はこの曲にひとつも無駄な小節や、不必要な音は書いていないと信じているのですから。」---黒沼ユリ子著「アジタート・マ・ノン・トロッポ」(未來社)----とクレームを入れているらしい。そういう点で完全な録音ではないにしろこの録音は素晴らしい。些細な事は気にしない方にとっては土俗的な音調をこれでもかとタップリ披露した名演である。MERCURY録音だけに音質も凄い。多くのヴァイオリンの名手がこぞって録音しているがコーガン/ハチャトゥリアン本人指揮がトップランクに君臨する点は間違いないだろう。カットもなく作曲者の意図が100%反映された点も良い。不思議なのがチャイコフスキーの扱いである。音源を持つ米国MERCURYでのチャイコフスキーの初出は1966になって3枚組の箱(ベートーヴェン、シベリウス、プロコフィエフ、チャイコフスキー)の協奏曲4曲入りで初リリースされた。その中でA.ドラティ指揮ロンドンso.はチャイコフスキーのみである。更にはチャイコフスキーの単独1曲入りLPはなんと1970年なってからSR-90527という番号でレプリカのような発売がされたのである。米MERCURYがドラティとのチャイコフスキーを蔑ろにしためずらしいケースだがMERCURY音源ながら欧州レーベルがしっかりと先にリリースした珍しい録音といえる。

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