商品コード:1371-056[VOX] A.ロザンド(vn)/ ベートーヴェン:Vnソナタ全集Vol.2/Vnソナタ7~9番 他

[ 1371-056 ] Beethoven, Aaron Rosand, Eileen Flissler – Sonatas For Violin And Piano Volume II


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商品コード: 1371-056

作品名:ベートーヴェン:Vnソナタ全集-2/Vnソナタ7番Op.30-2, モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』の「伯爵様が踊るなら」の主題による12の変奏曲WoO.40, VnとPfのためのロンド ト長調WoO.41, VnとPfのための6つのドイツ舞曲WoO.42| Vnソナタ8番Op.30-3, Vnソナタ10番Op.96 | Vnソナタ9番Op.47「クロイツェル」
演奏者:A.ロザンド(vn)E.フリスラー(pf)
プレス国:米国, U.S.A.
レーベル:VOX
レコード番号:SVBX 518
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records in box
評価/レコード:7/6 : ORTFのパンチ穴と書き込みあり, どれも軽度の難・7でも問題ないレベル
評価/ジャケット:A : 小さな書き込みあり
キズ情報:第1面3時に小4回出る点, 第3面7時に微かに3回出る凸, 第4面12時に極小4回出る凸, 第5面9時に極小10回出る点, 第6面2時に極小~小7回程出る点, 微か~極小で数回出る凸が複数あり→6
レーベルタイプ:【米国でのステレオ・オリジナル(フランス発売分)】---紫/銀玉中溝, 6時にMade in USA, グルーヴガード厚手重量, スタンパー/マトリクス:A/B---以降省略, 1960年頃製造分(ステレオ最古), 単品番号存在せず, フランスプレスは存在せず(仏箱に米国盤が入る), オートマチック・カップリング
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル(米国盤入り)】---外周5面黒クロス紙表紙箱, 横長ステレオ金シール付, 英語リブレットのコピー付き, ⓅⒸなし
トピックス:1959年頃米国でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 米国では1960年頃Vox Productions, Inc.によりコピーライト登録・同年VOX~モノラル:VBX 18(アズキ/銀中溝レーベル・グルーヴガード厚手重量盤・米国製VOX-BOX箱入り)にて初リリース, 1961年ステレオ:SVBX 518(紫/銀スピーカーレーベル・グルーヴガード厚手重量盤・米国製VOX-BOX箱入り)にて初リリース, これは1960年頃のフランスでのステレオ発売分でフランス製の箱に米国盤が入る(これが正常でフランスプレスは存在しない・モノラルも同様), これはフランスでの初年度リリース分ステレオ・オリジナル, 英国/ドイツを含め欧州プレスは存在しないと思われる, 使用楽器はグァルネリ・ジェス, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:アーロン・ロザンド( 1927- 2019)は米国インディアナ州ハモンドの生まれ。両親はそれぞれポーランドおよびロシアからの移民であった。10歳でフレデリック・ストックの指揮するシカゴ交響楽団とフェリックス・メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏して注目を集め、1940年からシカゴ音楽大学のレオン・サメティーニの下で研鑽を積んだ。1944年にカーティス音楽院に転学してエフレム・ジンバリストに師事し、1948年にニューヨークでデビューを果たした。1958年にはカーネギー・ホールで初リサイタルを開き、1960年にレナード・バーンスタイン指揮のニューヨーク・フィルハーモニックでソロデビューした。演奏活動の傍らで、1981年から母校のカーティス音楽院、1986年からマネス音楽学校のそれぞれで教鞭を執るようになり、ザルツブルクやニースなどの夏期講習の講師や世界各地の国際コンクールの審査員として数多く招聘された。1950年代から1741年製のグァルネリ・デル・ジェス「エクス・コハンスキ」を使用していたが、2009年に77年間の演奏活動から退いたときに1000万ドルでロシアの富豪に売却し、うち150万ドルを母校のカーティス音楽院に寄付した。2019年5月、教職からの引退を発表し、カーティス音楽院から名誉博士号を授与された。2019年7月9日、肺炎によりニューヨーク州で92歳で死去した。晩年は来日も多く、日本でも人気の高いヴァイオリン奏者だった。録音の大半がVOXで、ギトリス、バルヒェット、ラウネンバッハーらとの人気を分け合った大物ソリストである。スタイルはフランコ=ベルギー楽派とロシア楽派の双方の流れを汲む。ナタン・ミルシテインやヘンリク・シェリングらの支援により19世紀ロマン派の音楽に関して豊かな見識を持っていたロザンドに目を留めたのがVOXレーベルで、VOXと契約したことで名声を得る。ロザンドが最も敬愛していたのはドイツ/オーストリア音楽で、1961年にはベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集をVOXに録音している。ふんだんに19世紀風の技巧を駆使した演奏で古典的な美意識と弦楽の持つ魅力を最大限に生かしたストイックな姿勢が聴く者の心を打つ真摯な演奏である。この人のVnは芯のある豊かで鈴の音のような音色が宝石のようにキラキラと空間に撒き散らされたような気分だ。生涯のある時期だけに与えられた宝物のような音色を楽しんでいただきたい。米プレスのみと思われる。欧州プレスが存在しないので米国盤は貴重となる!

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