商品コード:1364-006[DF] M.エウィッツ/ モーツァルト:ディヴェルティメントK.287

[ 1364-006 ] Mozart - Orchestre Hewitt – Divertissement Pour Cordes Et Cors En Si Bémol (K 287)


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商品コード: 1364-006

作品名:モーツァルト:ディヴェルティメント15番 変ロ長調K.287/-- 1. Allegro-- 2. Thème Et Variations-- 3. Menuet -- | --4. Adagio -- 5. Menuet-- 6. Andante - Allegro Molto
演奏者:M.エウィッツ指揮モーリス・エウィッツ室内o.
プレス国:フランス, France
レーベル:Les Discophiles Français
レコード番号:DF 41
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 下部に汚れあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---赤輪青地図浅中溝, 1955年頃の製造分, 表記されたレコード番号:41
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---青系クロス紙シングル(紺文字・サークルあり), 表記されたジャケット番号:N°41
トピックス:1952年又はそれ以前のパリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 録音技師:アンドレ・シャルラン?(記載なし), プロデューサー:不明, 1952年Les Discophiles Français - Henri Screpelによりコピーライト登録・同年Les Discophiles Français:DF 41(赤輪青地図内溝レーベル・当ジャケット入り)にて初リリース, これも同時期の形と思われプレスの機材違いと考えられる, こちらはDFなしの数字だけのタイプなので順序についての明確な言及を避けたい, この年代で盤質7は滅多にない, 驚くほど優雅な演奏, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:カペーQt.の第2Vnだったモーリス・エウィッツが指揮者となり、DF初期に結構な数の録音を残した。特にモーツァルトには見るべきものがある。このディヴェルティメントも、'50年代初頭のフランスにおけるモーツァルト演奏を窺い知る事ができる。まず明るさが全面に出ていて屈託がない。DECCA初期の10"等と比べても全く遜色がなく、一見大人しいが、そこにフランス的な優雅さがある。SP期からLP期になり、管弦楽曲も時間の制約なしに自由な表現ができるようになった。ディヴェルティメント15番変ロ長調K.287は、2hr /2vn/va/bsの6人編成の6楽章の曲。「第2ロドロン・セレナーデ」とも呼ばれる。ザルツブルクの世襲地方大臣エルンスト・フォン・ロドロン伯爵(当時61歳)の夫人マリア・アントニア(39歳)の依頼により、彼女の霊名の祝日のために作曲された。 モーツァルトは1777年10月の書簡の中で「まる付きのフィナール・ムジークを、これもそらで弾きました。 ザーレルン伯爵がどんなによろこばれたか、御想像いただけないでしょう。」と述べている。この2曲というのが、「ロドロン・セレナーデ K.247」とこの「第2ロドロン・セレナーデ K.287」である。同年10月4日に モーツァルト自身がヴァイオリンを弾いて初演を行った。これらディヴェルティメント ヘ長調は K.247、変ロ長調は K.287、そしてニ長調は K.334であり、モーツァルトはこれらをカッサシオンと呼んでいた。これはフランスで最も早い時期のLPである。時代を考えると穏やかな表情に驚かされる。現在でも全く通用するデリケートで素晴らしい演奏である。

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