作品名：シューベルト:Pf五重奏曲Op.114 D.667「鱒」--1.Allegro Vivace--2.Andante--3.Scherzo (Presto - Trio)-- | --4.Theme: Andantino (Vars. I - V)-- 5.Finale (Allegro Giusto)

レーベルタイプ：【英国でのステレオ・オリジナル】---紫/銀スピーカー外溝, 6時にMade in England, 厚手(グルーヴガード以前の厚手盤), スタンパー/マトリクス:A/B(DECCAマスター), 1958年頃製造分英DECCAプレス

ジャケット：【英国でのステレオ・オリジナル】---折返両面表コートペラ, 2時に〇etereo 〇VOX, ⓅなしⒸ1958

トピックス：【入荷2度目の希少タイトル!】---1958年またはそれ以前のドイツ・シュトゥットガルトでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 編集/カッティングマスター:Dr. R. Van Gelder(ルディ・ヴァンゲルダー), 米国では1958年頃Vox Productions, Inc.;によりコピーライト登録・同年VOX:PL 10890(黒/銀中溝レーベル・グルーヴガード厚手盤・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 同年ステレオ:STPL 10890(とプ装丁)にて初リリース, これは米国での初年度リリース分ステレオ・オリジナル, ドイツ以外欧州プレスは存在しない可能性が高い(有っても米国盤入り), フランスでは未発売と思われる, ドイツでは独PARNASS:STPL 10890(青/銀GG・VPXロゴ付き)にて初リリース, シューベルト:弦楽四重奏曲全集VBX 4-6には含まれない, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細：エンドレスQt.はバルヒェットQt.の後継団体。1962年バルヒェットQt.のリーダーであったR.バルヒェットが亡くなったことで、一時第2Vnだった事もあるハインツ・エンドレスがリーダーとなり他のメンバーを率いた。そこで名称もエンドレスQt.に変更した。レーベルもそのまま継承してVOXにバルヒェットQt.時代に録音が叶わなかったシューベルトの弦楽四重奏曲全集の全曲録音を開始した。どうしてもバルヒェットQt.が優先で残った曲をエンドレスQt.が受け持ったという印象が強い。従って、シューベルトはエンドレスQt.の担当となったが、今、21世紀的な観点で眺めると、エンドレスQt.の四重奏団の能力はバルヒェットQt.以上のものがあるのではと思える。1960年前後という時期に於いて、これだけ瑞々しくも味わい深いシューベルトはそう多くない!もしバルヒェットQt.が録音していたならもっと厳格で渋みの強い演奏になっていたことは間違いない。この録音を聴いた誰もがエンドレスQt.で良かったと思われるに違いない。弦楽四重奏曲全集はVBX 4-6で全集化され計9枚のLPで発売。そこにPf五重奏曲「鱒」は含まれない。但し1958年に録音された弦楽五重奏曲Op.163は全集に含まれた。シューベルト「鱒」は御存じの通り、弦楽四重奏団から第2Vnが抜けた3人にピアノとコントラバスが参加した5人で演奏される。ここでも同様で、ピアノにはなんと指揮者で知られるロルフ・ラインハルトがピアノ担当で参加している。自身の後輩たちに敬意を表しての友情出演さながらか? 欧州盤がほぼないに等しい為、米国ステレオ盤は貴重といえる!

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