商品コード:1368-004t[ELECTROLA] A.クリュイタンス/ ベートーヴェン:交響曲1番

[ 1368-004t ] Beethoven, André Cluytens, Berliner Philharmoniker – Symphonie N°1 en Ut Majeur, Op. 21


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商品コード: 1368-004t

作品名:ベートーヴェン:交響曲1番Op.21/--1.Adagio molto - Allegro con brio--2.Andante cantabile con moto-- | --3.Menuetto--4.Adagio - Allegro molto e vivace
演奏者:A.クリュイタンス指揮ベルリンpo.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:ELECTROLA
レコード番号:E 70385
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのモノラル・オリジナル】---赤白ニッパー内溝, フラット重量, 1959年頃の製造分
ジャケット:【ドイツでのモノラル・オリジナル】---両面半ツヤペラ, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル!】---1958年12月19日ベルリン・グリューネヴァルト教会でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, フランスでは1960年La Voix De Son Maître:FALP 684/ASDF 194→SAXF 684にて初リリース, ドイツでは1960年頃ELECTROLA:E 70385(当装丁)にて初リリースと思われる, 1961年頃ステレオ:STE 80539(白金輪ニッパー・グルーヴガード厚手)にて交響曲1番+8番の2曲入り12"で初リリース, これはドイツでの初年度リリース分の交響曲1番のモノラル・オリジナルと思われる, 当社入荷2度目の希少タイトル, フラット盤につき表面隆起の危険因子はないと思われるが100%ではない, ステレオは表面隆起の危険因子含むプレス, 1番は入荷の少ない希少タイトル, 全曲録音の一つ, ジャケットにあるWBLP 554は現実にはないと思われる, 英国ではALP/ASD未発売・1973年頃Classics For Pleasure(EMI):CFP 187で初リリース, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:クリュイタンスのベートーヴェン交響曲は英国神話が成立しない領域である。フランス語圏指揮者がドイツで行った録音ではHis Master's Voiceに意欲が湧かないのも理解できるが、当時耳のある関係者がHis Master's Voiceにいたならどれほどに素晴らしい演奏か気が付くはずである。天下のEMIグループが見逃したとは歴史的に見れば大きなビジネスチャンスを失ったことになる。シューリヒトのベートヴェン全集もHis Master's VoiceにはALP盤が存在しないことを考えると、クリュイタンス、シューリヒトという2大指揮者の名演を放置した英国最大手レーベルに面目はあるのだろうか?フルトヴェングラーだけあれば良しとしたのだろうか?これは1957-1960年のA.クリュイタンス指揮ベルリンpo.による全曲録音の一つである。カラヤンは1955年の時点でベルリンpo.の音楽監督に就任していたが、まだまだ自身の指揮でベートーヴェンの交響曲全集の録音には着手出来ずにいた。フルトヴェングラー以外を認めない古株の団員が大半を占めていたからだろう。そこでELECTROLAは一計を案じ、ベルリンpo.とは全く関係はないが世界的指揮者であるフランスのクリュイタンスを招き、ベルリンpo.初の一人指揮者によるベートーヴェンの交響曲全集を計画した。団員たちをもうこの世にいない君主を崇める夢から起こす狙いがあったのだろう。この作戦は上手くいき、歴史的にも大変素晴らしいベートーヴェンの交響曲全集が出来上がった。カラヤンはこの録音のあと1961-2年に初めて自分の指揮でベートーヴェンの交響曲全集を録音することが出来た。1番はマイナー作品ゆえにプレスが少なく希少!特に本拠地であるドイツ盤の入荷は少ない。1番はドイツではその曲の長さからモノラルは10"で発売され、数年後ステレオが1+8番の2曲入りで発売された。ステレオは表面隆起の危険因子を含むプレスの為、できればドイツ盤は避けた方が良い。モノラルはフラット盤なら問題ないと思われる。

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