商品コード:1366-016t[TELEFUNKEN] S.ゲスティ(s)/ モーツァルト:アリア集

[ 1366-016t ] Sylvia Geszty, Mozart, Staatskapelle Dresden, Otmar Suitner – Mozart-Konzertarien


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商品コード: 1366-016t

作品名:モーツァルト:コンサートアリア集/レチターティーヴォとロンド「わが憧れの希望よ、ああ、あなたはいかなる苦しみか知らない」 K.416, アリア「私は小心な恋人の愛など気にかけない」K.74b, アリア「あまたの苦難に会いて」 K.88 | レチタティーヴォとアリア「ベレニーチェにとヴォロジェーゾには昇る日の」K.70, アリア「岸辺近く願いぬ」 K.368, アリア 「いいえ、あなたにはできません」 K.419
演奏者:S.ゲスティ(s)O.スウィトナー指揮ドレスデンsk.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:TELEFUNKEN
レコード番号:SLT 43121
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】---青/黒Royal Sound Stereo内溝, グルーヴガード厚, 1970年頃製造分, 黒盤は存在せず
ジャケット:【ドイツでのオリジナル】---両面コートペラ
トピックス:1960年代にドレスデン・ルカ教会スタジオ( Studio Lukaskirche, Dresden)でのステレオ録音, 録音詳細不明, 1960年代後期にETERNAではテスト盤が作られたが何らかの理由で正規発売されなかった, 西ドイツ側では1970年にTELEFUNKEN:SLT 43121(当装丁)にて初リリース, これが唯一の正規発売LPとなった, 内容は非常に良い, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:S.ゲスティのモーツァルト・コンサートアリア集はドレスデンにて1960年代にETERNAで録音された。テスト盤が製造されたことまでは解かっているが、正規発売はされず、そのまま幻のLPとなってしまった。恐らくTELEFUNKEN=ETERNAの共同制作であったと思われ、TELEFUNKEN側では1970年にSLT 43121にて発売されたものが当盤である。時期的にTELEFUNKENに黒/銀Royal Sound Stereoレーベルは存在しない。歌手は特に器楽奏者と異なり、唯一無二の存在であり、代役がきかない音楽家である。別の歌手が同じ曲を歌っても全く別のものになってしまう。日本でも人気のコロラトゥーラ・ソプラノ、シルヴィア・ゲスティ(1934-2018)はハンガリー・ブダペスト生まれのソプラノ歌手。リスト音楽院で学び、1960年の「ロベルト・シューマン国際音楽コンクール」で3位に入賞、1961年に東独時代のベルリン国立歌劇場にデビュー、ベルリンのコーミッシェ・オーパーにデビューした。その後、ベルリンを中心に活動。オトマール・スウィトナー、クルト・マズアなどの東独の指揮者と数多く共演、録音を続けた。1970年、シュトゥットガルト歌劇場のメンバーとなったことで西側の歌劇場への出演が増え、ミュンヘンのバイエルン州立歌劇場を中心に、ハンブルク、パリ、ブリュッセル、モスクワ、アムステルダム、ロンドン、ブエノスアイレス、ロサンゼルス、ウィーンなどへ活躍の場を広げた。特に「魔笛」の夜の女王役は絶賛された。東側に何点か録音があり、そのどれもが素晴らしい。彼女の魅力がどのレーベルよりも煌びやかに表れている。コロラトゥーラ・ソプラノの妙技が味わえる高音質録音である。日本では特に人気が高い。ゲスティには特徴があり、響きを重視した歌唱法である。その響きは明るく、ハイ・ソプラノである。フォルテでは声がやや喉声気味になる点以外はスムースでコロラトゥーラだろう。ゲスティはこの響きを優先したため、発音の明瞭さを犠牲にしているというプロの指摘がある。しかしこの発音をもゲスティの個性と捉えればそれさえ魅力となるのである。この特徴を持つソプラノは少ない。そこがゲスティを唯一無二のソプラノ歌手としているのである。

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