商品コード:1369-050b[UNICORN] G.クーレンカンプ(vn)/ シベリウス:Vn協奏曲

[ 1369-050b ] Sibelius, Georg Kulenkampff, The Berlin Philharmonic Orchestra, Furtwängler – Violin Concerto (Recorded 1943)


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商品コード: 1369-050b

作品名:シベリウス:Vn協奏曲Op.47-- 1.Allegro Moderato-- | --2.Adagio Di Molto--3.Allegro
演奏者:G.クーレンカンプ(vn)W.フルトヴェングラー指揮ベルリンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:UNICORN
レコード番号:UNI 107
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 小さな剥がれあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第3版】---赤/黒一角獣, グルーヴガード厚, Ⓟ1943, A-1/B, 1971年頃の製造分
ジャケット:【英国での第2版】---表コートペラ, ⓅⒸなし
トピックス:1943年2月7・8日ベルリン・フィルハーモニーでのモノラル・ライヴ録音, マグネトフォン方式録音と思われる, 英国フルトヴェングラー協会保有音源, 英国では1968年Unicorn Records Ltdによりコピーライト登録・同年英UNICORN:UNIC 107(濃緑/銀レーベル・厚紙ジャケット入り)にて初リリース→1969年頃UNI 107(水色一角獣センター赤レーベル・当ジャケット入り)にて再リリース→1971年頃赤/銀レーベル(当アイテム)---と変遷する, フランスでは年代不明でフルトヴェングラー協会:SWF 8601/8604(2枚組)にて初リリース, 日本では1972年頃 日本Unicorn Records:UNIC-107にて初リリース, 日コロムビア:DXM 112でもリリース, LP発売は英国または英国とフランスが最初と思われる, LP以前のSPなどの発売はないので旧ソ連による接収音源と同じ戦時中放送用マグネトフォン方式によるモノラル・ライブ録音ではないかと思われる, 英国UNIC 107は過去に1度入荷しただけの激レア・プレスで高額(12.000円だった)・通常はUNI 107の水色ユニコーン赤センター・レーベルが初期盤として認識される

商品詳細:1943年2月7/8日ベルリンでの録音、SP発売無し。LP初出は英UNICORN:UNI 107。当の西独では発売されず、ETERNA 824 764(擬似ステ)、仏協会SWF 8601-4、日Col DXM 112。録音に多少の不備が? 実際、部分的に音が瞬間的に途切れる所が多々あるが、全体の音質は良く、こもった音ではない、唯一の録音!クーレンカンプの芸格の高さが窺える。LP以前のSPなどの発売はないので旧ソ連による接収音源と同じ戦時中放送用マグネトフォン方式によるモノラル・ライブ録音ではないかと思われる。フルトヴェングラーの演奏にしてはオーケストラがあまり主張せずにソリストを引き立てているようである。ゲオルグ・クーレンカンプ(1898~1948)は言わずと知れた往年のドイツの名ヴァイオリニストであり、戦前、フルトヴェングラー、ベーム、カラヤンなどと同様にナチス・ドイツに留まって演奏活動を行い、ことにシューマンのヴァイオリン協奏曲の世界初演、世界初録音を行っている。ナチスに迎合していた訳ではないが、フリッツ・クライスラーやブロニスラフ・フーベルマン、カール・フレッシュやアドルフ・ブッシュなどはドイツを去ったがクーレンカンプはドイツに留まった為、ナチス協力者ではないかと疑いを持たれたが、ナチスへの反抗を貫いた。1935年にはユダヤ人作曲家であるフェリックス・メンデルスゾーン作曲のヴァイオリン協奏曲をベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と演奏したことで時の政府から抗議を受けている。シベリウス:Vn協奏曲は1943年のこの1回出である。意外なほど良い音質でオケはやや平坦だがVnソロはモノラル録音と同等レベル。なんといってもクーレンカンプのソロがロマンティックで随所に現われるポルタメントを駆使して盛上る名演である。オケも流石にフルトヴェングラーだけあり濃密さは尋常ではない。2人の巨匠の共演が見事に高い効果を生んだ歴史的名演で間違いない。

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