商品コード:1368-048b[COLUMBIA] A.ジョフロワ・ドゥショーム(cemb) / フランスCemb曲集 L.クープラン(10曲), シャンボニエール(6曲)

[ 1368-048b ] Antoine Geoffroy Dechaume, Louis Couperin, Jacques Champion de Chambonnières ‎– Oeuvres pour Clavecin


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商品コード: 1368-048b

作品名:フランスCemb曲集/L.クープラン(10曲)~Prélude En Fa Majeur, Allemande, Sarabande, Gaillarde, Gigue, Chacone, Le Tombeau De Mr. De Blancrocher, La Piémontaise-- | -- Prélude En La Mineur, シャンボニエール(6曲)~Pavane, Allemande, Courantes 1 Et 2, Sarabande, Gigue, Chacone
演奏者:A.ジョフロワ・ドゥショーム(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:SAXF 1055
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---紺/銀音符段なしStéréo, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:YLX 1194 21/YLX 1195 21, 1965年頃の製造分Pathéプレス
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---棒付薄手ボード(細目紙薄手・ツルツル表面), 小型金ステレオ・シールのコピー付き
トピックス:1964年頃ドイツ・トリーア音楽大学でのモノラル/ステレオ録音, 1965年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisiによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 1055/SAXF 1055(当装丁)にて初リリース, フランスのみのリリースと思われる, オーディオファイルLP・高音質録音, SAXFは後4枚程度で終了する最終期番号, 1966年頃リリース分からCCA 1055に番号変更される, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:フランスは、少なくとも英国より、チェンバロ(クラヴサン)音楽の盛んな国で、メーカーも多かった。作品は圧倒的にドイツ系が多かったにしても、演奏は、かなり盛んであったようだ。そんなクープラン他、フランスの作品を自然体でさらりと弾いてみせたような録音。シンプルな作りの一段鍵盤のようだ。録音はドイツのトリーア音楽大学。ピリオド奏法のスタイルではなく、古典作品を美しく再現したというタイプの録音。SAXFなので、リアルで硬質な本来の響き。仏のみ発売? チェンバロのアントワーヌ・ジョフロワ=ドゥショーム(1905- 2000)はパリ生まれの男性チェンバロ奏者。フランスの音楽学者、オルガン奏者でもある。音楽学者として彼は、「演奏方法と16世紀、17世紀、18世紀の作曲家による原曲への敬意の両面において、古楽の分野におけるフランスの先駆者」とみなされていた。彼の研究と著作、特に著書『古楽の秘密、あるいはその解釈の探求』 (1964年)は、1970年代にクラシック音楽界でフランス・バロック音楽への関心が再燃するきっかけとなったとされている。彼はフランス政府から レジオンドヌール勲章シュヴァリエを授与された。1923年から1931年までパリ音楽院で学び、ウジェーヌ・ジグー(オルガン)とジョルジュ・コサード(作曲)に師事した。1922年から1937年までノートルダム・ド・ポントワーズのオルガニストを務め、1937年から1939年までカーン大学(バス=ノルマンディー地方)で教鞭を執った。その後、ポワティエ地方音楽院に着任し、古楽グループとして高く評価されていたコレギウム・ムジカエ・アンティクエを率いた。1962年から引退するまで、パリ・スコラ・カントルムの教授を務めた。ジョフロワ=デゥショームは1960年代、バース国際音楽祭の専属チェンバロ奏者を務めた。同音楽祭では、ジャン=フィリップ・ラモー作曲の1733年のオペラ『イポリットとアリシー』の再演のために彼が作曲した楽譜が使用されたことで有名。また、BBCの放送、エクス=アン・プロヴァンス音楽祭やイングリッシュ・バッハ・フェスティバルでの公演、そしてフランス国立管弦楽団のコンサート用の楽曲も作曲している。この録音で使用された楽器名は明かされていないが、ドイツのトリーア音楽大学所蔵の古楽器と思われる。どこか鄙びた響きで渋い音色の楽器である。

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