商品コード:1359-028[BALKANTON] ブルガリア国立ディモフQt. / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集vol.6/ 10番「ハープ」, 11番「セリオーソ」
商品コード: 1359-028
商品詳細:正式名称はブルガリア国立ディモフQt.。通称ブルガリアQt.(ディモフQt.)は1957年ブルガリアのソフィア音楽院の学生たちで発足した団体でブルガリア政府から「ブルガリア国立ディモフ弦楽四重奏団」の名称を与えられた。初代メンバーは第1Vn:ディモ・ディモフ、第2Vn:アレクサンドル・トモフ、Va:ディミトル・チリコフ、Vc:ディミトル・コゼフの4人。1963年ブダペスト国際弦楽四重奏コンクールで優勝し、国際的に知られるようになる。以降西側でのコンクールでも入優勝して名声を得た。ディモフQt.とする場合とブルガリアQt.とする場合があるが当社ではブルガリア国立ディモフQt.としている。ブルガリアを代表する団体であり、国際レーベルHarmonia Mundiにも録音がある団体である。ベートーヴェンの全集が先に1960年代中期~後期頃録音され(ブルガリアで)、ブルガリアの国営レーベルBalkantonから発売されたが、その後モーツァルトの全集がHarmonia Mundiで録音された。モーツァルトの録音は1970年前後頃と思われる。バラで揃えるのは相当に大変だと思う。フランスでは箱も出ているが盤は後期プレスと同じ黒盤になる。ベートーヴェンは最終番号Vol.10まで存在する。ベートーヴェンの場合、BALKANTONがオリジナルでHarmonia Mundiはライセンス製造と思われる。BALKANTONレーベルは特に希少でこれまで全10枚の入荷はない。彼らのスタイルはどことも似ていないユニークな独自の物がある。同じ東欧でもチェコやハンガリーとは異なるラテンの気質が少し混じり、軽度な明るさと程好い軽快さを併せ持つ。1940年代に登場した頑固で厳格な古典的な流れから確実に切り離されたスタイル。地域的な交流が無かったのが幸いしてか東西の良い部分と時代的な折衷的スタイルを作り上げている。話題になることもなかったがベートーヴェン好きには是非お試しいただきたい個性的団体である。Harmonia Mundiではバラの初出がHMO 5桁番号で発売されその後1979年頃、10枚組の箱でリリースされた。BALKANTONが本当のオリジナル!
ディモフQt.の在庫一覧へ
