商品コード:1369-016[VOX] J.ミヒャエルス(cl)/エンドレスQt./ モーツァルト:Cl協奏曲K.622, Cl五重奏曲K.581

[ 1369-016 ] Endres Quartet / Jost Michaels – Mozart; Clarinet Concerto


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商品コード: 1369-016

作品名:モーツァルト:Cl協奏曲K.622 | Cl五重奏曲K.581
演奏者:J.ミヒャエルス(cl)H.ライヒェルト指揮ヴェストファーレンso. ---(K.622), エンドレスQt.---(K.581)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:VOX
レコード番号:GBY 11110
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面3時に微かに6+18回出るスレ
レーベルタイプ:【英国でのモノラル・オリジナル】---紺/銀中溝, グルーヴガード厚手, (P)1960, 1960年頃の製造分(DECCAプレス)
ジャケット:【英国でのモノラル・オリジナル・タイプ】---折返表コートペラ, ⓅⒸ1966
トピックス:1958年頃ドイツ・ヴェストファーレン州・レックリングハウゼン?でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 米国では1958年Vox Productions, Incによりコピーライト登録・同年VOXからモノラル:PL 11110(艶消黒/銀中浅溝レーベル)にて初リリース, ステレオ: STPL 511110(紫/銀スピーカーレーベル)にて初リリース, 英国では1960年頃英VOXからモノラル:GBY 11110(当装丁)にて初リリースと思われる, ジャケットⒸは1966だがⒸ1960が存在するか不明, 英国でステレオが発売されたか不明, フランスでは1960年頃仏VOXからモノラル:GBY 11110(紺/銀厚レーベル)にて初リリース・フランス発売分は仏PHILIPSプレスの場合と米VOXプレスの2種があり何方もフランス・ジャケットに入る, 英国プレスはDECCAが行った・ルディ・ヴァン・ゲルダーのカッティングマスターを示すRVG刻印はない

商品詳細:クラリネット奏者のヨスト・ミヒャエルスは1922年独ハンブルク生まれ。ピアニストであった母親、イルゼフロム・ミヒャエルス(1888-1986)から音楽の手ほどきを受け、ピアニストとしてもプロ級の腕を持つ。ゲッティンゲン市立オケでデビュー。1945-50年まで北西ドイツ放送o.の首席Cl奏者だった。これは1958年頃、ドイツでの録音。Cl協とK.581という理想的組み合わせ。木管の音は流麗で、自然な音色。デリカシーのある表現は、とても良い!この録音は米国VOXが音源保有するが欧州各国から出ている。王道のカップリンであり、この2曲の録音は確かに多い。クラリネット奏者の特徴がはっきり出るカップリンである。ミヒャエルスの音は僅かに硬めの音色だが発音はスムースで全体に温かみを感じる。日本をはじめ、1970年代以降の西側ではベーム式のクラリネットが普通であったが、ドイツやオーストリーではベーム式とは根本的に異なるエーラー式というクラリネットが普及していたらしい。ドイツやウィーン系の有名なクラリネット奏者たち、レオポルド・ウラッハ、アルフレート・プリンツ、ハインリッヒ・ゴイザー、ヨースト・ミヒャエルス、カール・ライスター達は、何と全員がエーラー式のクラリネットを愛用している。エーラー式の魅力は、全音域にわたるムラのない響きと吹き心地であり、高音域における落ち着いた音色が特徴らしい。実際日本でクラリネットを演奏する人々にとって自身やメンバーが出す音と、往年の名盤から出てくるクラリネットの音の違いが指摘されている。ヨスト・ミヒャエルスも間違いなくエーラー式の名手であろう。ピアニッシモの美しさはこのエーラー式ならではらしい。クラリネットは多くの大作曲家に愛された木管楽器なのである。中でもモーツァルトは2曲の名作を残してくれた。特にK.581の出だしにおける、ふくよかな音色は目を見張る特徴である。バックのドイツ伝統のスタイルを受け継ぐエンドレスQt.である。悪かろうはずもなく、希少盤ではないが、当LPは安価でありながらエーラー式クラリネットの醍醐味を余すことなく見せてくれるLPといえる。

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