商品コード:1369-051[UNICORN] E.フィッシャー(pf)/ ブラームス:Pf協奏曲2番

[ 1369-051 ] Brahms / Edwin Fischer, Wilhelm Furtwängler, The Berlin Philharmonic Orchestra – Piano Concerto No. 2


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商品コード: 1369-051

作品名:ブラームス:Pf協奏曲2番Op.83/--1.Allegro Non Troppo--2.Allegro Appassionato-- | --3.Andante--4.Allegretto Grazioso
演奏者:E.フィッシャー(pf)W.フルトヴェングラー指揮ベルリンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:UNICORN
レコード番号:UNI 102
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第3版】---赤/黒一角獣, グルーヴガード厚, Ⓟ1943, A-2/B-1, 1971年頃の製造分
ジャケット:【英国での第2版】---表コートペラ, ⓅⒸなし, フランス語リブレット付き
トピックス:1942年11月8-9日ベルリン・フィルハーモニーでのモノラル・ライヴ録音, マグネトフォン方式録音(RRGドイツ帝国放送ベルリン放送局保管音源)によるソ連軍接収音源, 自由ベルリン放送局会音源保有分, 旧ソ連では1962年MELODIYA:Д 09883(後期プレ・メロディアレーベル世代)にて初リリース, 英国では1968年Unicorn Records Ltdによりコピーライト登録・同年英UNICORN:UNIC 102(濃緑/銀レーベル・厚紙ジャケット入り)にて初リリース→1969年頃UNI 102(水色一角獣センター赤レーベル・文字共通デザイン表コート・ジャケット入り)に変更→1971年頃赤/黒一角獣レーベル・同ジャケット入り(当アイテム)→1975年頃赤/銀一角獣レーベル・写真デザイン・ジャケット入り---と変遷する, フランスでは年代不明でフルトヴェングラー協会:SWF 6901にて初リリース→SWF 6901 R(ブラームス・セット), 日本では1972年頃 日本コロムビア:DXM 108 UCにてリリース, LP発売は英国または英国とフランスが最初と思われる, LP以前のSPなどの発売はないので旧ソ連による接収音源と同じ戦時中放送用マグネトフォン方式によるモノラル・ライブ録音ではないかと思われる, 英国UNIC 102は過去に1度入荷しただけの激レア・プレスで高額(12.000円だった)・通常はUNI 102の水色ユニコーン赤センター・レーベルが初期盤として認識される

商品詳細:これは他のベートーヴェンの交響曲などと同様に1942年11月8-9日ベルリン・フィルハーモニーでのマグネトフォン方式によるモノラル・ライヴ録音である。終戦時にソ連軍がベルリンの旧RRG放送会館などから持ち去ったRRG(ドイツ帝国放送ベルリン放送局)録音の一つで最初のLPは1962年MELODIYA:Д 09883(後期プレ・メロディアレーベル世代)で発売された。西側では1968~9年頃英国UNICORNまたはフランスのフルトヴェングラー協会から発売された。MELODIYA盤の音質がもっとも良いと思われるが高額である。英UNICORN盤は安価であり音質も悪くない。但しプレスの種類が多いのでレーベルの世代と価格が適正であるか吟味する必要がある。勿論それはMELODIYAにも言える事である。UNICORNでは当初UNIC 102という番号で発売されたが当社では未入荷で、これは最初のロットのみの希少プレスである。通常は1969年に製造された「水色一角獣センター赤レーベル・文字共通デザイン表コート・ジャケット入り」が初期として誤りではない。その後2~3回はレーベルデザインが変更され再版されている。それだけ長期に亘って発売された重要な録音とみなされた録音であった。なんといってもフルトヴェングラーの戦時中録音である。それらは1950年代のウィーン録音とは次元が異なるフルトヴェングラー黄金期の演奏が聴ける貴重な録音である。これも、終戦時にソ連軍によって持ち去られ、MELODIYAから最初のLPが発売された音源の一つである。録音はドイツ帝国放送ベルリン放送局が行ったマグネトフォン方式録音である。マグネトフォンとはドイツの電機メーカー・AEGが開発、製造して第二次世界大戦後はテレフンケンのテープレコーダーのブランドとして使用された磁気テープによるテープレコーダーの一種である。マグネトフォンは第二次世界大戦中のドイツにおいて、プロパガンダに大いに活用され、アドルフ・ヒトラーの長大な演説の録音、放送に使用され、放送を聴いても生か録音か判断できず、総統の行動を秘匿するのに役立ったという。第二次世界大戦後はテレフンケンから従来の業務用に加え、家庭用の機種が開発、販売され、マグネトフォンの名称はテープレコーダーのブランドとして使用される。この録音は戦時中の録音であり、極度にロマンティック且つ緊張感に富んだE.フィッシャーの円熟期の演奏である。フルトヴェングラーの燃えるようなオケに呼応してフィッシャーもスタジオ録音ではあり得ないようなパッションを注ぎ込んだ名演である。ライヴ録音の妙味が味わえる一回限りのインパクトがここにある!

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