商品コード:1354-025[SUPRAPHON] K.アンチェル / ベートーヴェン:交響曲5番「運命」

[ 1354-025 ] Beethoven - Czech Philharmonic Orchestra • Karel Ančerl – Symphony No. 5 In C Minor


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商品コード: 1354-025

作品名:ベートーヴェン:交響曲5番Op.67「運命」/--1.Allegro Con Brio --2.Andante Con Moto-- | --3.Scherzo (Allegro) --4.Allegro
演奏者:K.アンチェル指揮チェコpo.
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUA 10123
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・第3版/当番号の最初】---青銀SC逆内溝, センターホール上にMade in Czechoslovakia(横銀文字), 9時に▽M33, フラット重量, Rights Society:記載なし, 表記されたレコード番号:SUA 10123, Ⓟなし, Price Code:G (Kčs 36), スタンパー/マトリクス:A 364 D A1B/A 365 V 1A (ラウンド小文字スタンパー・SUPRAPHONタイプ), 英語表記・輸出仕様, SUPRAPHON録音・モノラル輸出製造を示すA***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 1950年代のスタンパーを用いた1961年頃製造分, Copyright Year Code(初リリース年を示すイニシャルレーベル登録年号で1954–1964の間存在する):なし(不明), Manufacturing Date Code (実際に製造された年/月を示す・ない場合はCopyright Year Codeと同年):なし(不明), レーベル登録番号:なし, 旧番号存在する(1954年/1957年分), 旧番号に白/赤青レーベル(1954年)/青金輪レーベル・フラット盤(1957年分)存在する, 当番号に青金輪レーベル・フラット盤存在せず, これより古い輸出仕様レーベル存在する, 輸出仕様の最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴであると思われる, SUPRAPHON音源のSUPRAPHON制作プレス, 輸出仕様・12"の第3版だが新番号(当番号)の最初の形, 3rd issue for export
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様・再版/当番号の最初】---折返表コートペラ, 1時に緑帯ベースSUPRAPHONロゴマーク, 表記されたジャケット番号:SUA 10123, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, ⓅなしⒸ1956/1961, 当社入荷記録で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Supraphon A. S., 印刷:記載なし・チェコ製, 旧番号存在する, これより古いモノラル・ジャケット存在する, 輸出仕様の再版/当番号の最初, original for new number
トピックス:1953年2月7-9日プラハ・芸術家の家(ルドルフィヌム)・ドヴォルザーク・ホールSUPRAPHONスタジオにてモノラル録音, 1954年Supraphon A.S.によりコピーライト登録・同年・SUPRAPHON:DV 5153/LPV 148(白/赤青レーベル・フラット盤・イラストジャケット入り)にて初リリース→1957年頃同一番号・青金輪レーベル・フラット盤・イラストジャケット入り→1961年頃SUA 10123(青銀SC逆内溝・折返表コートペラ)に変更(当アイテム), これは第3版となるが音質は良い, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:チェコSUPRAPHON社で最初にベートーヴェン全集を作ったのはP.クレツキ('60年中頃)。それ以前はバラバラの指揮者で一応全曲揃っていた。アンチェルは1/5番の2曲を録音、1950年代の録音でモノラルのみの発売。ドヴォルザークが有名だがベートーヴェンは大変立派な演奏。1番同様スケールが大きくパンチの効いた力量を見せる。チェコpo.がよく鳴っている。これぞ名演!アンチェルの真の実力を見せ付ける一枚。モノラル期の力強い演奏でしかも上品!カレル・アンチェル( 1908 - 1973)は南ボヘミア地方のトゥカピのユダヤ人一家に生まれた。ユダヤ系チェコ人である。1925年から4年間にわたってプラハ音楽院でアロイス・ハーバに作曲を、ターリヒに指揮を学んだ。1933年にはプラハ交響楽団の音楽監督に就任。1939年にチェコがナチス・ドイツの支配下に入ると、ユダヤ系だったアンチェルは職を追われ、家族は強制収容所のガス室で亡くなった。チェコがナチの支配から解放された後、アンチェルは楽壇へ復帰を果たし、プラハ歌劇場の指揮者(1945年 - 1948年)、プラハ放送交響楽団の指揮者(1947年 - 1950年)を経て、1950年にはクーベリックの後任としてチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任する。低迷状態に陥っていたチェコ・フィルを立て直すべく奮闘し、チェコ・フィルはターリヒ時代の栄光を取り戻す。1959年、チェコ・フィルを帯同して来日公演を行い、日本の好楽家の間でも名声を確立した。1968年、アンチェルがアメリカ演奏旅行中にいわゆる「チェコ事件」が起こり、チェコはソ連を中心としたワルシャワ条約機構軍の軍事介入を受ける。アンチェルは旅行先で帰国を断念、亡命の道を選び、同時にチェコ・フィルの常任指揮者も辞任する。1973年7月3日、亡命先のトロントで肝臓病と糖尿病のため65歳で死去。アンチェルといえば「新世界交響曲」のステレオ録音で名高い。ターリヒのモノラルの名演とは異なる演奏で人気を博した。しかしアンチェルにベートーヴェンのイメージはない。アンチェル/ドレスデンsk.のモーツァルトは御存じの方も多いであろう。実に端正で見事な36/39番であった。この運命交響曲もその流れで演奏されている。端正で大袈裟な表現を避け、敢えて歌わず淡々と「運命」という名の劇性を排したスタイルに終始した演奏である。しかし音楽自体が貧相ということはない。鳴らす部分はしっかり鳴らし、適度な余白を持った演奏といえる。ある意味模範的な秀演といえる。

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