作品名：後期フランス・ヴィオール音楽集/C.ドレ:組曲2番ハ短調-- Prélude, Lentement--Allemande, La Fière--Rondeau L' Amoureux, Gracieusement--Fantasie La Clausié, Légèrement Et À Petit Coups D' Archet--Sarabande--Les Amusements, Gracieusement--Tombeau, De Marais Le Père, Lentement--Rondeau La Weymar | A.フォルクレ:組曲3番ニ長調--La Ferrand, Vivement-- La Régente, Noblement Et Son Tenu--La Tronchin, Mouvement Aisé-- La Angrave, Très Vivement--La Du Vaucel, Très Tendrement-- La Eynaud, Fièrement--Chaconne, La Morangis Ou La Plissay, Mouvement De Chaconne

レーベルタイプ：【ベルギーでのオリジナル】---クリーム/茶, グルーヴガード厚, 1979年頃製造分Sonopressプレス

ジャケット：【ベルギーでのオリジナル】---見開両面コート

トピックス：1978年11月ベルギー・メルセン・聖ステファン教会(St. Stefanuskerk, Melsen)でのステレオ録音, 録音技師:Adelheid Glatt, プロデューサー:Andreas Glatt, 1979年頃AGLA p.v.b.a.によりコピーライト登録・同年ACCENT:ACC 7808(当装丁)にて初リリース, 使用楽器:ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ/作者不詳1750年頃、ティロル), シギスヴァルト・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ/R.オッセンブルンナー製), ロベルト・コーネン(チェンバロ/F.ハバード製、リュッカース/タスカン), 完全な古楽器による完全なピリオド奏法による演奏, 高音質録音のオーディオファイルLP!, ベルギーACCENTは自社で製造せずドイツEURODISCの工場でもあるプレス専門の会社・Sonopress GmbHの工場に委託していた(ベルギープレスは存在しない), 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細：「後期フランスのヴィオール音楽」と題されたガンバ作品集。演奏はクイケン兄弟。Vnの弟のシギスヴァルトとVcの兄ヴィーラントの2人がここではガンバを弾く。ヴィーラントは18世紀ティロル製(作者不詳)、シギスヴァルトはラインハルト・オッセンブルンナー製のコピーと思われる。コーネンがリュッカース・タスカンのコピー/F.ハバード製でチェンバロ伴奏。1978年11月の録音。作品はシャルル・ドレ(1735-55)とアントワーヌ・フォルクレ(1671-1745)の組曲を1曲ずつ。フレンチ・バロック最後の輝きだった。完全な古楽器による完全なピリオド奏法による演奏。高音質録音のオーディオファイルLP!ベルギーで独自路線の古楽録音で人気を博したACCENT RECORDSは今でもその人気が衰えることはない。音質の良さも特筆されよう。ベルギー古楽陣の名盤を擁するレーベルACCENTは1979年にドイツ人の楽器製作者アンドレアス・グラット、そして夫人のアーデルハイド・グラットによって設立された。クイケン三兄弟をはじめ、ユングヘーネル、ルネ・ヤーコプス、インマゼール、ロベルト・コーネンなどオリジナル楽器で演奏する、現代の古楽界を牽引する実力派たちの録音を次々とリリース。アンドレアス・グラットの録音は、楽器製作同様にベルギー各地の教会で、自然な響きの中で行われ、アナログ時代にはあの故長岡鉄男氏の絶賛した優秀録音を発表してきた。創立者アンドレアス・グラットは2013年に惜しくも67歳という若さでこの世を去った。ごく小人数で運営されたレーベルで、丁寧で小回りの効いた個性的レーベルだった。プレスの大半をEURODISCの工場でもあるプレス専門の会社・Sonopress GmbHの工場に委託していた為、ベルギープレスは存在しない。当時最高レベルの高音質録音であり、全てがオーディオファイルプレスといって過言ではない。

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