商品コード:1370-051n[DECCA] C.アバド / ベートーヴェン:交響曲7番, プロメテウスの創造物~序曲

[ 1370-051n ] Beethoven, Vienna Philharmonic, Claudio Abbado


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商品コード: 1370-051n

作品名:ベートーヴェン:交響曲7番Op.72--1. Poco Sostenuto - Vivace-- 2. Allegretto-- | --3. Presto - Assai Meno Presto--4. Allegro Con Brio, バレエ音楽「プロメテウスの創造物」Op.43~序曲
演奏者:C.アバド指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6270
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 10時に数字シールとラミネート浮きとシワあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版】---大デッカ溝なしED3, スタンパー/マトリクス:ZAL-7429-2W/ZAL-7430-3W, 1969年頃の製造分
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, 折返ジャケット存在せず
トピックス:1966年4月27日・5月3日ウィーン・the Sofiensaal, Vienna・でのステレオ録音, 録音技師:Gordon Parry, プロデューサー: Ray Minshull, 編集/カッティングマスター:Harry Fisher(W), 1967年The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年DECCA:SXL 6270(大デッカ溝ED2レーベル・当ジャケット入り)にて初リリース→1969年頃大デッカ溝なしED3レーベル・当ジャケット入り(当アイテム)に変更される, これはアバドのDECCA録音が始まった1967年発売分の2枚の一つ(もう1枚はプロコフィエフ:組曲「ロメオとジュリエット」他), オーディオファイルLP, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:非常にプレスの少ないアバドのSXLナンバーである。アバドなんてと侮ると損をする。SXLでの録音は特別!あまりの音の良さにびっくりした。本当にアバトかと疑いたくなるほどの良い演奏と音質だ。オーディオファイルの名に恥じない録音。演奏も、想像を遥かに超える見事さ。第一級の仕上がり。若さが爆発した情熱的な演奏に、先入観の恐ろしさを改めて感じた。録音技術と演奏があるレベルを超えると、信じられないほどの高品質LPが出来る。希少!アバドの2枚あるDECCAデビュー録音の一つでもう1枚は同1967年発売のプロコフィエフ:組曲「ロメオとジュリエット」他であった。番号はプロコフィエフの方が後であり、厳密な意味では当ベートーヴェン:交響曲7番がDECCAにおける初リリースLPである。アバドは1970年代までDECCAに録音を行ったが、当LP発売と同じ1967年後期にはDGGとも契約を果たし、アルゲリッチとの共演でラヴェル/プロコフィエフの協奏曲集を発売し、翌1968年からはDGGが中心となってゆく。この1967年という年はアバドの躍進の始まった年であり、記念すべきDECCAへの第1弾がベートーヴェン:交響曲7番という選曲は将来を期待された証だろう。すぐあと、ロンドンでプロコフィエフやメンデルスゾーン、ウィーンではブルックナーの1番など怒涛の勢いで録音し、活躍が始まる。1972年には同じくウィーンpo.と8番もリリースしている。7番の録音時アバドはまだ33歳と若手指揮者をなめてかかるウィーンpo.をしっかりと鳴らしている手腕は特筆すべきものだろう。遅めのテンポで提示したテーマは堂々たるもので、同じ頃ベートーヴェン:交響曲全集に着手したイッセルシュテットにも引けをとらない立派な演奏!1986年には、ウィーン国立歌劇場音楽監督に就任しDGGにデジタルでウィーン・フィルとライヴ収録したベートーヴェンの交響曲全曲シリーズもある。7番は2001年までに4回録音があり、これが最初の録音となった。パンチを効かし「さあどうだ」とでも言いたげな若いエネルギーの発露が何ともウキウキした気分にさせてくれる。

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