作品名：ドヴォルザーク:Vc協奏曲Op.104/第1楽章 Allegro-- | --第2楽章 Adagio ma non troppo--第3楽章 Allegro moderato

レーベルタイプ：【アルゼンチンでのオリジナル】---黄/レインボー浅中溝, グルーヴガード厚, 1972年頃製造分

ジャケット：【アルゼンチンでのオリジナル】---両面コートペラ

トピックス：1968年3月のチェコでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1968年Deutsche Grammophon Gesellschaftによりコピーライト登録・同年139 392 SLPM(MIGレーベル)で初リリース→1970年代中期にHELIODOR:2548 134で再版された, オランダ/オーストリアなどでは1972年頃POLYPHON:2542 013(金/レインボー2本線土手レーベル)にて初リリース, POLYPHONはDGGのグループレーベルでこれはドイツのカッティングマスターを使ったアルゼンチン・プレス, アルゼンチンではこれが初出となる, 初出の139 392 SLPMは5万円以上すると思われる(過去に1度入荷したのみ), POLYPHONはドイツのレーベルだが音源の海外供給が多かった, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細：ドイツ人女性チェロ奏者アニア・タウアー(1945-1973)。美貌の若手女性チェロ奏者でドイツ・グラモフォンに僅か2枚のLPを残して、これからという28歳の若さで自ら命を絶ったという話が彼女をいつの間にか悲劇のヒロインに仕立てたらしい。自殺の原因は一説によれば、不倫の末に自殺したというショッキングな事件だったらしい。2枚しか録音が無いわけで2枚で終わりのコレクション。但しもう1枚のレーガー:無伴奏チェロ組曲第3番/フランセ:チェロとピアノのための幻想曲(138 990 SLPM/003 206)は当社でも1度入荷しただけの希少盤。このドヴォルザーク:Vc協奏曲の再版は比較的入手できる。但しオリジナルの139 392 SLPMは希少で高額となる。再版のHELIODORまたはこのPOLYPHONでも、今やほぼ伝説となった彼女の芸風を知るのに不足はない。1968年3月のチェコ録音。タウアーのソロは、女性とは思えぬほどに力強く弾かれている。またデュ・プレと近い年齢ながら、まったく異なる狂おしい程情熱的なスタイルが伝説化!!オリジナルには敵わないがこの盤でも十分満足できる音質である。POLYPHONは1970年代に設立した Deutsche Grammophon-Aktiengesellschaftを親会社とするレーベルでHELIODORとは別系統でDGGの再版を出していた。ドイツ・ベルリンに本社を持つが国内より音源輸出に力を入れていた。その為、DGGレーベルの生産ができない第3国への供給が多かった。オランダ、オーストリア、北欧、南米各国へのDGG音源輸出が多かったので、それぞれの国にPOLYPHONレーベルが存在する。今回は珍しくアルゼンチンで発売された分が入荷したが、DGGで製造されたマスターを使った当該国プレスで音質は安定している。

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