商品コード:1352-040[MERCURY] J.シュタルケル(vc)/ チャイコフスキー:ロココ変奏曲, サン・サーンス:Vc協奏曲1番

[ 1352-040 ] Tchaikovsky, Saint-Saëns, Janos Starker – Variations On A Rococo Theme / Cello Concerto In A Minor


通常価格:¥ 4,400 税込

¥ 4,400 税込      

数量

商品コード: 1352-040

作品名:チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲Op.33 | サン・サーンス:Vc協奏曲1番Op.33
演奏者:J.シュタルケル(vc)A.ドラティ指揮ロンドンso.
プレス国:フランス, France
レーベル:MERCURY
レコード番号:121 025 MSL
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面10時に極小9回出る点あり→7とした
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】----紺白/銀4本線センター白, 外周3cmに低い盛上り(カマボコ), 枠内3時に33 1/3 MONO ▽, 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤), 枠内3時にMade in France, Price Code:Ⓓ, Ⓟなし, Rights Society:DP, スタンパー/マトリクス:MER AA 121 025 1L 380/ MER AA 121 025 2L 380 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), MERCURY録音PHILIPS系モノラル製造を示す MER AA ***で始まりレコード番号を含むフランス型専用マトリクス使用, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す(フランスのみ使用), 補助マトリクス:A2/A2, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当:不明, 1960年代のスタンパーを使った1964年頃製造分, フラット盤存在せず, 青/銀3本線2重内溝レーベル存在しないと思われる, フランスでこれより古いモノラルレーベル存在せず, フランスでのモノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1L/2Lが最古), フランスにステレオ存在する, RIAAカーヴである, MERCURY音源の仏MERCURY製作仏PHILIPSプレス, 工場:Philips Phonografische Industrie., フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】----折返表コートペラ, 11時に黒ベース帯にMagie de Son, 1時に赤ベース帯に Deluxe(黒文字), 表記されたジャケット番号:121 025 MSL, Price Code:Magie de Son, 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作::Société Phonographique Philips, 印刷:Richir-Maitre-Imprimerie-Paris-Le Perreux, フランスでこれより古いモノラル・ジャケット存在しないと思われる, フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
トピックス:1964年6月26/27日ロンドン近郊のハートフォードシャー・ワトフォード・Watford Town Hall・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Robert Eberenz, プロデューサー: Wilma Cozart, 編集/カッティングマスター:George Piros(Fine Recording Studios), 米国では1964年Mercury Record Corporation によりコピーライト登録・同年米MERCURY:MG 50409/SR 90409(アズキ/銀中溝レーベル・表コート厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 英国では英PHILIPS:AL 3559/SAL 3559(アズキ/銀3本線内溝レーベル)にて初リリース, フランスでは1964年仏MERCURYからモノラル:121 025 MSL(紺白/銀4本線カマボコレーベル・当ジャケット入り)にて初リリース, 同年ステレオ:131 025 MSY(紺白/銀4本線カマボコレーベル・Magie de Sonシリーズジャケット入り)にて初リリースと思われる, オランダでは蘭PHILIPS:A 04923 L/838 423 AY(DXY)にて初リリース, ステレオはどの国の盤も高額になる

商品詳細:ヤーノシュ・シュタルケル( 1924- 2013)はハンガリー・ブダペスト生まれ。1945年にブダペスト国立歌劇場管弦楽団およびブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者に就任。また、ピアニストのシェベーク・ジェルジ(ジョルジ・シェベック)らとピアノ・トリオを結成し、活躍した。しかし翌1946年には祖国を去り、ヨーロッパ各地で演奏を行い、その名を知らしめた。フランス滞在中20枚ほどSPレコードを録音したが、その中の1枚コダーイの無伴奏チェロソナタが1948年のディスク大賞 (Grand Prix du Disque) を獲得した。レーベルでは1950年代にPeriod Records、1950年代後期に英 Columbia、1960年頃ERATO、1962年頃~MERCURYへの録音が始まる。アンタル・ドラティ( 1906- 1988)も同じハンガリー・ブダペスト生まれで、ドラティの強い口利きでMERCURYヘの移籍が実現したのではないかと思われる。1948年、アンタル・ドラティの招きでシュタルケルはダラス交響楽団の首席チェリストに就任した。この時には、アメリカへの移住を既に決意していたという。翌1949年にはフリッツ・ライナーの招きを受けて、メトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席チェリストに就任。米国では既に大物チェリストとして名声も得ていた。ドラティとシュタルケルが同じMERCURYに籍を置いたことで二人のハンガリーの大物音楽家による共演が実現した。二人は当盤の他、ドヴォルザーク:Vc協奏曲と2枚のLPで終わったが何方もMERCURYを代表するチェロLPの録音として大きな存在感を持つ。何方もオケはロンドンso.で、ドラティの凄まじい推進力のあるバックはこれだけでも管弦楽曲として満足の出来るレベル。シュタルケルのソロはドラティほど熱くはならず、極めてクールな理性的な演奏に終始している。パワーで押す演奏が多いなか、シュタルケルのアプローチは何所か少し引いた印象を受けるが、それが高い音楽性を感じさせる。A.ドラティ指揮ロンドンso.の演奏は本当に見事である。このあたりにもMERCURYの目指した方向性が見える。そのMERCURYの意図とシュタルケルの意図が1960年代の数年間一致した方向を見せ、多くの名演が生まれた。ここにはシェリングとの協奏曲と共通する思想が見える。MERCURY録音はうるさいだけとイメージされる方も多いが、実際はそうではない。特に欧州プレスで聴けば米国レーベルの中で特にクラシックを意識した高品質な録音を行っていたことが理解されだろう。

シュタルケルの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)